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【ウルトラ系バトスピデッキ】宇宙星竜ゼットン

〜ご注意〜

 2021年4月17日の制限カード変更に際し、記事中のデッキリストは現在そのまま使用することは出来なくなりました。ご承知おき下さい。

はじめに

 「ゼットン」と言えば、ウルトラマン第39話『さらばウルトラマン』に初登場し、無敵のヒーローウルトラマンを倒した怪獣として有名ですし、今でも新たな「ゼットン」が生み出され続けている人気怪獣です。
 バトスピのウルトラコラボブースター第1弾【ウルトラ怪獣超決戦】でも、『宇宙恐竜ゼットン』が堂々のXレアとして収録されました。同弾には他にも映画ウルトラマンサーガに登場した『宇宙恐竜ハイパーゼットン(イマーゴ)』や『変身怪人ゼットン星人』、ゼットンの必殺技である『一兆度の火球』といった関連カードも収録されました。
 ウルトラコラボ第2弾となる【ウルトラヒーロー大集結】でも、『滅亡の邪神ハイパーゼットン(イマーゴ)』が再度Xレアとして収録され、『宇宙恐竜ハイパーゼットン(コクーン)』、『宇宙恐竜ハイパーゼットン(ギガント)』といった関連カードも多く収録され、「ゼットン」の人気の高さを裏付けてます。そんな「ゼットン」を主軸に据えて、そこそこ戦えそうなデッキを作ることが最近の楽しみだったのですが、ツイッターなどを漁ってもウルトラ系の、特に怪獣系のデッキレシピが見当たらず、ほぼ手探りで組み上げました。
 至らない点多々あるかもしれませんが、生温く見守って頂けたら幸いです。
 ウルトラ系バトスピデッキ紹介、まず1発目は【宇宙星竜ゼットン】。
 レシピはこちら↓↓↓

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https://club.battlespirits.com/bsclub/mydeck/decksrc/202011/11604568567614_20201105.html

構成

スピリット 28枚
宇宙恐竜ハイパーゼットン(コクーン) 3
煌星竜スピキュールドラゴン 3(現制限カード<1>)
宇宙恐竜ハイパーゼットン(ギガント) 3
アポローン・パスト/アポローン・フューチャー 3
黒皇龍ダークヴルム(リバイバル) 3
龍星の射手リュキオース 1
宇宙恐竜ゼットン[2] 2
暴君怪獣タイラント[2] 3
煌星第一使徒アスガルディア 2
宇宙恐竜ゼットン 3
滅亡の邪神ハイパーゼットン(イマーゴ) 2

ブレイヴ 3枚
太陽神弓サンバースト 3

ネクサス 6枚
創界神アポローン 3
フューチャーアース 3

マジック 3枚
ペネトレイトフレイム 3

合計40枚

 コンセプトは『系統:星竜を活かして何度も再生してはBP破壊とライフ焼きを繰り返して蹂躙する』デッキです。

各カードの役割


宇宙恐竜ハイパーゼットン(コクーン)

コクーン

 「ゼットン」召喚のためのシンボル確保要因。効果破壊を受けないことと、高BPで場持ちが良いです。コスト2なので、創界神アポローンの神託対象にはなりません。

煌星竜スピキュールドラゴン

スピキュール

 アクセルでネクサスを破壊し、召喚時効果と破壊時効果で星竜を戻せる優秀なカード。破壊時効果は相手によらずとも発揮されるので、フューチャーアースと相性が良く、このデッキの潤滑油も兼ねます。2体のスピキュールを回してアポローンに神託しまくるのもアリ。
※2021年4月17日より制限カード<1>に指定されましたので、デッキには1枚しか入れられません。

宇宙恐竜ハイパーゼットン(ギガント)

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 2枚ドロー出来たり、滅亡の邪神をノーコスト召喚出来たりしますが、相手依存なので過信は禁物。サンバーストと合体出来ますがシナジーは発生しません。

