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九谷焼から絵画作品まで幅広く手掛ける表美沙さんにインタビューしました。
作者:表美沙
インタビュアー:たけ
~質問~
★好きな動物は何ですか?
→一番好きな動物は、犬です。
犬、猫、ウサギなどペットとして飼われる動物から、動物園にいる普段は目にすることのできない珍しい動物(たとえばオランウータンなど)動物全般が大好きです。
★九谷焼を始めたきっかけはなんですか?
→九谷焼は、その加飾方法が発達していて、いろいろな色の絵具を使い、鉛筆のように筆で輪郭線を描くことができる、絵画性を持った陶器という認識があり、
絵を描きたい、一人で黙々と作業して作り上げたい、という私の希望を叶えてくれると思い、学び始めました。
★九谷焼の魅力を教えて下さい。
→キラキラ輝いているガラス質の和絵具です。
絵付けのときに筆で和絵具を盛れば盛るほど、焼くと深い輝きを増します。
九谷焼を初めて10年経ちましたが、今日も飽きずに見とれています ^_^
★絵の周りを丸などで囲っている作品と囲っていない作品(絵の額のふちまで描いている作品)がありますが、この表現方法の違いは何ですか?
→丸などで囲っている作品は、フチまで描いたものよりも、余白を持たせることでデザイン性が有り、まとまりがあり、目を引くのでは、と思って描いています。
★ウサギがスカートをはいてスケッチブック(ノート)と鉛筆を持って立っている絵や馬が服を着てフォークで食事をしている絵など動物を擬人化させた絵や動物を擬人化せずにそのまま描いた絵が両方ありますが、このように表現方法に違いがあるのはなぜですか?
→もともと『どうぶつ小皿』という、動物の種類別に1匹1匹それぞれ径10cmほどの小皿に描いた九谷焼作品シリーズがあり、その小皿には、擬人化しない動物を、イキイキした表情を目指し描いています。
『小皿の図案の一環として描いたもの』が擬人化しないものとなっています。
(その動物を加工してPhotoshopで描いたものが、擬人化しない作品となっています)
擬人化しているものは、1枚の絵画として、動物に服を着せてみたら、動物に食事をさせてみたら面白い絵になるかな、という自分の希望と挑戦を表現しています。
★表美沙さんの得意とする絵はなんですか?
(人物画、風景画など)
→どの絵もまだまだ未熟だと思うのですが、やはり『動物』の魅力を引き出す、やさしい表情の絵を描いていきたいです。
★作品エピソード
自由にお願い致します。
(例)制作時間、苦労した点、作品を作る際に発想、インスピレーションを受けたもの、アイディアが行き詰まった時の気分転換の方法など
→作品を作るうえでより多くのインスピレーションを受けることを大切にしています。
風景や地面の様子、友達との時間、SNS、感触など、いろいろなことを見たり、触れたりして作品に生かしていきたいと思っています。