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きっとこれからもリトグリと生きていく

リトグリの10周年ライブに行ってきた。
今までで一番近くて、5m先に6人がいた。

10年推してるといいこともありますね。
14から24の多感な時期をリトグリの音楽とともに過ごせたのは、本当によかったと思っている。

1曲1曲にたくさんの思い出が詰まっているから、ライブが進んでいくにつれて色んなことを思い出して、めちゃくちゃ泣いてしまった。

中学生の頃はなんとなく気恥ずかしくて、家族に隠れて動画を見ていたこと。
高校の野球部の練習が憂鬱で、いつも帰りはリトグリを聴きながら自転車を漕いでいたこと。
大学進学のタイミングで関西に出てきて、たくさんライブに行けるようになって、生歌の迫力とハーモニーの綺麗さに圧倒されてもっと好きになったこと。

先が見えなくて前を向くことを諦めてしまいそうになったとき、いつも再び前に進むきっかけをくれたのはリトグリだった。
初めてのウガンダで自分も存在価値が分からなくなったときも、
大切な人を傷つけてしまった自分が許せなくて、自ら命を絶ってしまいそうになったときも、
ブランドを廃業して農家さんを裏切る結果になってしまったときも。

その間リトグリにも色んなことがあった。
ガオラーさん以外も知ってるヒット曲を生み出して、初武道館や初紅白も決めて。
でもメンバーの卒業が重なって、もともと6人で歌っていた曲を3人で歌っていた時期もあって。
妹組3人が入ってくれた2年前からは、新しいリトグリとして躍進し続けていて。

今日のステージに立つまでに、ガオラーに見えている部分も見えていない部分も含めて、きっと色んな紆余曲折があったんだろうと思う。
それでも、そんな1つ1つを全部抱きしめて、これからも前に進み続けていく覚悟が感じられるようなステージだった。
そして、卒業したメンバーの軌跡も確かにそこに含まれていることを感じて、ものすごく嬉しかった。

かれん・MAYU・アサヒへ。10年間歌い続けてくれて、3人になってしまったときもリトグリを残してくれて、本当にありがとう。この10年間、あなたたちの歌声に何度も何度も救われてきました。同世代なこともあって、一緒に色んな葛藤を乗り越えながら成長している感じがすごく嬉しい。今の自分が前向きに自分らしく生きられているのは、あなたたちのおかげです。

ミカ・結海・miyouへ。リトグリに入ってきてくれて、新生リトグリを大きく前に進めてくれて、本当にありがとう。きっと自分には想像しきれないくらいの不安や、辛い言葉に直面することもあったのだろうと思うけど、今の自分は他の誰でもないあなたたちがいるリトグリから力をもらっているんです。最後の手紙を聞きながら、こんなに愛に溢れたあなたたちの歌声と一緒に、これからも歩いていきたいなと感じました。

麻珠・芹奈・manakaへ。リトグリを1から作り上げてくれて、自分をリトグリに出会わせてくれて、本当にありがとう。あなたたちがいるリトグリだったから出会えたんだと思うし、その事実は消えることはありません。リトグリでの歌声もソロでの歌声も大好きだし、今それぞれ幸せそうに生きていてくれるのが何より嬉しいです。



正しさなんて1つじゃなくて、人の数だけ正義があって、その全てが尊いこと。
普段明るく振る舞っている人ほどたくさん不安や葛藤を抱えていて、だから力強く優しい生き方ができるということ。
1人1人バラバラだからこそお互いに愛し合えるし、心が1つになったときにものすごく大きなパワーを持ったハーモニーになること。

リトグリから教えてもらったことは、数えきれないほどたくさんあります。
今までの宝物のような一瞬一瞬を全部抱きしめながら、自分を信じて、これからも頑張って生きていきたい。
これからの未来を作っていけるのは、他でもない自分自身だけだから。

そして、世界中にガオラーさんを作って、「あなたたちの歌声は、世界中の人たちを元気にしていますよ」と直接伝えに行きます。

「夢を追うための痛みは傷にならない」し
「信じる気持ちがある限りこの歌は続くから」。

これからもLittle Glee Monster全員が
幸せに生きていけますように。

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