【ツイッター小説】恥ずかしい思い（140字）【投げ銭】

「あの…」

「はい何でしょう？」

「その…チャック、開いてますよ」

「…あっ、ホントだ！あはは…恥ずかしいなぁ」

「あはは…」

「すいません、閉めて貰えますか？」

「え」

「手が届かないもので」

「は、はぁ…」

私は聞けなかった。

空いた背中のチャックの中、一体何が入っているのかと。

(完)

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#twnovel「あの…」「はい何でしょう？」「その…チャック、開いてますよ」「…あっ、ホントだ！あはは…恥ずかしいなぁ」「あはは…」「すいません、閉めて貰えますか？」「え」「手が届かないもので」「は、はぁ…」私は聞けなかった。空いた背中のチャックの中、一体何が入っているのかと。

— ひらばるまなぶ（平原学）＠もの書き・ドラガリアン (@chocolatesity) June 24, 2010

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