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【バルサコーチへのインタビュー|ラウルコーチ】 -前編-


バルサアカデミー奈良校は、スタッフ間で強い野心で溢れています


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「キャンプで直接教えてもらえるバルサコーチはどんな人何だろう・・」
「日本語を話してくれたりするんだろうか・・・」
「日本のサッカーのことをどう思っているんだろうか・・・」


今夏初めてバルサキャンプに参加される保護者の方々が、気になっていることの1つがバルサコーチについてのことだと思います。今夏のキャンプは、未だコロナウィルスによる影響があることから、国内のバルサアカデミーでTD(テクニカルディレクター)を務めているバルサコーチが直接トレーニングを行います!


そこで今回、キャンプの開催に向けてバルサコーチへのインタビューを実施しました!最初に登場するのは、バルサアカデミー奈良校のTDであるラウルコーチです!



ラウルコーチがTDを務めるバルサアカデミー奈良校についてはこちら↓↓


FCバルセロナでコーチになるまで


私自身物心ついたときから、FCバルセロナのファンでした。もちろん私だけではなく家族もクレ(※FCバルセロナのファンの通称)で、バルサの試合がある度に家族で集まって試合を見ていました。私の父はヨハン・クライフを尊敬していて、私自身はバルサの黄金期と呼ばれている時代を築き上げた、ペップ・グアルディオラをとても尊敬しています。


バルサのコーチとして仕事を始めるに至ったのは、もともと指導者になりたかったことに加えて、幼い時から魅了されていたバルサのサッカーを子どもたちにコーチングしていく役割を担いたかったからです。大学を卒業後、指導者としての道を歩んでいく中で、現地バルセロナのアカデミーにて指導をする機会に恵まれ、その後日本プロジェクトのオファーを受けました。


バルサアカデミー奈良での活動


実は日本に来ることだけではなく、アジアに来ること自体が初めてでした。そのため、日本プロジェクトのオファーがあったときには大きな期待感が高まるとともに、多少の不安もありました。当時の私にとっては仕事面だけの変化だけではなく、生活面でも大きく変わることだったからです。



しかしながら、バルサアカデミー奈良校の立ち上げも担当していた前任者が、日本プロジェクトについて活動の共有を丁寧に行なってくれたため、この仕事を引き受ける決断をすることができました。彼には非常に感謝しています。


バルサアカデミー奈良校では、TDとして選手へのコーチングというよりも、日本人コーチへの指導を行っています。このTDの役割は、奈良校だけではなく他のバルサアカデミーのTDも同じです。バルサメソッドを理解し、それを選手に浸透させるために分かりやすいコーチングをすることができるコーチの育成が、我々TDに課せられた命題です。


そのため、コーチである皆さんが指導を行っている際には、できるだけその指導に介入しないことを心がけています。なぜならバルサメソッドのベースがある上に、各コーチの指導の色が必ず存在するからです。コーチによって子どもたちの成長にバラつきが出ないようコントロールすることが私の役目ではありますが、コーチの指導に介入するあまり、本人のモチベーションを下げることになってしまったり、あるいはコーチの色が出なくなってしまうのも問題であると捉えています。


奈良校のTDとしてこれまで職務を全うしてきましたが、共にプロジェクトを進めている奈良校のスタッフは、バルサメソッドを学ぶ意欲が非常に高く、強い野心を持っています。その熱量の高さもあり、近年奈良校に通ってくれる選手が増えており、今年度5月からバルサアカデミー三重サテライト校も開校しました。


スタッフ全員の働きと協力のもと、奈良校のプロジェクトが年々拡大している実感があります。これからもバルサアカデミー奈良校を入り口に、バルサメソッドを学ぶ選手が1人でも多く増えて、引いては日本全体のバルサメソッドの普及に繋がっていけば非常に嬉しい限りです。(※以下、後編に続く)


今回はここまで!ラウルコーチがバルサコーチになるまで、そして現在のバルサアカデミーにおける、TDとしての役割についてお話をきかせてもらいました!後編では「バルサアカデミー奈良校の選手、引いては日本人選手に感じていること」や「バルサアカデミーサマーキャンプにかける意気込み」をきいた記事を掲載していきます!お楽しみに!


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