ボルダリング(6)
今日は足入れ替えについて語って行きます。
足入れ替え。これが初心者にとって最も難易度の高い、最初の壁ですね。ほんと、いやですよね!で、どうするか?練習しかないんですよね。
まず、両手でガバを持ちましょう。そして、いいホールドに足を乗せて入れ替えます。方法は2つ。一つは足を横ずらしして入れ替える方法。もう一つが重ねて入れ替える方法。実は、3つ目としてジャンプして入れ替えるっているのもあるんですが。。。順番に説明しましょう!
足を横ずらしして入れ替える方法とは、読んで字のごとく、一つのホールドに両足を乗せ、最初に乗っていた足を外すんです。簡単でしょう?って、嘘です。これは、両足が乗るような大きなホールドのお話。では、どう見ても片方の足しか乗らない場合どうしたらいいか?まず、左足から右足に入れ替える例で説明しますね。左足のホールドに乗せます。この時、つま先で乗ります。そして、できるだけ左側に。そして、重要なのが、踵。踵は左向き。もし右向きに踵があると、つま先の親指側面側の、いわゆる内側がホールドに乗っかります。なので入れ替えが難しい(入れ替えるためのスペースが確保できない)。逆に、左側に踵が行くと、外側(小指側の側面)が壁に付き、右側が空くようになる。そこに右足を乗せて、入れ替えます。ホールドが小さいと、右足もつま先しか乗りません。足の親指で頑張って乗るしかないのです。これ、難しいですよね?でも、やるしかないんです。そして、グリグリ押しながら左に行く。こう書きながら、これで乗り換えたやつ、動画撮ってないんです。ですが、できることは確認しました。動画撮ったら、追加しますけど、いつ行くことやら。とりあえず、このお話はここまで。
次に、重ねて入れ替える方法。左足でホールドを踏み、その上に重ねるように右足を乗せる。そして、左足を引き抜くんです。その時、一瞬飛び上がるような動作をすると抜きやすい。でも、両手がガバならいいけど、カチだったらどうするんだ?頑張るんですかね?実は、自分はあまりこの方法はやっていないので、経験少ないです。でも、大抵、これの説明があります。
さて、ここまで書いていて、それでも入れ替えるの難しいよ、という声が聞こえてきます。そこで、この二つを組み合わる方法を紹介します。左足を左側に乗せる。右足はつま先を普通に乗せるのではなく、感じとしては横向きに立てる感じ。右足の外側(小指側の側面)をホールドに乗せ、内側(親指側の側面)は上に向いている。そして、内側が左足に乗る(噛む)ように配置する。そして、左足を引き抜きつつ、右足を乗せる。この方法の利点は、単に横から入れて入れ替えるより、右足を立てる分、狭くても入れ替えられる。上下に乗せて引き抜くより、抜きやすい。え?そんなことできるの?練習しかないですよね。自分も、これ、そこまでうまくないです。習熟中です。
最後のジャンプしてというのは、当たり前ですよね。ぴょんと飛んで、空いたところに乗せる。できて当たり前。でも、基本はこれがほとんどです。ですけど、段々持ち手が悪くなる。すると、早々飛び上がるなんてできない。でも、一瞬、軽くでいいのでやれないと抜きとれない。上記の3通りをマスターしてみてください。
さて、これで全部かというと、そうでもないんです。クロスっていう技があります。実は、左足を右側に乗せるのは楽なんだけど、左側に乗せるのが辛いってことがあります。例えば、左側面が傾いている場合。ずり落ちそうです。そこで、左足を敢えて右側に置く。そして、踵を右に向けておく。こうすると左側が空きます。元々右から左に行くので、足の向きはこうなっているはずです。ここに、足をクロスで乗せていきます。右側からクロスで入れてくるので、どうしてもつま先が乗って、踵は左側向きます。要は、ちょうどいい感じになります。手がしっかりしていればこれもありなんですが、手がカチで、これができるのか?大変ですね。
ということで、写真もないし、口頭だけなんで、こんな感じ、しか伝えられません。色々動画見たりして、練習してみてください。ガンバ!