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どうしても付き纏ってくる…言い切れない理由


言い切れない、胸張って言えないこと。
それは…
『僕は FTM です!』って言葉。

僕が ハッキリ言えない理由。

自分の 一番のコンプレックスだった部分。
それは、胸の膨らみ。
外見 パッと見て、"胸が膨らんでるし女性"
と、判断されるのが嫌だったのと
鏡で裸を見た時に、違和感と嫌悪感。
「これさえ無ければ」を ずっと抱え過ごしてた。

ある時、胸を取る手術があるって事を知った。
これは やらねば!と即断し胸オペ決行。
乳房切除手術をし、膨らみが無くなった自分を
初めて鏡で見た時
『これで 外見は男性に見てもらえる?!』
という安堵感やコンプレックスからの解放で
気持ち的に少しは楽になった。

でも、胸オペしたからとて
まだまだ 女性的な部分は付き纏い続けるよね。

それは何か…
・月一に必ずやってくる月経。
・声が高い。(喋れば女性と気づかれる)
・骨盤,骨格の互い。(特有の洋梨型 体型)
・筋肉量(かなり努力しないと同等になれない)
などなど。パッと考えただけでも
コレだけ 上がってくるんやし
どう足掻いても『男です!』なんて言えない。

次の対策として
男性ホルモン注射(テストステロン療法)を
してみる?ってなり、副作用を調べてみたら
• ニキビや皮脂の増加
• 体毛やヒゲの増加
• 声が低くなる
• 月経の停止
• 気分の変動(イライラなど)
• 肝臓やコレステロールへの影響
• 血液の粘度が増し、血栓リスクの上昇
え!?こんなにあるん!!
人によって 副作用の出方は異なるみたいやが
ほぼ デメリットでしかないや〜ん。

確かに、月経の停止や声が低くなるってのは
嬉しい事やし、望んでる事でもあるが
他の副作用が出たら…って思うと
治療に踏み切れず、やらない選択肢を取った。

たとえ 未オペ、未ホルでも
"性自認は男性"と言う人もいてる。
人それぞれ考え方が違うし、否定はしない。
そう言い切れる あなたに 凄く羨ましい
と 思うだけ。

今の僕は、胸がないだけで
身体の内部や声、骨格、筋肉量の差など
女性的な部分は 切っても切り離せない
男:女 = 8:2くらいの割合で
常に "20% 女子" が邪魔をしてくる〜!!

でも、まぁ  どこかで線引きして割り切り
今の自分と 付き合っていかんとあかんやろし
自分が どう思ってようと
他人からは どう見えて、どう接してくるかなんて
こちらは操作できんし、わからんやん。

結局のとこ
性自認なんて、割り切りと自己満なだけよね
って話…。

FTMとは「Female to Male」の略。
生まれた時は女性とされましたが、自分を男性だと認識している人のこと。
性別適合手術やホルモン療法など、男性としての性別を表現するための医療的サポートを選ぶことがありますが、それは個人によって異なる。
"性自認が男性である"ということが中心的なポイントです。








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