【役員活動】自分のために利用した方がいい。
3月に入りましたね。学校に通っているお子さんがいる家庭ではいよいよ来年度の役員の選定の時期になって来ることと思います。今回はいろいろとありながらも、やっぱりやるなら本気でやってみようと思った理由をお話しします。
役員は罰ゲームなのか
そもそも私は、学生の頃は何かを積極的に取り組むという事が無く、いかに楽をするかという惰性の日々を過ごしていました。
当然、クラス委員・生徒会長やクラブ活動の部長などやるはずがなく、そういった活動をしている人々を心のどこかで小馬鹿にしている自分がいました。でも、どこかで本気で物事に取り組まないことに後ろめたさも感じていたのかも知れません。
今回、私が役員活動を前向きに頑張ろうと思ったのはこういった学生時代に感じていた思いがきっかけでした。
そもそも人のために何かをするというのは限界があります。
一瞬の出来事であるならまだしも、何日も、何週間も、ましてや何年も…
モチベーションが続くわけがありません。
人のために何かを「してあげている」と思うと他人の行動が気になってしまいます。私は嫌でもやっているのに、あの人は楽している…手を抜いているなど、モヤモヤした感情が生まれてきてしまいます。
それは役員活動に関しても罰ゲームだから仕方ないという気持ちで取り組んでいるから。そうなんですよね。
まずは自分第一で
役員活動、自分の得意分野ではないことを、やらなくてはならなくて苦しい時もあると思います。何も活躍できる能力がないと。
わたしはそうでした。でも思ったんです。お金を得て活動しているんであればまだしも、報酬ゼロで活動をしているのだから、始めから出来なくていいんです。むしろ、そのことを得意としている方々から学ぶチャンスを得たと考えるのはどうでしょうか。使ったことないPCのツールを使ったり、上手く人に情報を伝える、そういった事を学ぶ大きなチャンスだと思います。大人になると意識しないと学ぶ機会はどんどん減ってえていくのだから。抱え込まずに困ったらどうすればいいか素直に聞いてみる。色んな能力や可能性を広げるチャンスです。もちろん、まったく自身が無い分野をあえて選ばない方が無難ですが、打診をされた場合検討してみるのもいいかも知れません。そもそもこの人には絶対無理という場合は打診されないと思います。
そして自分のために頑張る。
役員を子供のためにやるという考えがある限り、嫌な事や面倒なことにぶち当たると夫や子供にイライラしてしまいます。
現在、娘の通う学童はもとから保護者の負担がとても多く、役員になったら1年は激務の日々が約束されています。なんのために働いているのかと感じることばかりですが、私が自分の子供を通わせると決めた以上、自分のために取り組もうと今ここに決意表明します。来年度、いい経験を積めるように、振り返って充実した一年だったと思えるように活動していきます。