ディープラーニングG検定 第3章
−1人工知能分野の問題
■トイプロブレム
本質を損なわず問題を簡略化したもの
正確に問題を記述することができる
複数の研究者のアルゴリズム性能比較ができる
■フレーム問題
・1969年ジョンマッカーシーと
パトリックヘイズが提唱
・「今しようとしていることに関係のあることがら
だけを選び出すことが実は非常に難しい」
■ダニエルデネットの
洞窟・爆弾・バッテリーのスタディ
■チューリングテスト
アラン・チューリング(英)
見えない相手がCPUと見抜けるかテスト
・1966年 ジョセフ・ワイゼンバウムのイライザ
精神科セラピストのプログラム
・1991年以降ローブナーコンテストも開催
■強いAIと弱いAI
1980年ジョンサール論文で発表
「脳・心・プログラム」
■強いAI
CPUha人間が心を持つと同じ意味で心を持つ
■弱いAI
CPUは有用な道具であれば良い
■中国語の部屋
英語しか分からない人に中国文字を投函
完全マニュアルをもとに回答できていると
部屋の英語圏人は中国語ができると誤認する
■数学者ロジャー・ベンローズ
『皇帝の新しい心』
■シンボルグランディング問題
記号接地問題
1990年スティーブン・ハルナッド
人間は馬とシマウマの言葉認知ができるが
機会は記号は理解しているが、
シマウマを結びつけることは不可
■身体性
知能が成立するには体が不可欠
■知識獲得のボトルネック
一つの文章でも一般常識が無いと
正確に翻訳できない
CPUが知識を獲得する難しさ
■機械翻訳
1970年以降ルールベース機械翻訳
1990年以降統計的機械翻訳
2016年ニューラル機械翻訳
機械が意味を理解していないこと
■特徴量設計
「注目すべきデータの特徴」の選び方
■特徴表現学習
機械に特徴を認識させる学習アルゴリズムの一つ
ニューラルネットワーク自身が
複数ステップのCPUプログラムを学習できる
■シンギュラリティ
技術的特異点
人間の想像力が及ばない超越的知性の誕生
■レイ・カーツワイル 2045年の近未来