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「少年野球という病」をサクッと解説
2025年が始まりました!
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
【朗読】「少年野球という病」ももうすぐ完結です。朗読動画は(上)部分だけになりますので、続きは電子書籍でということになります。
ハッキリ言って視聴回数は全然伸びていませんが、まぁ仕方ない(涙)。普段の名前を使わずに「内野ライト」で通してますしね。ここからが本番だ!と自分に喝をいれてます!
こういう時「このミステリーがすごい!2024」でいただいた講評が背中を押してくれますね(審査員の方に本当に感謝です)!
さて今回は、全17話となる朗読動画をネタバレなしでサクッと解説しようと思います。
「少年野球という病(上)」は「学童野球少年野球をとりまく大人たちの物語」です。
本当に悪い奴は確かに存在するかもしれないけれど、ではその「本当に悪い奴」はなぜ生き延びて、大手を振って歩いているのか?なぜ周囲の人間は従うのか?止められないのか?……現在のフジテレビ問題に通じるところがあると思います。というか……昨今世間を騒がず大問題は大体この構図ですよね。
「少年野球という病」では問答無用の悪人として「守谷監督」が描かれます。そして彼が8年間も監督を務めることができた理由が作中で紐解かれていきます。
反発しながらも従わざる終えなかった親子、無関係を装うことで身を守ろうとした関係者……彼らの言動とその背景に順番にスポットが当てられていき、最後に「戦うステージにさえ立たせてもらえなかった」人物にスポットが当てられます。
「咲子」と名乗る女性の主張がクライマックスとなりますが、それを聞いてあなたは何を感じるか。共感?怒り?反省?……「そうは言っても現実ってのはこんなもんでしょ?」というあきらめ?
朗読を17話聞くのもめんどくさい!という方は、どうぞ14話以降をご視聴ください。14話がクライマックスで、そこから先は特に謎解きミステリー仕様です。
野球関係者の方もそうでない方も、どうぞ気楽にご視聴ください。