海に魚やサンゴ礁、キノコ、惑星、宇宙に光る星々などを丁寧に描く、豊かな世界観を繰り広げるめそ(meso)さんにインタビューしました。
作者:めそ(meso)
インタビュアー:たけ
~質問~
★とてもカラフルな作品だと感じました。特に海の魚やサンゴ礁、キノコ、惑星、宇宙に光る星々などを丁寧に沢山描かれていますが、なぜ絵の主人公(中心人物)の他にも沢山のものを登場させているのですか?
→パッと見た時に主人公(中心人物)の存在感も大切ですが、周囲の生き物や背景などその世界観を彩り、支えてくれるものがあってこそより絵の世界観を楽しめるものだと思い、今回は特に小物もしっかりと描くことを心がけながら制作していました。
★学校を卒業後、企業でイラスト作成のお仕事をされたとお聞きしましたが、今回の作品制作で役に立った経験はありますか?
→企業では自分の絵が実際に人に見られることを前提としてのイラストの制作が多かったので、制作途中に時々一歩引いて自分の作品を客観的に見るスキルが役に立ったかなと思います。
周りの小物を描きすぎてごちゃごちゃしていないか?もう少し小物を増やした方がいいか?などを制作と確認を交互にしながら行っていましたので、しっかり描き込みつつも窮屈感なく表現できたのではないかと思います。
★作品に沢山の色を使われていますが、めそ(meso)さんが好きな色は何ですか?
→子供の頃から青系の色が一番好きです。
海の様な爽やかな青も、夕方から夜にかけて見える黒みがかった青も好きです。
★ めそ(meso)さんの得意とする絵は何ですか?(人物画、風景画など)
→ゆるキャラの様にキャラクターをかわいく、ゆるくデフォルメしたイラストが得意です。
これは自分の良さや持ち味だと思うので、これからもっと描いていける様にしていきたいです。
★作品エピソード
→今回の制作時に絵本を題材として作品を作っているんだ〜という話を友人に話した時に、「星の王子さまをテーマにしたイラストを見てみたい!」という声を頂いたのをきっかけに、星の王子さまをモチーフにした作品を制作しました。何気ない会話からも絵のヒントを得たりしています。
アイディアが行き詰まって描けなくなった時は、近所を散歩をしたり好きなゲームをやったり...絵を描くことから一度離れて好きなことに没頭します。
作業をする時はしっかりやる、行き詰まった時はしっかり休む。オンとオフをしっかりと切り替えることを心がけています。