Jokerに込めたユーキさんの考えを考察(ネタバレあり)

まず、私は5推しです。私が考察したいのは、「演出家ユーキの思考と伝えたいこと」。8号車さんたちの様々な考察を読み、8号車さんのメモなどを参考にした上で色々書いてみました。
長々書いた上に結論が存在しないので、「この人頭の中がごちゃごちゃだなー」と思いながら読んでくださると幸いです笑。

OP
M00 Unquiet Beginning
M01 POKER FACE
M02 Booster
M03 No.1

♦️Scene1 Closed Circle ※
閉ざされた世界

※ミステリ用語。何らかの事情で外界との往来が断たれた状況、あるいはそうした状況下でおこる事件を扱った作品。
・不思議な世界に君が来るなんて
・時が逆さになったり明るいものが闇になったりも当たり前な世界
・この世界から出るにはJokerを探さなければならない
・Jokerは僕たちの中にいる
(背景は逆回転する時計)
→ 本題は「不思議な世界から脱出するために、9人の中からJokerを見つけよう」(要約)

M04 On & On (ハル)
M05 UNKNOWN... (カイ)
M06 Fantasista (リョウガ)

世界観ある曲たち。On & Onは後ろ向きで入場、アメリカンな曲調、間奏は時計っぽい音(ダンスブレイクになってた)。UNKNOWN…は箱に囚われたまま。歌詞も囚われてる感じ。歌詞読めば読むほど世界観に合ってる。Fantasistaは道化みたいなテンション感。

♥️Scene2 Red Herring ※
見定めるべきは他にある

※スラングで、人の気をそらすもの。直訳は赤いニシン(猟犬を訓練する時のおとり)。
・美しいのが理想
・ゴミの匂いや雨の匂いはきらい
・雪の日も
・だめなら心臓を激しく鼓動させて行く
M07 Fantasy Love Train
M08 Love Song
M09 クリスマス・イブ
M10 Steal a Kiss & Kiss me Baby (ユーキ)
美しい→激しい情緒。嫌な匂いな印象は受けなかったけど、クリスマスイブとかは雪っぽい感じするよね。ステキスミーは情緒不安定で、人の気を逸らす要素?心臓を鼓動させてる感じあるかも?love songのビリオンの振り付けもあったけど、それはユーキさんの曲へのこだわりな気がする。(振り付けがユーキ&U⭐︎Gさんだったはず)

♣️Scene3 Mislead
見えているもの全てが真実とは限らない

・見えてる星は何年も前な話
・クローバーの花言葉「幸運」「約束」「私をおもって」「復讐」
・隣で笑ってるやつが僕かも
M11 星屑のダンスフロア
M12 Shake body
M13 AwAAwA
M14 ジュブナイラー
本編で最も明るくて楽しいコーナー。「見えているもの全てが真実とは限らない」と銘打っているため、どれだけ明るくてふざけていても本編に差し支えない。
クローバーの花言葉で表したいのは「二面性」。これはメンバーの中にJokerがいることや、Last Songの演技への繋がりもある。それからトランプのマークとの関連性を持たせたかったのと、「復讐」の言葉で世界観から離れすぎないようにしたのと。

♠️Scene4 challenge your readers
Jokerからの挑戦状

・挑戦状と思ってもらってかまわない
・嫌な匂いの雷雲
・真実へのカウントダウンが始まる
M15 Spice
M16 Typhoon (マサヒロ)
M17 Countdown
手紙とセトリは対応してる。普通にエンディングへのボルテージアップな感じ、不穏なラストへ持って行くための章な気がする。

🃏Scene5 Mystery
最後の手がかり

M18 Beasty Spider(タクヤ)
M19 JOKERFACE
M20 Last Dance
タクヤオープニングも逃げてたよね。全員フードをかぶってダンス。ビスティーのソロダンスの人がその日のJoker。
Last Danceは映画ジョーカーの自由や生きやすい世界を手に入れて笑う(めっちゃ意訳)オマージュ感ある。

アンコールは省略

色々調べてみて、
♣️春、夜、棍棒、農民、火の星座、知識
♦️夏、昼、貨幣、商人、地の星座、お金
♥️秋、昼、聖杯、僧侶、水の星座、愛
♠️冬、夜、剣、騎士、風の星座、死
ここら辺は意識はしてると思うけど、ここが大事ではない気がする。ライブ構成として4つの扉を表現しているから、その分類分け。

時間の巻き戻しも、「そういう不思議なことも当たり前な世界」な表現であって主題ではない。

テーマは「Jokerを見つけてこの世界から脱出すること」。ここは間違えちゃいけないところだと思う。

またユーキさんがツアーで大事にしたいことは
第一に、8号車を楽しませること
第二に、メッセージを伝えること
第三に、今までと違う魅せ方をすること
なんだと思う。そういう発言を聞いたわけじゃないけど、色々聞く感じそんな感じがしてる。だからこその♣️コーナーだし、ミステリー小説のようなライブになっている。

で、肝心のJokerは誰か、について。そもそもJokerとは何か。過去のユーキさんの発言を元に考えると、
・ピエロ
・映画のジョーカー(ジョークを言う人、笑う人、スーパーヴィラン、殺人鬼、)
・未来へ向かって行く切り札
あたりかなと思う。メンバーは9人、8公演で8人がトランプのジョーカーを破くから、真のジョーカーは別にいる→リョウガさんという考察を見たけど、そもそもユーキさんは「9人の中でこの人が切り札だ!」っていうメッセージにしないと思うんだよね。
リョウガさんは超特急のリーダーだしユーキさんにとっても超特急にとっても特別だけど、それはあくまでも役割であって、ツアーを通してわざわざ「この人がジョーカー!」ってやらないと思う。
でもリョウガさんが本物のJokerな展開めっちゃ見たいなぁ笑。

ユーキさんにはダークヒーローへの憧れがあるので、確実にJokerは悪い印象ではないはず。

一旦この話から離れて、「ユーキさんはJokerという言葉を超特急にどう繋げるか?」という視点で考えてみる。ツアータイトル決定は、13という数字から関連ワードを探す→トランプがあるね→Jokerという流れだったので。
うーん……「超特急の未来を作るキーパーソンは、8号車を含めメンバー全員だ!」これだな。え?つまりどういうこと?

とか言って、結局演出家のユーキ以外の8人がJoker役をやってツアーおしまい、とかも普通にありそう。あ〜オーラスが楽しみ!

いいなと思ったら応援しよう!