アポローン・パスト/アポローン・フューチャー

アポローンパスト

アポローンフューチャー

 アタック時に1枚ドローと効果破壊を持っているのでギガントより役に立ちます。緩い条件で転醒出来るので、出したら即殴って転醒しましょう。

黒皇龍ダークヴルム(リバイバル)

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 ライフ回復手段が無いので、効果使っての召喚はリスク高いです。出すなら、相手の盤面や手札とよく相談して。フューチャーアースの餌としてはかなり上質です。する事ない時は手元で燻ってるアスガルディアを煌臨させて、ライフを焼きましょう。

龍星の射手リュキオース

龍星の射手リュキオース

 龍射撃が強力です。場に残すのも良いですし、スピキュールで使い回すもよし。超祈願はおまけ程度で。

宇宙恐竜ゼットン[2]

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 微妙な召喚時効果は強制なので、バースト踏む戦犯になる事は覚悟しましょう。サンバーストとの相性は良くありませんが、相手の大型を破壊して回復するので、鉄砲玉としてお使い下さい。際立って強いわけではないので、2枚採用です。

暴君怪獣タイラント[2]

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 バースト持ちの「ゼットン」と言えば「光ノ魔王獣マガゼットン」ですが、マガゼットンより破壊範囲が広く、なおかつドローも出来るので、こちらを採用です。破壊効果は召喚時効果なので手札から出しても強力です。

煌星第一使徒アスガルディア

煌星第一使徒アスガルディア

 強力なアクセルで攻めてよし守ってよし。煌臨時効果は何もないので、ダークヴルムとのシナジーが発生しないときは素出しからトラッシュに送ってスピキュールで回収しておくとプレッシャーになるかもしれません。ペネトレイトフレイムと役割が被りがちなので、2枚採用です。

宇宙恐竜ゼットン

ゼットン

 このデッキのエースカード。アタック時効果で破壊する対象がいないときは、3枚ドローできますので、むしろ破壊できないときの方が嬉しいかもしれません。保護効果はマジックとネクサスには無力ですし、最近よく目にする「相手の効果では防げない」系の効果にも無力なので過信は禁物です。

滅亡の邪神ハイパーゼットン(イマーゴ)

滅亡の邪神

 召喚時効果もアタック時効果もめっちゃくちゃ強力ですが、どちらも強制発揮です。素のコストが激重なのでギガントかフューチャーアースでの召喚を狙います。おまけに耐性が無いので割とあっさり処理されます。フューチャーアースでバウンス対策くらいはしておきましょう。事故要因にしたくないので、2枚採用。

太陽神弓サンバースト

サンバースト

 スピリット合体中のアタック時効果は、効果破壊だけでなくBP比べでも発生します。効果破壊持ちと合体させるのがベターですが、ただ合体してアタックするでもお強い。神技はまず使うことが無いです。

創界神アポローン

アポローン

 星竜サポートの創界神。ドローしたりライフ焼いたりするのでとても頼りになります。赤としても扱える神シンボルはリュキオースやサンバーストの召喚時に役立ちます。

フューチャーアース

フューチャーアース

 このネクサスを貼るだけで「ゼットン」の召喚が非常にスムーズになります。軽減も多いのでいつ手札に来ても困りません。「ゼットン」のバウンス対策にもなるので、出し惜しみは無しです。

ペネトレイトフレイム

ペネトレイトフレイム

 コストの割に破壊範囲が広く、条件が整えばノーコストで撃てたり、耐性持ちを破壊出来る優秀なフラッシュマジック。アポローン・パストを即転醒させたいのもこのカードを最大限に活用するためです。

動かし方

 序盤ではコクーン、創界神アポローン、フューチャーアースを召喚・配置していきます。ダークヴルムは後攻のときに相手の盤面を見て破壊対象がいれば召喚してアタックしましょう。スピキュールドラゴンはネクサス対策なので素出しせず手札に残しておきましょう。アポローン・パストが召喚できる状況なら積極的に出して転醒しておきます。アスガルディア、ペネトレイトフレイムは中盤を乗り切るための防御札です。ゼットンと滅亡の邪神を滑らかに召喚できるようになったら、効果破壊でどんどん押していきます。2枚のスピキュールとフューチャーアースのコンボで、トラッシュの星竜はすぐに舞い戻ります。

