「勿怪(もっけ)の◯◯」【アニメと漫画と暮らしの日記】

10月7日(土曜日)

 午前2時半に起きる。風呂に入る。ブログの更新だけする。眠剤を服用して眠る。午前5時半に起きる。noteを更新したりネットサーフィンしたりする。やがて日が昇り、朝の7時半を時計が示し、週に一度の大掃除が始まる。
 イオンに入店したのは9時の5分前だった。100円ショップに向かい、イヤホンを物色する。迷った末に100円のピンク色のイヤホンを購入する。同じ階のフリースペースの椅子に腰を下ろし、スマホにピンク色激安イヤホンを突き刺す。やはり100円イヤホンは100円なりの品質のイヤホンであった。
 10時前にアパートに帰って、寝転ぶ。左脇の下あたりがなんだか疼(うず)き、起き上がるのがしんどい。

 スマホの充電が100%寸前になる。腹ごなしに徒歩でММへと向かう。正午を過ぎて館内が賑わう中、ザッピングするように眼に留まった漫画単行本を3冊引き抜く。そして、読む。読んでいたら、「気付き」がある。この「気付き」は、いずれこの日記で詳細に説明すると思う。
 一旦ММを出る。最上階のラウンジ。会員である証のカードを見せて、奥のソファまで行く。閑散としたラウンジで読書が捗る。

 ……ゴンバデカーブースという私の対抗馬が抜け出した。2番人気のシュトラウスと1番人気のボンドガールが2着争いを演じている。シュトラウスが先着すれば、私の買った枠連が1点で的中する。首の上げ下げ、首の上げ下げ。ほとんど並んでゴール。しかし、シュトラウスは僅差でボンドガールに交わされているように見えた。……やはり、交わされていた。ハナ差で勝負馬券が砕け散った。ボンドガールに乗っていた川田将雅が、シュトラウスに乗っていたルメールに競り負けていれば、私は勝っていた。また川田にジャマされた。先週もそうだった。ママコチャで私の本命・マッドクールにハナ差圧勝しやがったのが川田だった。先週だけではない。数え切れない。
 鬱屈としつつ書棚を物色していると、『ぎんぎつね』の最終第18巻までが棚に揃っていることに気が付いた。勿怪(もっけ)の幸い。川田に負けた悔しさが一気に吹き飛ぶ。自然と『ぎんぎつね』に手が伸びる。席に持って行く。一心不乱にページをめくる。いったい、いったい『ぎんぎつね』という作品が、どんな結末を……!!
 


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