【現場レポ】DIALOGUE+ 5th Anniversary Tour「DIALOGUE+学概論」


1.まえがき

 どうも、バルバロイと申します。

 今回のツアータイトルが「DIALOGUE+学概論」である以上、レポート書かないと単位貰えない気がしたので書くことにしました。本当はもっとレポートっぽく書きたかったのですが、大学生当時からレポート大っ嫌いだったので形式とかその他諸々は諦めることにしました(こうやって趣味についてのアウトプットをすることは好きです)。
(表に書いちゃいけないこと書いてたら誰か教えてください・・・)


↓ 以下注意点 ↓

あくまで個人の感想です。異論、解釈違い、山ほどあると思います。事実誤認があったらこっそり教えてください。ライブ中の記憶爆散型なので正確に憶えてないことばかりです。

※字数の割には大したこと書いてないです。考察や分析というよりただの感想です。あと自分語り多めです。

※今回のダイアローグぅコラムやWHITE BOX、直近のログログ等は未確認の状態で書いています。

※全肯定ではないです。苦手な方はブラウザバック↺

※他コンテンツの名前を堂々と出します。苦手な方はブラウザバック↺


2.心構えとか

 今回のツアーは5th Anniversary Tourということでこんなライブになるんじゃないか、こんな曲をやるんじゃないか、といったところを予想したくなるところですが、正直全く考えてませんでした。ノー勉です。ぶっちゃけ当日のMCで「5周年ツアーなので最大曲数やります!」と言われるまで5周年記念ツアーなの忘れてました。別の現場でバタバタしていたからというTHE 言い訳がありつつも、結局のところ予習してもどうせ当たらない&どう転んでも楽しいライブになるのは分かりきっているので雑に受講しても問題ないだろうと信頼しきっているところは大きいです。
 とりあえず、タイトルがタイトルなので大学やキャンパスライフっぽい要素はありそうだな~とか、ツアー初日直前のSOVA presents 「APPLESEED」で披露された曲は入りがちなんだろうくらいで特に何も考えないまま参戦。

 
 座席は以下のとおり
・名古屋:10列台上手ブロック真ん中あたり
・兵庫&東京:1階1桁中盤列のセンターブロック上手側


3.本編


M01. かいかいせんげん!

 最初の影ナレが「開会を宣言します!」で終わってからのこれだったこともあり、大学というよりは小学校の時の運動会を思い出しました。実際ここ運動会みたいなもんだし。ただ東京公演の時は会場がTDCHだったので早くもD+1ツアー当時のことが脳裏をよぎりました。あれが2年半くらい前だったので5周年の視点で見るとちょうど半分ですね。
 この後も同じ会場で開催されたぼくかく[再]要素がいくらか入ってたみたいですが、私は「いや~さすがにDIALOGUE+のライブ気になってきたし情報掘るかァ~」とTwitter(当時)の公式アカウントをフォローしたその瞬間がちょうどぼくかく[再]の当日かつ終演後だったタイプの手遅れヲタクなのでその点については一切言及しません。

◼️DIALOGUE+学概論その1「挨拶は元気よく」

 あ、出た。ライブ終わる頃には記憶からほぼ全部消し飛ばされてる系の口上だ(リスアニのライブレポで復元しました)。

M02. はじめてのかくめい!2023
 むしろこれと「ダイアローグ+インビテーション!」以外の何に挨拶が務まるのかという。DIALOGUE+のセトリにしては珍しく素直。

M03. 20xxMUEの光
 最初の2曲が素直だった分ここで一旦裏切っておこうという魂胆がみえます。最初のMC直前の曲で掴みにいくのも常套手段ですね。


 MCで今回は「5周年ツアーなので最大曲数持ってきました!」という嬉しいご報告。良い曲ならなんぼやってもいいですから。


◼️DIALOGUE+学概論その2「いつだって私たちは最強である」

M04. シュガーロケット
 いつだってシュガロケは最強である。
入りのフォーメーションでどの曲か察してしまわないようライブ中以外はなるべく曲始めのポジションを見ないようにしてるんですが、飯塚麻結さんがド真ん中にいる時点でこちらにとってはとりあえず最強なので、最強です。前回のZeppツアーでも全通しているシュガロケくん、さすがにヲタクに好かれていることがバレたみたい。

M05. チャンバワンバfancy!!
 はっっっっっっっっっっっっっっっやwwwwwwwwwwww
いや、終わってみたらそんな後半に差し込めるようなところもなかったしセトリに入ってるだけありがたかったのかもしれません。
 振付が雑にシバけるやつで適当にコピってても初回からめちゃくちゃ楽しかったのが印象に残っています。ただインスト部分がパラパラだったのは未だによくわかんないのでこれはかなみ先生からの解説を早く聞いてみたいところ。あと落ちサビの緒方佑奈さんソロ部分はもっとピコピコ音大きめで欲しいなと東京あたりでは思いました。あれ好きなので。


 そして運命の繋ぎ


やか「あ、ジャイアントハイランドバナナ鬼盛り」


 鬼盛り!?!?!?!?!????????


やか「ホイップクリーm


 ファッ!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?


