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もう色々とヤになりますね。とりあえずジャズでも聴きましょうか笑-Waltz For Debby-

どうも、今日は僕が好きなジャズのアルバムの中から特に好きなビル・エヴァンスのWaltz For Debbyを紹介します。

1961年にニューヨークにあるヴィレッジヴァンガードというライブハウスで録音されたライブアルバム。グラスの音や客が会話をしている声がさり気なく聞こえ、周りの空間を想像しながら楽しめるのがこのアルバムの素敵な魅力です。

My Foolish Heart

このアルバムのトップバッター。初めて聴いたとき「恋をしてるときってこんな感じだよなぁ」な〜んて恥ずかしいながら思いました笑。そんな曲です笑。

Waltz For Debby

ビル・エヴァンスといえばおそらくこの曲だろうという、いわゆる代表的な曲。当時2歳だった姪のデビーに捧げられたものですが、メロディーが淡く美しい曲です。いくつかテイクがあるので、聴き比べるのも面白いですよ。

Detour Ahead

この曲の聴きどころは、アルバム全体に言えることですがスコット・ラファエロのベースとエヴァンスの相性。エヴァンスとスコットはピアノのメロディーとベースの低音でたくさんの素晴らしい音の掛け合いを生み出しました。しかしスコット・ラファエロはこのライブの11日後に交通事故で亡くなってしまいます。これがきっかけでエヴァンスは約半年間ピアノに触れることができなくなったのです。

My Romance

メロディーが優しくて好きな曲の一つ。途中からリズムが変わるところもいいなと思います。いい夢を見ているかのような感じです。ジャズのスタンダードな曲なので慣れない人でも聴いていいなと感じれるのではないかと思います。

大体聴いてほしいのはこのくらいかと笑。あとは自分でアルバムを手にとって好きな曲を見つけて欲しいです。とりあえずこのアルバムの曲すべてに言えるのはメロディアスで美しく、かつ温かいということです。しかもライブの音源を収録しているので空気感が独特で、ジャズの魅力の一つ"即興性"がより感じられる作品になっていると思います。夜、物寂しいなと感じたときに聴いてはどうでしょうか?

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