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【ウルトラ系バトスピデッキ】宇宙忍風バルタン星人

はじめに

 第1回目に紹介した「ゼットン」と同じくらい人気があるウルトラ怪獣が、ウルトラマン第2話『侵略者を撃て』で初登場した『宇宙忍者バルタン星人』です。
 バルタン星人はその後のウルトラシリーズにも頻繁に登場し、ウルトラ戦士たちと激闘を繰り広げてきました。そのバルタン星人も、ウルトラコラボブースター第1弾【ウルトラ怪獣超決戦】においてXレアとして収録されました。
 第2弾【ウルトラヒーロー大集結】においてはウルトラマンマックス第33話『ようこそ!地球へ(前編) バルタン星の科学』、第34話『ようこそ!地球へ(後編) さらばバルタン星人』に登場し、マックスを終始圧倒し続け、ついに敗北しなかったことから最強のバルタン星人とも目される『超科学星人ダークバルタン』が、これまたXレアとして収録されました。ゼットン同様、別格の扱いであることが伺えます。
 今回はそんなバルタン星人を主軸にしたデッキをご紹介致します。例によって至らない点有ろうかと思いますが、ご容赦下さい。
 ウルトラ系バトスピデッキ紹介、2回目は【宇宙忍風バルタン星人】。
 レシピはこちら↓↓↓

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https://club.battlespirits.com/bsclub/mydeck/decksrc/202011/11605077358959_20201111.html

構成

スピリット 26枚
幻覚宇宙人メトロン星人 3
宇宙忍者バルタン星人ベーシカルバージョン 3
バルタン星人 3
宇宙忍者バルタン星人[2] 3
甲蛾頭首クワガスレイヤー 3
宇宙忍者バルタン星人 3
四十四代目異牙忍頭首シシノビ 3
戦鬼ムルシエラ 3
超科学星人ダークバルタン 2

ブレイヴ 2枚
テッポウナナフシ 2

ネクサス 4枚
巻き上がるダンガロ山脈 2
バルタン星人の宇宙船 2

マジック 8枚
口寄之術 2
ネクロブライト 1
ネクロリバース 2
ヒートブラスター 3

合計40枚

 コンセプトは『忍風特有の超展開に分身のトリックコンボを加えて一気に畳み掛ける』デッキです。

各カードの役割

幻覚宇宙人メトロン星人

メトロン星人

 ドローソース。他に「星人」がいれば追加ドローのチャンス。ネクロブライト、ネクロリバースにも対応し、ソウルコア乗せて破壊されたら相手の手札破棄も狙えます。

宇宙忍者バルタン星人ベーシカルバージョン

ベーシカルバージョン

 デッキに何枚でも入れられますが、分身発揮がLv2の破壊時ですので能動的ではありません。逆手に取ってチャンプアタック要員にする事もありですし、ネクロ系で蘇生して2体分のブロッカー役もこなせます。注意しなくてはいけないのが、破壊時効果を発揮するタイミングではまだ自身にコアが乗っているため、"破壊された自身のコアを使って分身を発揮する"ということは出来ません。

バルタン星人

3バル

 通称3コスバルタン。ベーシカルバージョンとは異なり、召喚時に分身発揮します。ダンガロ山脈か宇宙船を配置しているときは積極的に召喚しましょう。メインステップで緑シンボルが増える効果もあるので、1ターン目に召喚しても後の展開が楽になります。

宇宙忍者バルタン星人[2]

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 召喚時に1コアブ―スト。「星人」がフィールドにいれば2コアブ―ストになります。序盤はコアがカツカツになりがちですので、3コスト星人の後追いで出せればベスト。6コストバルタン星人の召喚時効果で捲れても強いです。

甲蛾頭首クワガスレイヤー

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 軽減が付かずとも、ソウルコアが乗ってさえいれば十分な仕事をしてくれる忍風の最重要カード。効果で召喚されたスピリットの召喚時効果も発揮されるので、積極的にアタックしてコアブ―ストと「バルタン星人」の展開に繋げましょう。Lv2でBP10000もなかなかお強いです。

宇宙忍者バルタン星人

6バル

 通称6コスバルタン。召喚時効果は破格の5枚オープンからの「バルタン星人」無制限召喚。3コスバルタン、バルタン星人[2]の召喚時効果を更に発揮させて大量のアタッカーを用意することが出来る優秀なサポートカードです。Lv2,3時のコアブ―ストかコアシュートかを選べる効果も自身がアタックする必要がないのでとても強力です。

四十四代目異牙忍頭首シシノビ

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 数押しのデッキなので、返しの防御の要となります。クワガスレイヤー同様、Lv2,3の効果で忍風を展開する事が可能な上、残ったカードは手札に加えるので無駄が無いです。自身が赤シンボルなので、軽減元になれないのが玉にキズですが、メリットの方が大きいカードです。

