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編集日誌③組版、文字直しのこと

 北欧専門出版社子ども時代の編集日誌です。
 子ども時代では11月1日刊行、子ども時代第二弾作品『カレン・ブリクセン・イサク・ディーネセンについての小さな本』の刊行に向け、準備を進めています。
(書店向け情報)

(読者向け情報)

 第一弾『デジタルおしゃぶりを外せない子どもたち』の編集で気付かされたのは、ゲラに翻訳者が入れた赤字が、正しく反映されるとは限らないこと。文字直しは人力で行っているので、赤字が読みにくいと、見間違えることもありますし、人間ですので、当然直し漏れもある。

 『デジタルおしゃぶりを外せない子どもたち』は装丁デザインとDTPを同じ方にお願いしたのですが、装丁デザインと組版は別の方が担当する場合もあるようです。

 いずれにしても、文字の直しを反映してくださる方がいて、またそれを編集者が再度、きちんと反映されているかチェックしていることを、これまで翻訳者として活動していてあまり意識してこなかったことに気付かされました。赤字が正確に反映されていることは当たり前でなくて、誰かが手と目を使って、入力、確認してくれているのです。

 ありがたいことです。

(正確に赤字が反映されているのが)「当たり前だと思うなよ」と心に刻みました。

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