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【STL】2024年の振り返り
これは、NPB専門(虎党)だった私が、メジャスピ(MLB PRO SPIRIT)というゲームをきっかけにセントルイス・カージナルスという球団に興味を持ち、歴としたカージナルス・ファンへと成長していく物語。現時点では球団のことは疎か、MLBについてもにわかなので、知識が不足している点は温かい目で見守っていただけるとこれ幸いです(その温かい目によって、このnoteを継続していくことができます…笑)。
※ヘッダー画像はSTL球団公式Xのトップ画像を拝借
それでは、まずはカージナルスの2024シーズンの成績を振り返ることから始めてみましょう。
チーム全体の成績(83勝79敗)
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2024年は83勝79敗で、ナ・リーグ中地区2位(カブスと同率だけど同順位じゃないのは何で?)。地区優勝15回、リーグ優勝19回、そしてワールドシリーズ優勝11回を誇る古豪も、2023年に続き2年連続でポストシーズン進出を逃しました。ただ、2023年は71勝91敗で中地区最下位だったことを考えると、苦しみながらも奮闘したシーズンだったのではないでしょうか(知らんけど)。
月別の勝敗は以下の通り。ASG明けの7月末から8月にかけて苦しい時期が続いたものの、9月に踏ん張って巻き返したのはすごい(語彙力…)。
3, 4月:14勝16敗(-2)
5月:13勝12敗(+1)
6月:16勝12敗(+4)
7月:13勝12敗(+1)
8月:12勝16敗(-4)
9月:15勝11敗(+4)
また、得点672、失点719で得失点差がマイナスだったのにも関わらず、4つの貯金で中地区2位となったのは特筆すべき点。クローザーのヘルズリーが最多セーブ(49S)をあげたことからも分かるように、多くの接戦を勝ちきったということでしょうか(実際、1点差ゲームは29勝22敗と貯金7)。
続いて、野手と投手の成績を見ながら振り返ります。
野手の成績
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安打数はNL5位とまずまずでしたが、得点数はNL12位('23は10位)と、とにかく得点力不足に悩まされた'24シーズン。本塁打数の少なさ(NL12位/'23は5位)や長打率の低さ(NL11位/'23は6位)からも分かるように、1つでも多くの塁を得る長打が少なく、塁に出てもそのランナーをホームに帰す打撃ができなかったということでしょうか(盗塁数も少なかったが、盗塁以外の走塁面にも課題はあったのかもしれない)。
こうした長打力や得点力を欠いた要因としては、主軸として期待されたベテランのゴールドシュミットとアレナドの不振やコントレラスの怪我による離脱などが挙げられます(現時点ではアレナドの去就は不透明ですが、ゴールドシュミットはNYYへの移籍が決まったので、このままでは'25シーズンも得点力不足に悩まされそう…)。
ただ、ウィンを筆頭に、ドノバンはもちろん、ゴーマンやバールソン、シアーニなど若手の成長が見られたといった明るい材料もあり、若手を起用して育成しながらどう勝っていくか、が'25シーズンを勝ち抜くカギになりそうですね。また、元トッププロスペクトであるジョーダン・ウォーカーの復活にも期待。
投手の成績
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失点数はNL10位とリーグ下位の成績でしたが、2023年はNL13位だったことを踏まえると若干の改善(防御率もNL12位からNL8位へと良化)。
上記でも触れたように、失点が多いにも関わらず貯金4で中地区2位につけることができたのは、ヘルズリーを筆頭とするリリーフ陣の踏ん張りのおかげでしょうか。実際に、先発陣とリリーフ陣各上位6選手の防御率を見てみると、先発陣の4.23に対してリリーフ陣は3.22でした。ただ、そんなリリーフ陣にも不安材料はあり、リリーフ陣の中で2番目にWARの高いキトレッジのFA移籍は'25シーズンのブルペン事情に大きく響きそうです…
一方先発陣は、マイコラス、ギブソン、グレイというベテラン投手陣が1年間ローテを守って投げ抜いていて、安定感があったとまでは言えなくても、イニングを食ってくれるベテランはありがたい存在。ただ、ギブソンと、もう一人のベテラン投手リンが退団となるので、こちらも野手同様、'25シーズンは若手投手の台頭に期待しなければですね。
そんな中、ひと足先に'24シーズンに成長の兆しを見せたのがパランテ。メジャーデビューは2022年で、'23シーズンは主に中継ぎ起用。'24シーズンも序盤は中継ぎ起用でしたが、5月からは先発起用され、29登板のうち20試合で先発。先発としての投球回数は平均6イニングほどで8勝7敗でした。'25シーズンはさらなる飛躍を期待したい、そんな投手です。
また、2024年7月末にトレードでホワイトソックスから移籍してきたフェディは、10試合に先発して2勝5敗、WHIP1.20。指標的にはめちゃくちゃ優秀というわけではなさそうだけど、先発陣の高齢化が顕著な今、31歳と脂の乗っている時期の彼にはローテの柱になってもらいたいところでしょうか。
というわけで、先発投手陣の顔ぶれを見るに、パランテとフェディが先発ローテに定着できるかどうか、が投手陣における'25シーズンのカギになりそうですね。もちろん、さらなる若手の台頭も必須!(じゃないと、枚数が足りない…)
最後に
振り返りと言っても2024年の数字を見ただけですが、貧打にあえぐ打線を横目に、ベテラン先発陣がイニングを稼ぎながら、接戦時は強力なリリーフ陣を投入して何とか勝ちをもぎ取る、そんなカージナルスの戦い方が想像できました(もし違っていたら、この乏しい想像力を笑ってやってください…)。
そんなカージナルスの'25シーズンは、下記の記事引用にもあるように、若手を積極的に起用していく方針のようなので、今後のnoteでは、個人的な注目選手をピックアップしてみようかなと考えています。乞うご期待!(続けられるといいな…)
Mozeliak has been open abut the team’s intentions of cutting payroll and giving more playing time to younger players in 2025, even if the PBO and other Cardinals’ officials have stopped short of officially considering next season a rebuilding year.