
不思議ちゃんで終わらせないためには
~指示方法を工夫すればできる人もいると思うけど、中には自覚なく拗らせすぎちゃってる人もいる。
はっきり言って、この「自覚なく拗らせすぎちゃってる人」がやっかい。周囲の方が疲弊しちゃうんだよね。
読んでいて「そういや、いたなぁ」と頷くことが多かった。
私は過去に会社で新入社員の講師担当をやっていて、どうしても不可解なプロセスで作業する新人がいたんだ。
こちらがきちんと教えようとしても、本人が顔を真っ赤にして頑なになるばかりだった。

まっぴらごめんでしたよ
このケースで極端な人がいた。
彼は学歴も良く応対も丁寧。
けれど研修~配属のハードルを越えるのが難しく最後には爆発して消えた。
当時の私は、なぜこうなるのかが理解できなかった。
本人の持つ性格や資質のせいとも思ったが、自分の指導の仕方がいけなかったのかと責任を感じたりもしたものだ。
今読むと記事の中にあるような「普通の人、仕事ができる人を手本にして擬態している」というのは、なるほど、と納得できたんだ。
当時はまだグレーゾーンな人へ対する知識や理解が一般的では無かった為、このような人たちが”ただの不思議ちゃん”で済まされていたのだ。
長い年月を経て今更だけれど、自分の腹の中にストンと腑に落ちた。
そして、このタイプの人にどう接するかについて、頭では分かったとしても実際は難しいと感じた。
幾ばくかの社会人教育は誰にも必要なんだろうが、理解と作業のプロセスから噛み砕いて育てる余裕が一般的な会社にあるだろうか?
きちんと障がいとして扱い、それを前提に補助しリソースを割くしかないのではないだろうか。お互いの幸せのために。

対処のしようもないのだ
とはいえ、学校では優秀だった人がいきなり社会に出て躓き、発達障害でしたで本人も親も納得出来るわけもなく、それを認め次に進むまでは素人の関係者だけでは困難だ。
会社が合わない、仕事が不向きだと胡麻化すように闇雲にリトライし続けても、結局は時間をかけて本人がどんどん不幸になるだけと思う。
幸運にも適職にマッチすれば問題はないのだが。
早期に導き適切な道を示せる動線が社会で確立できればと願うわ。
※この投稿はtwitterのつぶやきをもとにアーカイブしたものです。
~発達障害やグレーゾーンの人の適職って? https://t.co/18p3SQcbLB
— ばるこん・シンセシス・3歳児 (@Baruko_hit) February 16, 2022
読んでいて「そういや、いたなぁ」と頷くことが多かった。私は新人の講師担当を一時期やっていて、どうしても不可解なプロセスで作業する人がいたんだ。
きちんと教えようとしても本人が顔を真っ赤にして頑なになるばかりだった。