不採用カードの理由

 コラボカードの中に「ゼットン」サポートのカードが他にも色々ありますが、不採用の理由を自分なりに述べていきます。

変身怪人ゼットン星人

ゼットン星人

 いわゆるサーチカードです。「ゼットン」は5種13枚あるので、サーチせずとも「ゼットン」が入る確率はかなり高いです。トラッシュ送りもアポローン2種で事足りると判断しました。系統:冥主なので神託対象にならないのもマイナス、なおかつ合体も出来ませんので不採用です。

宇宙恐竜ハイパーゼットン(イマーゴ)

イマーゴ

 8コスト6軽減ですがバニラです。事故要因ですので不採用。

一兆度の火球

一兆度の火球

 「宇宙恐竜」がフィールドにいれば、BP20000以下のスピリット/アルティメットが1体焼けます。でも、使い勝手の良さからペネトレイトフレイムの方を採用です。

科学特捜隊基地

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 「ゼットン」召喚サポートネクサスですが、疲労させて1コスト分にしかならないのは高コスト「ゼットン」の召喚サポートとしては弱い。フューチャーアースと併用するほどのものでは無いです。ライフ減少時の破壊効果も中盤以降では役に立たないことが多いです。

光ノ魔王獣マガゼットン

マガゼットン

 バースト持ちの「ゼットン」ですが、バースト効果による破壊範囲が同様の効果を持つタイラント[2]に及ばず、アタック時効果がゼットン[2]よりも条件厳しめなので不採用です。

合体魔王獣ゼッパンドン

ゼッパンドン

 「ゼットン」として扱われますが、コストが重い。青軽減が全く機能しないのと、頑張って出す意味が薄いので不採用です。

触角宇宙人バット星人

バット星人

 トラッシュから「ゼットン」を戻す効果はスピキュールドラゴンで充分です。系統:冥主であることもネック。

コラプサーオーラ

コラプサーオーラ

 バースト効果はタイラント[2]の方が優秀です。ネクサス破壊もスピキュールドラゴンがいます。回復対象は「ゼットン」のみ、なおかつ相手のネクサスを破壊する事が条件なので、使いづらさしか無いです。

ベリアル融合獣ペダニウムゼットン

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 宇宙恐竜ゼットンと同じコストで召喚時とアタック時に破壊効果を持ち、相手のスピリット/マジックの効果を受けない上にダブルシンボルなので、相当強いです。入れなかったのは単に好みの問題です。もし入れるとしたら滅亡の邪神と入れ替えますが、その際にはギガントも抜けるでしょうから、その枠にはバニライマーゴを入れることになったかもしれません。

悪の権化ウルトラマンベリアル&ギガバトルナイザー

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 これらはワンセットで考えるべきですし、いくら「ゼットン」を早出しできるとしても、星竜軸というコンセプトから大幅に逸脱するので不採用です。もし使うなら、ベリアル陛下のデッキに「ゼットン」を混ぜる形になるでしょうね。

リミテッドバリア

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 ベリアルデッキに再録されたリミテッドバリアはゼットンが描かれているので採用候補でしたが、直接アドバンテージを稼げるカードでは無いので見送りです。ネクサス対策はスピキュールドラゴンもおりますし。

終わりに

 バトスピのウルトラ系コラボはカードパワーが低く、それのみで組むのが非常に難しいと思います。とは言え、汎用的な強カードの中にちょっと混ぜ込んだだけでは胸を張ってその怪獣のデッキだとは言えない気がします。あくまでキーとなる怪獣を主軸にして、それを生かす構築にする事がコラボビルダーの矜持だと思ってます。この先新たなウルトラコラボブースターが出て、更にゼットンデッキが強化される事を祈ります。

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