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「変化」に強い脳みそにする。
こんにちは。枚方コワーキング「HOOP!」管理人の中岡ごうです。ようやく、オープンまでのスケジュールが決まってきました。5月のGW明けには着工、5月下旬に完成し、家具や器材の搬入が始まります。
今日は、HOOP!の運営方針の一つである、「変化を歓迎すること」についてお話しします。
脳は、変化を嫌う。
「変化の無い日常だ」「毎日、変わり映えの無い景色」と感じることがあります。あらゆるものは変化していますし、自身もまた、時とともに変わっているのに、なぜそんなふうに思ってしまうのでしょうか。
一説によると、「人間の脳は変化を好まない」とされています。脳に備わっている「ホメオスタシス=恒常性」という作用により、意識・無意識に心身を安定的に保とうとするのです。
ですので、変化の無い日常であることは脳にとって歓迎すべきことですし、理由があって「変化を感じにくい構造」にしていると言えます。
Mr.Childrenの進化論
「変わらないことがあるとすれば、皆変わってくってことじゃないかな」
これは、ミスチルの名曲「進化論」に出てくる歌詞。
素晴らしい曲なんで、また機会があればぜひ聴いていただきたいのですが、この歌から受け取るメッセージは、「変化は進化」であることです。
「変化を許容しなければならない」ことがより顕著になったのは2010年くらいからでしょうか。最近では、社会・経済を象徴する言葉としてコロナ前に盛んに言われていた「VUCAの時代」。
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変化変容に富んだ社会環境に呼応できないと、いろんなことに乗り遅れるばかりか、自身の進化を妨げる要因となってしまう時代。変化を許容していくことで、この時代を生き抜けるということです。
変化しなきゃいけないのに、脳みそは反対する。
自身の進化のために変化しなきゃいけないのに、脳みそは変化を嫌う。どうすりゃいいんだと言いたくなるのも無理はありません。そこで、この相反することを解決するための有効な手段として、「未知なる環境に身を投じる」ということを提案します。
これはいわば、強制的に変化を受け入れざるを得ない環境に身を置き、変化に体を慣れさせるという方法です。行ったことの無い場所、通ったことの無い道、使ったことの無い道具、聴いたことの無い音楽・・・。体験したことの無いことに触れることで、おのずと脳みそは変化に慣れていくのです。
僕の15年前からの習慣
29歳の頃、サッカーのコーチから事業会社へキャリアチェンジした際に「変化せんかったら死ぬ」と思ってあることを始めました。それは、「一日ひとつ、やったことの無いことをする」こと。
子供たちへのサッカーの指導に関しては、子供たちがすごいスピードで変化していくので、変化を許容しようがしまいが変化せざるを得ませんでした。しかし、事業会社で働くことになり、自ら変化を起こさなくとも、言われたことだけをやればそれなりに成果が上がると知りました。
その結果、「自ら変えていかないと、このまま死んでいくな」と感じる場面が多々あり、将来のキャリアに対する危機感が芽生えました。でも、なかなかうまくいきません。いろいろ調べたところ、脳みそが「変化を嫌う」と知り、じゃあ脳みそをトレーニングしなきゃいけないなと思うようになりました。変化を許容できる脳みそにするために、自ら変化を起こすことにしたのです。
例えば、通勤ルートを変えてみたり、使ったことの無い文房具を買ってみたり、読んだことの無い本を読んでみたり。意識的に常に変化を求めることで、自ずと進化していくような習慣になりました。「同じことをやり続けること」というよりも、「同じことなんて無い」と考えるようにし、何か変化を見つけられる視点を身につけられたのも、こうした習慣の賜物だと思います。
変化を許容できる脳みそにするHOOP!。
HOOP!は、京阪枚方公園駅から徒歩10分、枚方市駅から徒歩8分。敢えてさほどアクセスが良い場所にしなかった理由の一つとして、「わざわざ8〜10分ほど歩いてでも行きたいと思ってもらえるコワーキングにしたいから」。
赴きある歴史街道を歩き、夏の暑い日は日陰のある裏道を通るという体験。新しい人との出会い、毎月何度も行われるHOOP!や地域イベントへの参加、初めて来た方も毎日いる方も馴染めるような空気感。
HOOP!を利用することで、日々、変化に富んだ時間を過ごし、脳みそが慣れて、進化していけるようなそんな場所にしたいのです。
HOOP!から、枚方を変える第一歩を踏み出す。
まずは自分達が変化を許容し、進化をし続け、HOOP!の地、枚方市を変えるような第一歩を踏み出したいと考えています。そのために利用者の方々と新規事業創出や枚方市内企業の活性化、海外と枚方をつなぐ場所づくりなど、さまざまなアクションを起こしていきます。