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徳川義直公菩提寺「建中寺」
建中寺は、初代尾張藩主「徳川義直公の菩提寺」です。
場所は、名古屋市東区筒井一丁目。
徳川義直公「源敬公」(げんけいこう)は、慶安三年(1650)に逝去。
義直公(家康の九男)の菩提を弔い、尾張徳川家先祖代々の菩提寺として、また尾張藩すべての人々の心のよりどころとするために、第二代尾張藩主徳川光友公が、慶安四年(1651)境内地約五万坪の敷地に、本堂をはじめとして諸堂伽藍十棟を建立し、茨城県結城市弘経寺の成譽廓呑上人を招請して開山しました。
天明五年(1785)大曽根の大火に際して、火のついた布団が本堂の屋根に巻き付き、総門、山門を残して灰燼に帰したが、天明七年(1787)に尾張藩と住職の努力によって創建当時のかたちに復興完成されました。
江戸時代は無本寺(別格本山)として、塔頭寺院と末寺を有していました。江戸時代の大政奉還によって尾張藩も廃藩置県により愛知県の一部となり、明治五年(1872)に寺格を無本寺から知恩院の末寺へと降格させて今日に至っています。
第二次大戦の名古屋空襲をまぬがれて堂塔伽藍は江戸時代の偉容を今に留めています。
多くの建物が、愛知県指定文化財、名古屋市指定文化財、文化登録文化財などの指定を受けています。
三門(三間重層門)名古屋市指定文化財(昭和六十年指定)
本堂 名古屋市指定文化財(平成十一年指定)
$ゆたかさって何だろう。
ゆっくり散策しながら、歴史の舞台へと思いを馳せるひととき。
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