神秘的で不思議な世界観の作品を制作される秋羽彩さんの作品を鑑賞しました。
この作品はオレンジ色のドレス(ワンピース)を着た少女が不思議な目つきでこちら側を見ています。女の子の視線の先には何があるのだろうと考えるととても面白いです。私はこの女の子の視線の先には鏡があり、自分のおしゃれした姿を見ているのではないかと感じました。なぜそのように感じたかというと絵の端にカーブが付いていてこれが丸い鏡のふちに見えるからです。ひょっとするとこれは女の子の姿を映している鏡本体なのではないかと感じてきます。
目線を下に移すと靴までしっかりと描かれており、ワンピースのオレンジ色に合わせるようにオレンジ色の靴を履いていて、とてもおしゃれです。
この作品は人魚のシルエットのみが描かれていて、作品を見る人に想像力を働かせ、いったいどのような姿なのかという事考えさせられます。とても神秘的な作品だと感じました。長い髪の毛の先と体に色の濃淡をつけているのも面白いなと感じました。
秋羽 彩さん、素敵な作品をありがとうございます。
秋羽 彩さんの次の作品もとても楽しみです。