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仕事は便利屋?ヘルパー?カウンセラー?

今日も社長という名のお爺ちゃんの、不可解な指示を受けてきました、ワタクシばる郎です。


というかね。

もうちょっと、一周回って面白くなってきちゃいました。


今日も朝一、私服のまままずはご挨拶をしまして。

そしたら、あからさまに変な態度で挨拶を返すわけでもなく。

あら、朝から機嫌でも悪いのかしら?とか思って。
もうどうでもいいや、やれやれ、とか思いながら着替えて厨房に入って。
再度「よろしくお願いします。」と挨拶したワタシに向かって。

「あのねぇ。ばる郎さんだけが違うことやったら困るのね。みんなと同じじゃないと。
朝は必ず着替えてから、仕事が出来る状態になってから挨拶に来て。その場で僕が、身だしなみのチェックをしてるんだから。」



え~~~~~~~~~~~~っと( 一一)



あなたが面接時に、朝一番に挨拶に来てから着替えてねって。





そう言いましたよね?





あれ?痴ほうなの?アホウなの?言ったこと忘れちゃったの???




という感想。

けど、もうそんくらいの攻撃にも慣れてきたわ。


うん。今日で二週間が経って。なんならこっちもちょっとコツが掴めてきたわ。
何言われても、「はい!はい!」と答えますよ。あなたの家だから。あなたが王様なんだから。

よくわからん文句言われても、真面目なふりしてふむふむ聞いてメモとか書き出したら、ほんのちょっと、マジでほんと~にちょっとづつだけど、ジイサンの口調が柔らかめになってきた様子です。

ジイサンが飾ったクリスマスツリー見せられて、

「ほら!こんなのも僕たちがやるのよ~。めんどくさいったらありゃしない!」

とか。賞賛の声を期待されれば、

「へ~、こんなこともなさるんですかぁ。大変ですねぇ♪」

とか、白々しい太鼓持ちだってイソジにもなればお手のもんよ。

ま。昨日も書いたんだけど、確かに大変なお仕事されてるのはわかるし。
こっちもお給料もらってる立場だしね。自分の意識をちょっと方向変えてみることにしたわ。
彼はワタシにとってのクライアントだと思うことにした。
お金を支払ってくれる人って、ある意味お客様だと思えばいいんじゃんねって。

だから、厨房で働くって考えはやめて、彼に対して自分は便利屋とでも思おうと思うに至りました。
話が二転三転しても、ヘルパーならへいへいと答えるだろうし。
よくわからない仕事の愚痴ならカウンセラーになったとでも思えばいいし。

とりあえずクライアントなんだから、そりゃお客様が望むことは叶えてあげないとね。出来うる範囲でさ。


と、割と早めに気持ちの切り替えが出来たのも、もう一つの仕事とする料理代行業に本腰を入れて取り組んでいこうと思わせてもらえたから。
ジイサンのおかげで、早いとこ技術を身に付け、早いとこお客様に選んでもらえるように頑張らなきゃと思えたから。
その意味では、やっぱ今の職場を選んで良かったかも。時給もいいし、半ば生ぬるい気持ちでぬるっと続けられるような職場だったら、厳しい個人事業主でやるぞ!と思いきれなかったかもしれないしね。

人生って、何が良くて何が悪いなんてほんと、言えないものですね。

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