映画とお酒 "驚異のテイスティング能力" 007ゴールドフィンガー コニャック
007シリーズのジェームズ・ボンド
お酒の嗜み、知識を
披露するシーンは楽しみです。
中でも初代ショーン・コネリーは
圧倒的でして
いくつか驚異的なこと
やってくれてます。
" 007ゴールドフィンガー "
シリーズ第3作です。
事件の対策、重鎮集まる会議
ここでテーブルにはブランデーの
" コニャック "
さすがの長期熟成の逸品です。
が、口にするボンドはどこか不満な様子。
お気に召さないか、と聞かれると一言
「ブレンドに難がある
ボン・ボアが多い」
このセリフ、耳を疑いました。
ボン・ボアとは
コニャックの原料のブドウの
6つある生産地域の一つの名前です。
コニャックはそれぞれの地域のブドウを
ブレンドして作られますが
ボン・ボアという地域は、
最近はランク付け的な表現は
されないようになっていますが
中では下位
あまりいいとは
されていない地域です。
そのブレンドされた
原料ブドウの生産地域
までも判別する
テイスティング能力。
物語は普通に流れる中
アクセントが強烈過ぎました。