【メンバー追加募集】パターン・ランゲージを活用した高齢者ケアの実践支援の研修デザインと実施プロジェクト
※こちらはSFCの現役生に向けた文章です。慶應SFCの2021年度秋学期から井庭研にて始まる、「パターン・ランゲージを活用した高齢者ケアの実践支援の研修デザインと実施プロジェクト」のメンバー募集の記事となります。
春学期に引き続き、秋学期も、プロジェクトメンバーを募集中です!!
詳細は、井庭研のシラバスを読んで欲しいのですが、このプロジェクトに関してnoteにまとめたいと思います。
以下、シラバス↓↓
まず、プロジェクト内容の紹介に入る前に、そもそも井庭研とその研究スタイルを知らない人もいると思うので紹介したいと思います。
井庭研では、これからの社会を「創造社会」(クリエイティブ・ソサエティ:Creative Society)だと考え、特に、自然とつながり人間らしく豊かに生きる「ナチュラルな創造社会」へのシフトを目指し、それが可能となるための支援メディア(パターン・ランゲージ)をつくるとともに、そのベースとなる理論・方法論を含む新しい学問の構築に取り組んでいます。
(『井庭研シラバス(2021年度秋学期)』より引用)
自分は、2014年に環境情報学部に入学後、1学期目から7年間半(学部4年+修士2年+博士1.5年)、井庭研にて、福祉・介護の領域の創造実践支援の研究をしてきています。
以下は、井庭先生のブログから引用した図なのですが、井庭研では「研究」をやっています。体制としては、プロジェクト制のみです。メンバーと一緒に、知のフロンティアを開拓し広げ、世界で初めての成果を出します。なので、学部生でも研究の成果は、英語で論文を書き、国際学会にて発表をします。(※論文にしないと、そして、特に英語で書かないと、世界で存在しないことに等しいからです。)
図:井庭先生のブログ『「研究」と「勉強」の違い』より引用
今回、メンバー募集する本プロジェクトも、福祉・介護の領域の知のフロンティアを開拓し広げていきます。ちなみに、個人の「勉強」として、国内外へのフィールドワークや実践者との交流だけではなく、実際に介護スタッフとして高齢者ケアの実践の場に出てきました。そのような「勉強」は研究会の時間外で、井庭研では「研究」をしています。福祉や介護の「勉強」ではなく、現場や社会を本気で変えていく「研究」を一緒にする仲間を募集しています。
以下がシラバスに載っている、本プロジェクトの紹介文です。
【プロジェクト概要】
高齢者ケアの分野では、現場での実践のなかで多くのことが学ばれていますが、そのような現場での学びにおいて、どのようによりよいケア・介護について意識・経験を豊かにしていくことができるでしょうか? 本研究プロジェクトでは、パターン・ランゲージを用いた対話や実践支援による新しいアプローチを開発し、実践導入していきます。具体的には、井庭研でこれまでに作成してきた「ともに生きることば:その人らしく生きるケアの実践」(仮)や『旅のことば:認知症とともによりよく生きるためのヒント』とともに、『対話のことば』や『コラボレーション・パターン』『おもてなしデザイン・パターン』など、井庭研で作成してきた様々なパターン・ランゲージを活用し、実際に介護施設等で研修を実施していきます。支援する側/支援される側という区分を超えて、自分たちの「ともに生きる」スタイルを育てていくことを促すことを目指します。本研究は、介護現場やそれを支える団体と共同研究として行っています。
本プロジェクトは、春学期より活動しており、4つの事業所、5種類の研修を実施し、50人近くの人が参加してくださいました。
秋学期も引き続き、研修を実施しつつ、成果をまとめ、論文執筆や学会発表を行う予定です。
このような福祉・介護のテーマに対して、井庭研として、現場や社会を本気で変えていく「研究」を一緒にする仲間を募集しています。
読んでいただきありがとうございました。
もし、興味があると言う人がいれば、ぜひ、一緒に研究をしましょう!!!
具体的なエントリー方法は、シラバスをご覧ください。締め切りが、7月25日(日)ですのでご注意ください。一緒に研究をできる日を楽しみにしています( ´ ▽ ` )ノ
以下、シラバス↓↓
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。 もし、よろしければサポートいただけると嬉しいです!! どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m