戦鬼ムルシエラ

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 シシノビ同様防御の要となります。このデッキはアルティメットを相手取ったときにはほぼ無力ですので、唯一の対抗手段となります。常に手札に抱えておきたいところ。

超科学星人ダークバルタン

ダークバルタン

 アタック時のコアシュートは自身も「バルタン星人」として扱うので+1されます。バースト封じ効果は系統:忍風が対応していないので、クワガスレイヤー、シシノビのアタック時には要注意。素のコストが重く、効果召喚以外では出しづらいので、2枚採用です。

テッポウナナフシ

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 シシノビ、ムルシエラ、クワガスレイヤーを素早く手札に引き入れるために、場合によっては序盤から使っていきます。重要度はあまり高く無いので、2枚採用です。

巻き上がるダンガロ山脈&バルタン星人の宇宙船

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バルタン星人の宇宙船

 どちらも分身を出すときにコアをボイドから置くことが出来るようになります。それぞれ微妙にテキストが違うので重複しますが、どちらか1枚でも有れば上出来ですのでどちらも2枚採用です。宇宙船のLv2効果は常時発揮ですので、コアの節約に繋がります。

口寄之術

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 分身スピリットを出したらすぐ裏の確認をしましょう。有れば良し、無くてもそんなに困らないので2枚採用です。

ネクロブライト&ネクロリバース

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 どちらも3コスト以下のスピリットをトラッシュから召喚することが出来ますが、「リバース」は相手のアタックステップ限定の上、召喚したスピリットをバトル終了時に破壊しなければならないため、ブロッカーとして出すのが基本です。メトロン星人でドローや相手の手札破棄を狙ったり、ベーシカルバージョンや3コスバルタンの分身で相手の計算を狂わせます。制限カードである「ブライト」は、こちらのアタックステップで打点を増やすことも視野に。3コスト以下は9枚なので、事故を減らすために合わせて3枚採用です。

ヒートブラスター

ヒートブラスター

 原典ではダークバルタンの必殺技とされています。コアシュートし、消滅出来なければ疲労させることが出来る柔軟性が魅力。ソウルコアでコスト支払った場合は分身を発揮することも出来ますが、分身を発揮出来るレベルでないスピリットは対象に取れません。「バルタン星人」が召喚されたとき手札に戻せる効果を忘れないように。

動かし方

 ネクサス2種があればまず配置して軽減元を確保しましょう。クワガスレイヤーが速攻の鍵になります。5コスト払ってソウルコアしか乗っていない場合でも、アタック時効果で1コア増やし、ソウルコアをリザーブに置くので3枚捲れた中にバルタン星人[2]と6コスバルタンが有れば超展開が始まったりします。口寄之術とヒートブラスターでトリッキーな動きも可能。防御をシシノビとムルシエラに任せてドンドン殴って怒涛の如く押し切りましょう。

不採用カードの理由

 「バルタン星人」サポートカードで採用されなかった物の理由を解説します。

変身怪人ゼットン星人

ゼットン星人

 バルタン星人をサーチすることが出来ますが、軽減シンボルにはなれませんし、忍風でもなく、3コストでもないのでシナジーが薄いです。

バルタン星人の分身

バルタン星人の分身

 スピリット破壊時のバースト効果でトラッシュにある3コスト以下のスピリットを召喚することが出来ますが、ブロックアイコン<2>以降は”コストを支払わずに”の文言がない場合、召喚コストの支払いが必要となりました。バルタン星人破壊時の時も同様ですのでコア効率が宜しくありません。素のコストも重く、コアを支払って召喚したスピリットからまたコアを奪ってフラッシュ効果を使うことにもなりかねません。せめてバースト効果がノーコスト召喚だったなら、と悔やんでも悔やみきれないカードです。

科学特捜隊基地

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 バルタン星人の召喚サポートになりますが、シンボルの色が噛み合わないのでプラスマイナスでゼロです。相手のアタックを躊躇わせるLv2効果も、シシノビを貼ってたり、ライフからコアを増やしたい時には逆効果になるので相対的に見てマイナスです。

終わりに

 アルティメットやネクサスを処理できず、デッキ破壊にも弱く、耐性も持たないバルタン星人ですが、先に相手のライフをゼロにしてしまえば勝ちなのです。一縷の超展開に全てを賭けるデッキスタイルこそ、故郷を失い、種族の存亡を掛けて戦うバルタン星人の生き様そのものではないでしょうか?人気者である彼ですので、今後も新たな仲間が増えると信じています。




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