モンスターハンターワールドが私を救った話

時計の針は2時20分を指している。
昨日は朝の5時までゲームをしたあとサッカーを見たので起きたのは17時過ぎだった。
夢を見た。
一回目の夢は、サッカーの審判をしていた。
その後二度寝をし、二度目に見た夢は、みんなでモンハンをやっている夢だった。

モンスターハンター、一度はプレイした事がある人がほとんどだと思う。
日本を代表するアクションゲームだ。
その中でも特にMHP2G、MHWはゲーム史に名を残す大作なので是非やってもらいたい。
そして、モンスターハンターワールドは退屈な私の人生を救ってくれた作品でもある。
今日は、その救世主について少しだけ書き留めようと思う。

2018冬

2018年、私は長い入院生活から解放され、PS4とワールドを購入した。
過去作もほぼソロでやっていたので、ワールドも最初はソロプレイをしていたのだが、どうしても転身が手に入るナナ・テスカトリを倒せなかった。
そこで私はTwitter(現X)でツイートをしてみた。
うろ覚えだが、

サークル入れてくれるところ募集してます!
どうしてもナナ・テスカトリが倒せません😭
#MHW #サークル募集

みたいな感じで投稿したと思う。
そしたら瞬く間にいいね、リツイート、リプが来て少し困惑した。
リプ欄を見ると多数のサークルから有り難いことにお声がけを頂いた。
サークル掛け持ちOKですよ!とは言われたものの、リプに来たサークル全部に入ったらある意味モンハンライフが終わっちまうので適当に1つだけ選ばずさせてもらい、コンタクトを取った。
後日、サークルの集会所にお邪魔し、その時はもうナナを倒せていたのでベヒーモスに連れて行ってもらった。
驚愕だった。
手も足も何もできなかったベヒーモスが一方的に蹂躙されていた。
何であんな爆発してんだと思ったら拡散ヘビィだった。
私は少し離れたところで震えながらベヒーモスが倒されていく様を見るだけだった。と同時に、私ももっと上手くなって、サークルに貢献せねば。と考えていた。体験でお邪魔しただけだったが、もうこのサークルに加入する。と心の中では決めていた。
それ程あのベヒーモスは衝撃だったのだ。
そして私は正式にサークルメンバーの1人となった。


everyday,enjoy

それからというもの、毎日がモンハン尽くしの生活となった。
サークルの集会所に顔を出せば、誰かしらがいたし、少し声をかければ集まってくれた。
すごく充実していた。
辛い入院生活を終え、人生どうなるんだろう。と鬱々と考えてた時にやり始めたゲームが毎日を明るく照らしてくれた。
ほぼ2年、医者、看護師、家族、病室のおじいちゃん達としか会話をしてこなかったので、ボイスチャットを繋いで会話をする時は自分からあまり話せなかった。
全く話さない自分にも、サークルの人達は優しく接してくれた。
それが涙が出るほど嬉しかった。
1年もすると、今の生活にも、サークルにも慣れ、かなり気楽に話せるようになった。
サークルでも特に仲の良い人達もできて、毎晩のように遊んでいた。

終わりを迎えても

時が経ち、王カーナが実装され、ワールド/アイスボーンの旅路は終わりを迎えた。
ライズが発売されるが、根本的にSwitchとPS4では全く違うので、サークルで集まるのも難しくなり、サークルは解散となった。
解散後も、サークルのメンバーとはライズを一緒にやる機会が多かった…のだが、ライズがあまりにもアップデートの進展がなさすぎて、周りはどんどんライズを辞めていった。
自分がライズの募集ツイートをしても全く反応がなかった。
もう、この世界でモンスターハンターライズをプレイしているのは私だけか---
下手なくせにやることがなさすぎてヌシTAなんかにも手を出した。
私はその時、一人でやる"辛さ"をヒシヒシと感じていた。
その反動のせいか、サンブレイクは発売されてもしばらく買わなかった。
やりたくなかったのだ。シンプルに。
(その後結局購入し、何だかんだ言いながら最後までやった)

新作では

来年には新作タイトルのワイルズが控えている。
待ちに待ったPS5でのモンハン新作だ。

私が新作モンハンに期待することは…そうだな…
サークルの復活。だろうか。

来年が待ち遠しい。

お わ り

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