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「少年野球という病」電子書籍化決定!
かっこいい野球選手に憧れて、地元の野球チームに入った。
ユニフォームを初めて着た日、嬉しくて嬉しくて飛び跳ねた。
練習が終わっても、もっともっと野球がやりたかった。
暗くなるまで・・・と約束したのに、暗くなってもまだ帰りたくなかった・・・。
ーーーそんな子どもがある時、野球を嫌いになる。
いや、野球は好きだ。
野球は好きなのに、チームの活動には行きたくない。つまらない。
---理由?
そんなの、決まってるじゃないか。
「少年野球という病」に冒された大人たちが、そこにいるからだ。
「わが子をレギュラーにするため」
「勝つため」
「自分の居場所を守るため」
それぞれの目的とプライドのために、大人たちは策を練り、密かに動く。笑顔の下で互いを陥れようと企てる。
ひとつの出来事が、次の出来事を引き起こす。
それらは全て、衝撃のラストへの伏線となる…!
ーーー「少年野球という病」におかされた真犯人を、あなたは責めることができますか?
長編小説「少年野球という病」はミステリーに分類されるエンタメ小説だ。
犯人は誰か、動機は何か・・・?
そうやって、普通のミステリー小説として読んで欲しい。
もちろん、野球に詳しくない人でも問題なく読み進められる。
野球に関する部分をサッカーやミニバス、バレエ教室やダンス教室に置き換えて読むこともできる。
小・中学生にはちょっと難しいだろうが、高校生以上なら、登場人物の中に自分を重ねられる人物が必ずひとりはいるだろう。
自分が子どもだったころを思い出して読んでもいい。
親の立場で読んでもいい。
指導者、さらには、野球チームの活動に迷惑を被っている隣人の立場で読んでもいい。
「分かる分かる!」
「そうそう!」
「あー!そう来たか!」
そうやって普通に楽しんでいただきたい。
でも読み終えたとき、多くの読者はきっと気づいてくれるはずだ。
これはフィクションであってフィクションではない、と。
私が描いた「事件」は紛れもなく、あなたの側で実際に起きている・・・・・・
そして明日起きても、決して不思議ではない出来事だと。
【お知らせ】
「少年野球という病」は、電子書籍としてリリースされることが決定いたしました。
また、朗読動画として(上)を無料配信予定です。12月を予定しています。
進捗状況はまた随時更新いたします。