「赤髪と青髪の長谷川育美」【アニメと漫画と暮らしの日記】
4月23日(火曜日)
燃えるゴミを出し、イオンに入店し、スマートフォンで音楽を聴いて時間を潰し、バスターミナルの乗り場前で待機し、到着が約5分も遅延した路線バスに乗り込み、歯科医院の眼の前のバス停で下車する。
歯科治療が終わって、会計と予約を済ませて外に出て、デパートへと向かって歩く。デパートの入り口で催し物案内を確かめるが、イベントとイベントの谷間の時期であるらしいのを察し、大人しくコミュニティバスを待つ。
寄り道をせずに帰宅したかったので、アパートの最寄りのバス停まで乗り通す。アパートの部屋に入り、荷物を持ち替え、すぐにまた外出する。郵便局とコンビニで用を済ませ、アパートの部屋でトートバッグを置いて買い物用バッグに持ち替え、イオンに赴き、巻き物系の寿司を3パック買い、帰宅後にパックの中身を皿に盛り、日本テレビ系列の某昼バラエティ番組を横目に見ながら皿に盛った寿司を食べていく。
皿をカラにした後ですぐさま歯を磨き、何も持たずに図書館へと向かう。道の途中でハナミズキが咲き誇っている樹々と出会う。
図書館司書を主人公としたキャラクター小説を読み、ルイ・アルチュセールを扱った哲学書を読み、中村元訳の『ブッダ 真理のことば』を読む。ヨーロッパ現代史を扱った新書を読み、ローマ帝国の歴史がコンパクトにまとまった薄いソフトカバーの本を読み、チェコの首都プラハを取り上げた大きな判型のソフトカバーの本を読む。ポピュリズムについての本を読み、日本国憲法についての本を読み、日本の「国民食」の歴史についての本を読む。
化学の入門書を読み、温泉を化学的に分析した本を読み、東京の近代建築物についての本を読む。過去に発売された清涼飲料水の画像が豊富に載った「日本ジュースクロニクル」的な本を読み、魚料理のレシピ本を読み、ポケットサイズの街路樹図鑑を読む。日本の豪華列車の歴史を取り扱った鉄道本を読み、西洋絵画の入門書を読み、クラシック音楽の入門書を読む。
コンビニでキリンレモンを買って帰った。
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今日の食事中アニメ
・『佐々木とピーちゃん』最終回(第12回)
・『ようこそ実力至上主義の教室へ(3期)』第12回
4月25日(木曜日)
完全なるフリーの日だった。天気も良い。
いつものように皆が眠っている時間帯に起床し、ブログの下書きをスマートフォンで作成した。入浴し、PCで今日の分のブログを更新した。色々考えていると外が明るくなった。毛深いので30分以上かけて髭を剃り、歯磨きをし、デンタルフロスで歯垢を取り除いた。
開店時刻の数分後に駅のベーカリーに着いた。決して安価ではない惣菜パンを3つも選び取り、剰(あまつさ)えホットコーヒーまでも注文した。イートインスペースの奥まで行き、カレーパン・ウインナーロール・クリームパンを食し、その後読書に耽(ふけ)り始めた。
一旦アパートに戻った。態勢を整えてから部屋を出る。駅やベーカリーとは別方向の道を歩いていく。何はなくとも図書館だった。昨日は所用で図書館を短時間しか利用できなかったのだ。今日は終日フリーなのだから存分に図書館読書ができそうだ。ただ、滞在は何回かに分ける。例えば、6時間ぶっ通しで滞在するのではなく1時間半の滞在を4回繰り返すのである。
入館が少し遅れたので時刻が9時半に近付いている。中国のSF短編小説を読み切り、アメリカの20世紀作家の長編小説をほんの少し読み、ドイツの20世紀作家の長編小説もほんの少し読む。フランスの現代作家の長編小説をほんの少し読み、フリオ・コルタサルの短編を少し読み進め、イタリアの現代作家の自伝的小説も少し読み進める。ドストエフスキーの『地下室の手記』を少し読んで海外文学行脚(あんぎゃ)はシメる。日本近代詩のアンソロジーで田中冬二の詩を読む。イギリス児童文学を取り上げた本を拾い読みして『くまのパディントン』への知見を得る。
計画通り11時を過ぎた頃にアパートに帰り着く。買い置きのスパゲッティを茹で、ミートソースで和える。限りなく即席に近いミートソーススパゲッティを食いながら『ようこそ実力至上主義の教室へ』第3期の最終回を観る。最後の最後で軽井沢恵が綾小路清隆に抱き締められていてドキッとする。
さて、次の図書館行きとの間(あいだ)にMM行きを挟む。『ブルーロック』の6巻を読む。何だか地味めな巻だった。次巻以降への橋渡しのような巻のように思えた。凪誠士郎の声優は島崎信長であるそうだ。
『ブルーロック』の後は「週刊少年ジャンプ」の今週号である。木曜日にして初めて今週号のジャンプを読む。しかも真ん中へんに掲載されている『あかね噺』から読み始める。シンガリから3つ目の『グリーングリーングリーンズ』を読んでいる最中(さいちゅう)で何だか居(い)たたまれなくなり、雑誌を閉じてしまう。新連載第3弾は合併号を挟んでから載るらしい。
まだ今週号のジャンプを半分しか読んでいない訳で消化不良の感じはする。ただ、漫画だけではなく書物も摂取したい。だから、アパートに舞い戻って態勢を立て直そうとする。けれども、郵便受けを見た途端に都合の悪い事態が露(あら)わになり、図書館で悠長に読書している場合では無くなってくる。
他人(ひと)には容易に言えない不都合な事態にどうにか対処し、ようやく図書館を再訪する。しかし、5時のチャイムはとうに鳴っており、閉館時間が着実に迫っている。とにかく少しでも前に進みたくて書棚とニラメッコする。図書館のレファレンスサービスについての本を読み、ルイ・アルチュセールに関しての哲学系書籍を読み、神社のガイドブックを読む。オランダの歴史についての本を読み、江戸時代の武士の生活についての本を読み、アメリカ旅行のガイドブックを読む。
閑散としている夕暮れの図書館の閲覧席は好きだ。
味が既に付いている鶏もも肉をフライパンで焼くと同時に『弱キャラ友崎くん』の第2期第2回を再生する。
長谷川育美の演じる『みみみ』の髪が赤髪ではなく青髪なのでドキッとする。喜多郁代の髪は絶対に青くなり得ない。
結束バンド以来長谷川育美の出演作が意識の中で際立つようになっている。
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本日の食事中アニメ
・『ようこそ実力至上主義の教室へ(3期)』最終回(第13回)
・『弱キャラ友崎くん(2期)』第2回