【技術・戦術だけではダメ!?】バルサキャンプで学ぶ「チームとしての動き」とは!?
ー「チームとしての闘い方」を学ぼう!!
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前回「バルサメソッド」に関する記事を掲載させていただきました。バルサキャンプの "肝" であるトレーニング!まだお読みいただけていない方はこちらからご覧ください^^
バルサのサッカーを体現するためには、個々の選手の成長に加えチームとしての動きの向上が必要です。そんな今回は、チームでバルサのサッカーを実現する「チームとしての動き」とは一体どのようなトレーニングで培われていくのか。こちらについての記事です!
チームとして(システム)の動き
そもそも「チームとしての動き」とは一体何なのでしょうか。バルサメソッドではこれを「チームとしてバルサのサッカーを体現するために、個々の選手はどのようなポジションを取りながらプレーしていくべきなのか」という考え方であると定義をしています。
実際にバルサのサッカーでは、スペインの7人制サッカーの中でバルサがとっている1-3-2-1のポジションで、それぞれのポジションの動き方の基礎を教えていきます。そして「味方がボールを持っている場合」と「味方がボールを持っていない場合」など、様々な状況を考えながら、選手たちにプレーをしてもらいます。
ここで大切なのは、「チームとしての動き」を学んでいく上で「技術面」と「戦術面」で確かな理解が選手自身の頭に根付いていることです。例えば「技術面」でいくと、攻撃面ではどのようにボールをコントロールすべきか。守備面ではどのように相手にプレスをかけにいけばいいのかなど。そして「戦術面」では、それぞれのプレーをするにあたりどのような判断で動けばいいのか、という要素になります。
以上の「技術面」「戦術面」のどちらかが不足していると、「チームとしての動き」を考えていくことが非常に難しくなります。なぜなら、自分自身(一人称)が余裕のある状態でプレーをすることができなければ、チーム(三人称)を意識したプレーはそもそも意識することができないからです。
そのためバルサキャンプに参加していただく選手は、サッカースクールでのサッカー経験が2年以上(小学2年生までは1年以上)、もしくはチームでのサッカー経験1年以上の方に、原則として対象を絞らせていただいています。
心からバルサのサッカーを楽しんでもらう。
勿論バルサキャンプで大切にさせていただいていることですが、楽しみながらも着実にレベルアップを図ってもらうために、グループ内の質を保つことも考えながら、キャンプを開催しております。
実際のトレーニング
それではこの「チームとしての動き」を学ぶために、どのようなトレーニングを行っていくのでしょうか。キャンプでは、各トレーニングの後半部分にあたる「ポジションを意識しないゲーム or ポジションを意識したゲーム」
と「試合形式」の2つのトレーニングによって、チームとしての動きを培います。
1.ボールを使ったアップ
2.ロンド(※日本語では "鳥かご" と一般に呼ばれています)
3.技術的セッション(攻撃時、守備時)
4.ポジションを意識しないゲームorポジションを意識したゲーム
5.試合形式
特に 「4. ポジションを意識しないゲーム or ポジションを意識したゲーム」では、明確に決められたテーマでトレーニングを行います。
■ポジションを意識しないゲーム
ボールを持っているとき: 幅+深さ、ボールまわしの基礎、ビルドアップ、確実な攻守切り替え方法、マークを外す動き、サポート、攻撃におけるフィニッシュなど
ボールを持っていいないとき:狭く小さいブロックを作る、ボールを失った際のプレス、オーガナイズされたプレス法、カバーリング、攻め込まれた際のプレス法など
■ポジションを意識したゲーム
ボールを持っているとき: ポジションとそれぞれのポジションの機能(1-3-2-1)、システムに合わせたボールまわし、システムを利用しての攻撃時における解決法、ボールの展開
ボールを持っていいないとき:ポジションとそれぞれのポジションの機能(1-3-2-1)、相手のビルドアップ時にオーガナイズされたプレス法、システムを利用しての守備時における解決法、相手のサイドバックがボールを持ったときの守備時における解決法
こちらはあくまで、これまでのキャンプで実施された内容を基に作成した内容であり、実は "バルサメソッド"は同じであるように見えて、年々アップデートされている部分があるんです。これについても記事を投稿したいと思います^^本日の投稿はここまで!
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