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下劣な上級国民

皇族だか、公家だか何だかしらないが、その手のものが、この業界にはウヨウヨいる。驚かされるのは彼らの品性の下劣さだ。昔、どこぞのスーパーで、10万円単位で万引きをしたが、パクられなかったとかいう話を、恥ずかしげもなく、飲み屋で、自慢をしたりする奴。平気で、韓国人は、遺伝子的に劣っているから、搾取していいと真顔で話す奴。コロナで死ぬ人間は、意思が弱いと言い放つ奴。レイプした事実を金で揉み消す奴。肩書きで物を見ることの愚かさを改めて知る。そして、品位は金と家柄では買えないことも。また、コイツらに共通しているのが自分の非を認める事のできない弱さと傲慢さだ。飯塚幸三被告が未だに自分が人をひき殺したことを認めることができていないが、ああまさにこれが“上級国民病”だと思う次第である。JOCが竹田某の弁護士費用2億円を負担していることが報じられたが、日本社会はいつまでもこのような手合いへの特別待遇が必要だという刷り込みを改めた方がいい。日本を亡国に導くのがまぎれもないこうした”上級国民”そのものだからだ。辛酸を舐めたことのない思いあがった連中が、平然と核ボタンを押すのだ。その最たる場所が福島だ。開会式でも復興の灯は掲げられず、1F関連の報道もすっかり鳴りを潜め、汚染水の海洋放出が議論される前まで東京電力は何事もなかったようにテレビCMを打っていた。上流を自認する連中は、心底、国民をバカにしている。そして、コイツらの尻馬に乗って、下流を食い物にすることでした己の存在意義を示せない連中はそれ以上に腐りきっている。断言してもいいが日本のエスタブは確実に国民の命を軽視しているので、投票する機会があれば、奴らが求めるものとは真逆のことを叫ぶ組織に、一票を投じるべきだ。次の衆院選ではそれが問われる。それでも自民党が勝つようならこの国は次の10年も失われたものになる。それがリアルだ。


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