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ボルダリング(1)

 今日から、今まで取り組んできたボルダリングについて色々書いていきたいと思います。ただし、このnoteは初心者向け。エキスパートは対象外なのでご容赦を。では、今日のテーマは、スタートについて。

 最初の内は、多少いい加減でもいいかなと思います。ですが、徐々にちゃんとスタートしましょう。スタートは両手で指定したホールドを持ち、足を指定したホールド(指定なしならどれでもいい)に乗せ、両足をマットから浮かせて開始となります。ここで重要なことは、スタート体勢を1秒程度は維持すること。それで初めてスタートできたことになります。

 ここで初心者が陥る、罠が2つあります。
 一つ目。まず、基本はスタートに指定されたホールド以外は触っては行けなということ。要は、指定されたホールドのみを両手で取り、足を置き、浮く必要があること。最初に他のホールドを持って足を置き、その態勢を作ってから両手をスタートに添える(これをマッチと呼ぶ)ことはNGなんです(最初の内、どうしてもできなければいいと思います)。では、他のホールドではなく、壁は?これは基本OKとされます(ただし、ダメと指示されていたり、このジムでは壁はダメですよ、というのであればダメ)。左手をスタート、右手を壁、右足を乗せて、左足を浮かせ、それから右手をスタートに、なんていうのはOKです。それでは、足は?基本、これも手と同様です。使っていいとされる足場は使ってよい。壁利用がOKなジムは、壁を蹴るのもOK。なので、左手をスタート、左足を指定された足場。右足を別の指定された足場に置き(引っ掛ける等)、それから右手をスタート触れる、などはOKです。

 さて、二つ目の罠。いや、スタートが悪すぎて、スタートできないから!よくありますね~。でも、それをやらせるための課題なんです。端折ってはいけません。ここで、ヒントがあります。一つは蹴り+スメアです。右手を次のホールドに伸ばす予定の場合、左手でホールドを持ち、右足でスタートに乗り、左足はスメア、この態勢で止まります(ここが1秒となるなら、もうスタートはOKです)。その状態で、右手をちょこっとスタートホールドに触れる。触れるだけです。そして、すぐに右手で次のホールドを取りに行く。これ、よく使います。この時は右側体は壁にくっつく感じですね。持ち手が悪くなると、段々難しくなります。体幹を鍛えましょう!当然ですが、逆向きは左右が全部逆になるだけです。
 もう一つ。よくあるのが手と足の間隔が狭すぎる場合。この場合、膝を曲げて腰を下ろして頑張りましょう。必要に応じて、片方の足は浮かせる、スメアする等で。そして、なるべく壁に近づく。なんだったら、保持している手で持つホールドより壁に入り込むくらい(手で持つホールドが外に飛び出しているので、それより中に入る感じ)。
 他思いつくのは、軸足で乗り、回転を止める足をヒール掛けやつま先掛けして維持し、軸足側の手でスタートを持ち、もう一方の手でスタートホールドを触ってからスタートですね(上にも書きました)。引っ掛けた足は回転防止です。

 大体こんな感じでしょうか?コーディネーション系と呼ばれるものは後回しとして、スタティックにスタートするなら、こんな感じです。では、ガンバ!

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