デート直前の上司からの進捗確認!必要なのはフェルミ推定だった!〜回答作成③〜

これまでのあらすじ

ゆみちゃんとのデートに向けて定時ダッシュしようとしたら、進捗確認で呼び止められたベースさん。上司を納得させて、5分以内にデートに行くために、まずはタスクの進め方を話して様子見をし、質問が出たら進め方のリスクを話す方針を立てました。

今回は、具体的な回答を作っていきます。

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具体的な回答

余計なやり取りを減らすことが進捗確認を即終わらせることにつながります(前回記事参照)。前回の考察で、回答する内容は最適化されていますが、さらに以下3ケースでやり取りの回数が増える可能性があります。

A)上司が説明を理解できず、質問される
B)サボっている感じになってしまい、怒らせてしまう
C)回答の不十分な点の改善方法を、上司がその場で考え始めてしまう

これらが起きないよう、注意しながら回答を作成します。

◼️タスクの進め方
「まだタスクに着手できてないのですが、タスクは大きくA、B、Cの3ステップで進めようと考えています。どれも半日で作業完了できると思うので、来週水曜のチェックポイントでは結果を報告できます。」

メインで話すことはタスクの進め方です。タスクの進め方は上司が理解しやすいよう、要素に分解して順に説明します。

タスクの説明で補足的に必要な、現状や、次のチェックポイントは、質問が出ないようさらっと触れる程度に留めます。

なお、タスクの進め方を考えてない場合もあると思います。この場合、その場で少し考えて、進め方の一部だけでも回答した上で、残りは今後考えると伝えます。以下の感じですかね。

「とりあえず、AとBだけ進めて、結果を見てから次の動きを考えます。」

◼️リスクと対応の回答

想定済みのリスクならその旨答えます。対策まで答えられたらベストです。

未想定のリスクなら、素直に、考えてませんと回答します。対策は、社内のXXさんに聞いたり、自分で土日に考えたりした上で、月曜の昼にはお伝えと回答します。

未想定のリスクについては、上司が怒る可能性も、その場で改善策を考えだす可能性も十分にあります。

素直に考えてないと言う理由は、上司が怒る可能性を軽減するためです。

上司の性格や関係性によりますが、今回の場合、タスクを振られてから進捗確認までの時間が30分しかなかったので、考えきれてなくても大目に見てもらえる可能性が高いです。

無理に嘘をついてトンチンカンな答えをする方が、よっぽど怒られるリスクが高いです。

「XXさんにに聞く」と言う理由は、将来解決策が得られる可能性を示しつつ、問題を先送りにし、その場で改善策を考えるのを避けるためです。

上司としては、解決策が出ないまま終わらせるのが嫌なので、その場で改善策を考え出してしまう可能性がります。それを避けるため、将来に解決策を得るために人に聞くといい、問題を先送りにします。

「期限を切る」のは、上司に期限内に問題が解決することを示し、安心させるためです。

これでもなお、上司に粘られたら、時計をチラ見しながら、今日はどうしても帰らなきゃいけない旨を伝えます。上司としても完全に納得とはいかないけど、期限や人に聞くなどの落とし所はあるため、かなりの確率で解放してくれると思われます。

まとめ

・デート直前の上司からの進捗確認に、速攻で対応するための回答戦略を立てました

・タスクの進め方をわかりやすく説明し、リスクについては質問が来たら回答します

・やり取りが増えないよう、上司を怒らせないよう言葉を選びます

・同じくやり取りが増えないよう、上司がその場で進め方を考えないよう、問題を先送りにする回答をします

ちなみに、回答の要素を考える力や、回答を考えるステップはフェルミ推定っていう手法の考え方に基づいています。こちらが説明です(そのうちもう少しわかりやすく書き直したい)

編集後記

まあね、フィクションだからこの後どうなったかわからないけど、多分デートにはいけたんだと思います。

でもね、

こんな理屈っぽいやつ、

デート行っても絶対フラれるだろ(笑)

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