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田舎の弱小経営者/フリーランス 将来のお金の備え

フリーランスや小さな会社を経営する人にとってお金の悩みは付き物です。

僕も「将来大丈夫だろうか」という悩みを抱えている1人ではありますが、制度を活用して事前に手を打つようにしています。

緊急時の備え、子どもの教育費、退職金、老後の備えなど、僕なりの考えや実践していることを共有します。

既にやられてる方も多いかもしれませんが、少しでも参考になれば幸いです。

資産の持ち方

我が家の資産のほとんどは株式資産です。
オルカンやS&P500に連動した投資信託が資産の65%を占めています。

一方で、現金は資産の10%前後。
円安基調が続いており、今後もしばらくはドルの一強時代が続きそうなので、なるべく円建資産を持たないようにしてます。

緊急時の備え

10%ほどは現金のまま持っている理由は、緊急時にも対応できるようにしておくためです。

まとまった支払い、旅行、お祝い事、etc.

出費が多い月にも対応できるように、目安としては生活費の2〜3か月分くらいを現金で持っているという感じにしています。

プライベートでの大きな買い物はほとんどないのでこれで事足りています。

休日も近所の公園で遊ぶことが多くお金がかからない

子どもの教育費

世の中には学資保険などがありますが、僕は保険ではなく自分で投資先を決めて子どもの教育費を築くべきと考えています。

長男についてはジュニアNISAの口座を開設して年80万円の枠を活用して投資してきました。

残念ながら、ジュニアNISAは2023年末で制度自体が終了してしまいましたが、それまでに180万円ほど積み立てることができたので、教育費が必要なときにはこの口座のお金に頼るかもしれません。

長男のジュニアNISA口座

理想は18歳まで口座を寝かせて、大学進学などの際に口座ごと渡すことです。その頃には、4年制の国公立の大学であれば、学費や住居費などを賄えるくらいの資産になっているんじゃないかと期待しています。

また、次男がもうすぐ誕生予定なので、この子については私たち親のNISA口座で資産運用をして、長男同様にまとまったお金を用意できればと考えています。

という備えをしてはいますが‥
子どもの教育費について、実はやや楽観視している部分があります。

今後、社会で子どもを育てるという風潮がより一層強まると考えていて、大学まで学費無料なんてこともあり得ると考えています。

実際、大阪や兵庫の一部ではそういった流れができ始めています。
本当の意味で安心して子どもが産める社会になってほしいと切に願います。

退職金

フリーランスや小さな会社の経営者、まさに僕のことですが、退職金についても自分で用意する必要があると考えています。

将来に備えて資産を持っておくのに加えて、退職金もあれば心強いですよね。

僕は小規模企業共済というものに加入しています。
¥1,000/月〜と少額から積み立てが可能な退職金制度です。

国の機関である中小機構が運営する小規模企業共済制度は、小規模企業の経営者や役員、個人事業主などのための、積み立てによる退職金制度です。
現在、全国で約159万人*の方が加入されています。
掛金は全額を所得控除できるので、高い節税効果があります。
将来に備えつつ、契約者の方がさまざまなメリットを受けられる、今日からおトクな制度です。

中小機構- 小規模企業共済 制度の概要

小規模企業共済=自分の退職金を積み立てつつ、それが節税にもなる神制度だと思います。

僕がツラツラと説明するよりも、税理士の先生がわかりやすく解説している動画があるので、参考にされてください。


老後の備え

老後の備えについては、NISAとiDeCoのフル活用が基本だと考えてます。
本来、株式投資の運用益には20%ほどの税金がかかるのですが、こういった制度を活用することで、非課税で資産運用をすることができます。

我が家はiDeCoは今のところやっていないのですが、NISAについてはフル活用しています。

妻の2024年分の枠はそろそろ使い切りそう

2024年から始まった新NISAは夫婦合わせて3,600万円の非課税枠があるので、当面はこの枠を埋めるのを目標に資産運用していきます。

夫婦で3,600万円の枠をコツコツと埋めて老後資産を形成することで、将来の不安はガクッと減らせると考えています。

また、余裕ができたら、いつかiDeCoにもお世話になるかもしれません。

記事のまとめ

不安定なフリーランスや中小企業経営者こそ、個人資産を築いていくことと向き合うべきだと考えています。

具体的に僕が実践していることはこんな感じ。

  • 基本的には倹約生活

  • 2〜3ヶ月分の生活費以外はすべて投資にまわす

  • 子どもの教育費は学資保険ではなくNISAを活用して資産運用で築く

  • 退職金は小規模企業共済を活用して自分で築く

  • 夫婦でNISA枠をフル活用して老後に備える

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