
【書籍紹介】最強プロ雀士は論理で不運を克服していた!「なぜロジカルな人はメンタルが強いのか?」
電車が止まって大事な会議に遅刻した
資料にミスがあり、ブチギレられた
こういう、「不運」や「ミス」で失敗したこと、ありませんか?
ベースさんは一度、目覚ましの電池が切れて会議に遅刻したことがあります(笑)
こんなとき、わたしたちは落ち込んじゃいますよね。。。
でも、そんな「不運」や「ミス」と付き合い続けるプロがいます。
そう、麻雀プロです!
麻雀は数年前に、あのサイバーエージェントの社長、藤田晋さん肝入りのプロリーグがABEMAで立ち上がり、注目をあびているゲームです。
そのゲーム性から完全に運に左右されるという誤解もありますが、実は数学的な損得がある程度決まるゲームです。
とはいえ、やはり運も絡むゲーム。数学的に得な選択をし続けても、「不運」に見舞われるし、些細なミスで大敗することもあります。
本日紹介する本は、そんな「理論」と「運」の間で生き続ける麻雀のプロ選手、しかも、その中でも最強と名高い小林剛プロの著書、「なぜロジカルな人はメンタルが強いのか?」です!
(楽天ブックスのリンクはこちら)
「いや、俺麻雀しないから関係ないし。。。」と思ったそこのあなた!
この本はビジネス書です!趣旨としては、イチロー選手の語録がビジネ書として出版されるのに近いです。
小林剛プロは麻雀プロの大会で数々のタイトルをとっている選手です。麻雀の普及活動やマナー、その他些細な面など、麻雀の強さ以外の大事なところでも細やかな心配りをされているところが、ベースさんが尊敬しているポイントです。
そんな小林剛プロは不運やミスがあっても顔色ひとつ変えない、「ロボ」の異名を持つ鋼のメンタルの持ち主です。試合で不運に見舞われても、ミスで負けてしまっても「そんなこともありますよね(笑)」と笑っています。
この本では、小林剛プロの「不運」や「ミス」と「向き合う」思考法が、わかりやすく書かれいています!
この本からは、ちまたでよく聞く、「不運」や「ミス」が起きたらリフレッシュしようなどという、「逃げ」の思考が完全に排除されている点です!
すぐ逃げだすベースさんは、この本を読んで、自分の意識の低さを痛感しました。。。だからこそ、勉強になることもいっぱいあったし、ぜひみなさんにも読んでいただきたいなと思いました。
とはいえ、わたしたち現代人は時間がありません。。。
そこで、この記事では例によって、ベースさん的ポイントを3つに絞って紹介します!
最強雀士の思考法を一緒に勉強して、ビジネスマンとして一緒に成長しませんか?
ベースさん的ポイント1:人生は偶然のゲームだからこそ、最善の選択をしつづける
まず大前提として、人生は「いいこと」と「わるいこと」が、偶然おこりつづけるものです。
「今日はついてるから、一発賭けてみよう」とか「ついてないから諦めよう」とか、こういう思考には意味がありません。前におきた偶然は次の偶然に影響しないのですから。
大事なのは、「いいこと」が起きやすい選択をつづけることと、小林剛プロはいっています。
「でも、いい選択をしても、「わるいこと」がおきたら心が折れるじゃん!」と思ったそこのあなた!ベースさんも気持ちがめっちゃわかります!
小林剛プロがいうには、「論理的に考えれば、いい選択をしても、結果的に損するのはあたりまえ。続けることで長期的に得になる。」とのことです。
そもそも、80%得する選択をしても、20%は損するんです。選択の回数が1回だと、当然、不運で損になることもあります。でも、100回いい選択を繰り返せば、80%は「いいこと」がおき、トータルとしてプラスになる、ということです。
ベースさん的ポイント2:選択の理由を自問し続けろ
結果がよかったら見直しをしないこと、ありませんか?
ベースさんはうまくいったんだからOKでしょ!と楽天的に考えてしまいます(笑)
でも、小林剛プロは、必ず見直すべきと言っています。
「自分の選択がいい選択だったか?」は結果では測れないのです。
プロセスにわるい選択があっても、偶然よい方向に転んで結果がでただけの可能性があるからです。
先にも書きましたが、「いい選択」をし続けて、長期的に「わるいこと」より「いいこと」を増やすことが大事です!
なので、結果にとらわれず、つねに選択の理由を問い続け、わるい選択があったら修正をしつづける必要があるのです。
ベースさん的ポイント3:ミスした直後の思考が大事
小林剛プロがいうには、ミスは必ずしてしまうのだから、ミスをしたあとの思考が大事とのことです。
小林剛プロは、ミスしても笑っておわるようにしているそうです(笑)
ミスはでてしまうものなのに、いちいち動揺していてはキリがないし、動揺によって次の瞬間にいい選択ができない方が問題です。
そもそも「ミスで動揺するのは、自分を過大評価しているから」だそうです。
冷静に考えると、「自分をミスしない人間だ」と思うこと自体、おこがましい考え方ですよね(笑)
まとめ
今回は、最強麻雀プロ、小林剛プロの「なぜロジカルな人はメンタルが強いのか?」を紹介しました!ベースさん的ポイントは3つです。
・人生は偶然のゲームだからこそ、最善の選択をしつづける
・選択の理由を自問し続けろ
・ミスした直後の思考が大事
ビジネスマンは毎日がテスト。ミスしようが不運が起きようが、メンタルを崩さず結果を出し続けなくてはなりません。本書を読んで、少しでもいい選択をし続ける方法を身につけませんか?
============
書籍リンク(Amazon・楽天)
楽天ブックス:https://a.r10.to/hajcji