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三浦透子さんを悪女にするのはヤメテww第19回「果たせぬ凱旋」見どころ振り返り!【鎌倉殿の13人】

NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第19回の感想です。

(※以下、ネタバレ注意)

いやぁ、今週インパクト強かったのは、義経の正室・里(史実では「郷御前(さとごぜん)」と呼ばれていたらしい)ですよ。

彼女は今回の放送で、義経の寵愛を受ける側室・静御前に嫉妬するあまり、土佐坊をけしかけて京の義経邸を襲わせるわけですが。

「義経さまは傷つけちゃダメよ!女は殺していいわ!」

なんて。いやぁ、演じられていた三浦透子さん、スゲー嫌な役だなぁwwwwやめてくれよ、三浦透子さん大好きなのにwwwwあんなん完全に悪女やないけwwww

ただこのへんの下り、史実とは異なるそうな。ドラマの中では「もしや頼朝の刺客では」みたいに言われてましたが、史実ではまさにその通りだったそうです。

 9月2日、頼朝は梶原景季を京に派遣し義経の動向を探らせています。
 景季は京に到着するとすぐに義経を訪ねますが、病気を理由に対面することはできなかったといいます。
 対面できたのは、二日後のことで、かなり憔悴しきった様に景季には見えたようです。
 しかし、鎌倉の頼朝は、これを仮病と判断し、義経を討つことを決意し、10月9日、土佐坊昌俊を刺客として京に送り込むことが決定されました。
  義経追討について多くの御家人が辞退する中、昌俊は自らがその役を買って出たのだといいます。

「歴史めぐり源頼朝 ~土佐坊昌俊の義経襲撃~」より引用

大河では、上記のシーンが丸々カット→改変されるという展開に。

脚本の三谷幸喜さんは、里と静御前の「女同士の争い」を描きたくてそうしたんでしょう。頼朝の正妻と側室の争いも、過去にまるまる1話使ってやってたぐらいですからね。そういうシーン描かせたらうますぎるぞ三谷さん。

そして、役を演じきった三浦透子さん。そういう役もやれるっていうのがモノホンの女優ってことなんでしょうなぁ。演技の幅もすげぇってことでますます好きになりました。でも、ホント怖かったな、里wwww

ちなみに公式サイトには、三浦透子さんインタビュー音声もありました。

「なかなか真正面から女のバトルを演じる機会もなかったので楽しかったです」

とのこと。楽しまれてたならよかったですwwww

ちなみになんでそんなに三浦透子さんが好きかというと。まぁ世間的には第94回アカデミー賞で話題になった映画『ドライブ・マイ・カー』や、朝ドラ『カムカムエヴリバディ』に出演されていたというとこも有名でしょうけど。

僕はむしろ映画『天気の子』の主題歌を歌われていたときからのファン。

(映画『天気の子』主題歌「グランドエスケープ」(RADWIMPS feat.三浦透子))

映画もヒットしましたし、めちゃめちゃ名曲なので知ってる方も多いと思うけど、ぜひ聴いてみてください。

ちなみに古参アッピルするわけではないですが、実はサントリー『なっちゃん』のCMで「2代目なっちゃん」として出られたのが芸能界デビューのきっかけ。

すごいちっちゃいころから演技されてたんですね、ってところも、また注目を浴びているようです。

『鎌倉殿の13人』では、義経も殺されてしまうということでもう出番もあとちょっとあるかないか……という感じではありますが、今後も三浦透子さんのご活躍には期待ですね!

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