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超社畜の最後かもしれない長期休みの過ごし方


休みがとれた理由

2月1日から新しい会社に転職する。退職の申し出を早めにしたこともあり、前職の皆さまのご理解もあり、1月は丸々休暇をいただくことができた。

引き継ぎ期間は前職の繁忙期と重なってしまい怒涛の引き継ぎを行ったわけだが、この休みを計画的に過ごそうと決め、Googleカレンダーのタスク機能を使いやりたいことを洗い出しておいた。おかげで有意義な休みとなったので、ここに記しておこうと思う。

活動内容

最終出社日からの出国

2024年夏の段階で、念願のスペインへ行くため、航空券を手配していた。その当時はこの時期に転職をするとは思っていなかったので、意図しないハードスケジュールとなってしまった。が、この旅のおかげで、頭の中を一気に切り替えることができた。

上司や同僚にいただいた花や贈り物を自宅に置き、すぐさまキャリーケースを持って羽田空港へ。そして4泊7日の旅行をしてきた。

この旅行記は別に書くとして、こんなに仕事のことを考えずに旅を楽しめたのは初めてだった。海外旅行好きの私は、コロナ禍前は毎年何処かに行っていたが、いつも会社のスマホは持ち歩き、ホテルに戻ったら1日1回は確認していた。旅行前に仕事は片付けているから何も起こることはないのに。管理職でもないのに。

今回はそのようなことなく、旅に集中した。おかげでとても充実した旅程だった。死ぬ前に一番最初に思い出す旅、と言っても過言ではないほどに。
忙しい人こそ、長期休みの一発目に旅行に行くというのはとてもおすすめである。

仕事に関することをインプット

帰国後は実家、義実家への帰省や、片付け、入社前の健康診断などの雑務のほかに、仕事に関連してやりたかったインプット(一部アウトプット)を一気に進めた。
Webセミナーに出たり、本を読んだり、動画を作ってみたり、、、。

ここ数年差し迫られたインプットが多かったから、こんなに腰を据えてゆっくり聴いたり読んだりすることが久しぶりだった。そしてとても楽しかった。やっぱり新しいことを知る、できるようになるのは楽しいよね。

そして、活字の素晴らしさを再認識した。この一ヶ月で読んだ本は、去年読んだ本の総冊数をすでに超えた。それくらい、ここ数年動画でインプットすることが多かったし、活字を読まなくなっていた。

でも数千円でこんな情報に出会えるのかと、改めて感動してしまう本にたくさん出会えた。仕事が再開してもこまめに読んでいきたいなと改めて思う。

突然の弾丸一人旅

そして、安い航空券が手に入ったので、香港に二泊三日で弾丸一人旅もしてきた。最後に一人旅したのは大学院卒業のときだったので、8年ぶり。

私はホテルにあまり拘らず、現地の観光、食事にお金をかけるタイプなので、今回も中心地からは少し離れるけれどコスパの良いホテルを予約し、初香港、毎日20,000歩ほど歩き、観光し尽くした。

相席文化や店員さんの適度なぶっきらぼうな積極が一人旅には心地良かった。英語が意外に通じないことを除いては。一回現地の人と間違われて話しかけらたのだけど、そのくらい溶け込めやすい街で、楽しく、快適に観光できた。

こんな休みがなかったら、こんな行き当たりばったりな旅はできなかったので、観光しながらの自分との対話も含め、とてもいい機会だった。

心の動き

イライラ0

夫から言われた一言で気づいたが、イライラすることがない。寛容になった。常に仕事に追われていた私は、大したことないことでもイライラしていた。仕事がなくなるとこうも寛容になるのかと、自分でも驚くほど負の感情がなくなった。
新しい職場はまだ未知の環境だが、自分のご機嫌を取りながら仕事をしていきたいと思う。

休むことへの罪悪感の薄まり

元来休むことへの罪悪感がある私は、この1か月、本当に休めるのだろうかと当初は不安でもあった。家族は働いているし、街も働いているから。だが結果として、毎日家族に合わせて起き、計画的にやりたいことをやっていると、罪悪感という感情は消え、今日もいい1日だったなと思って床に就くことが多かった。どうやら自分は、無計画で過ごす休みに罪悪感を感じる模様(たまにはいいけどね)。計画的な休みって、体にも心にもとてもいい。

ラスト1日

いよいよ来週から新しい職場での仕事が始まる。今日は6時起床、家事を片付けてこのnoteを書いているわけだが、今日は髪を切った後、念願のドクターXの映画を見る。きっと仕事への気持ちを高められるから。

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bariko
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