やか「マシマシのパンk


!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


M06. パンケーキいいな
 っっっしゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああぃいやったあああああああああああああああアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアキェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 胎児の頃から「頑張って頑張って君の時代だ」と言われながら育ってきた甲斐がありました。俺の時代です。全員ひれ伏せ。国中のパンケーキをかき集めて献上しなさい。
 
 今回のベスト自己満ポイントはここ一択です。3回全部やかちゃんの台詞聞き終わる前に脳がふっとうしていたので文末までちゃんと聞けていませんごめんなさい。セトリの組み方は分かっててもセトリ予想が当たらないことで(俺の中では)名高い田淵セトリ、俺たちようやく分かり合えたんだね・・・!「チャンバワンバfancy!!」の終わり方はライブでの繋ぎやすさを意識してるとしか思えないので読みやすい方ではあると思います。パンケーキ、非公式の楽曲投票で2,3位に入れてたくらい好きなのでこれはたまらなく嬉しかったです。

M07. 人生イージー?2023
 短めのバンドセッションを経てからのこれ。さっき俺の時代になったばかりなのにまた君の時代だと言われてしまい一生私の時代へ。正直パンケーキからの繋ぎなのはよくわかりませんでしたが、「イージー?ハード?しかして進めっ!」を一番輝かせるセトリだと明言されている以上、こちらも必要なのはわかります。DIALOGUE+の歴史的にも友崎君の存在は大きいと思うので。

M08. 僕らが愚かだなんて誰が言った
 いつも通り元気に振りコピしていたら「人生イージー?」のラストのかき回しがキャンセルされて、無音の中自信満々に拳を突き上げていた人がたくさんいたことでしょう。当然僕もです。名古屋に続いて兵庫でもやりました。
 ぼくおろ久しぶりですよね?。雰囲気変えるのには上手い繋ぎ方だと思います。この「いつだって私たちは最強である」パート、2nd,4th,5th,6th,11thシングルからそれぞれ1曲ずつ持ってきていて"いつだって"の部分をうまいこと補完しているような気がしています。

 そして最後、ロングアウトロで急にゆーなさんが「まゆッ!」と叫んだかと思いきや後光に照らされセンターで一人舞う飯塚麻結さんの力強くも麗しいお姿。わ!これ!「Re:ステージ! ワンマンLIVE!!~Chain of Dream~<KiRaRe公演>」で見たやつだ!!と頭の片隅で要らぬ情報が蘇ってきて今日もポニーキャニオン様の犬であることを再確認させられつつもまゆ推しにとってこんなにテンション上がるソロパートがあっていいのかとそれはそれはもうぶち上がっていました。あの「まゆッ!」が鋭くてとても好きです。兵庫東京では「まゆーッ!」と少し伸びていた気もしましたが、それもとても好きです。もちろんその後の緒方佑奈さんソロダンスも至高でした。いつだって彼女たちは最強。
 曲数が多いと休憩の度に無音ではダレてくる可能性もあるので色々試行錯誤しているのでしょう。この2人のダンスはじっくり見たい人も多かったのではないでしょうか。普段フォーメーションダンスが凄いユニットを謳っている分、急にソロが発生すると度肝抜かれますしそういうの狙われてるんだろうなと思うとまんまと手の上で踊らされているようで悔しい限り。


◼️DIALOGUE+学概論その3「時に全力で、時に美しく」

M09. 誰かじゃないから
 初披露。このブロック1曲しかないんですね。というのが後になって気づいたくらいにはこの1曲の存在感は大きかったように思います。運営側にとってもここは勝負所だったのではないでしょうか。
 振付は主張強すぎなくて概念的なものが多かったように見えました。好きです。サビ終わりの「コンティニュー」とかもっとキャッチーな振りにできたはずなのに地味めな感じで好き(あれ数直線ですよね?)。


◼️DIALOGUE+学概論その4「可愛いと思ったら素直に言う」

 稗田寧々さんと村上まなつさんのアコースティック「めっちゃオンリーユー」サビ歌唱からのきょんちゃんのこれ。この時点でもう可愛い。

M10. めっちゃオンリーユー
M11. 恋は世界定理と共に

 可愛い欲張りセット。あまり可愛さ目線でDIALOGUE+を見ることはないのですが、アルバム同様、並ぶとこれも間違いなくDIALOGUE+の強みだと思わされます。直前の「誰かじゃないから」と並べて"誰かじゃない"⇒"オンリーユー"になるのも美しい。

M12. やばきゅん♡シューベルト
 鷹村彩花さん宮原颯希さんの口上を経てトドメの内山悠里菜さん、

 「接近して、どうしよっか」

 ふぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえええええええええええええええええええええええええ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死んじゃううううううううううううううううううううううううう。
 え、可愛いとかじゃ済まなくない??????あんなのゆりにゃに目の前で言われたらいくら可愛さ目線でDIALOGUE+見てなくても推し増し確定だし直後のやばきゅんは棒立ち棒振り有機物にしかなれないというかむしろ崩れ落ちて救急搬送までありますよ。名古屋では遠かったので致命傷で済みましたが兵庫でかなり前方まで来てこれは命が危ないんじゃないかと思いきや前の人たちと見事に重なって逆に全く見えず。東京でようやく近めのポジションで本人のお顔まで見ながら浴びることができて寿命が延びましたいや縮んだのかもしれないむしろあそこで一度絶命して今は二度目の人生なのかもしれません。正直やばきゅんの記憶はほとんど無いです。あれはライブの集中力的なところでいくとオーバーキルなのでは・・・?

M13. ダイアローグ+インビテーション!
 可愛いタイムから急に地元帰ってくるやん。この辺が中盤のピークなのでしょう。5周年だからこそというわけでもないですが、インビテ見るたびに8人揃ってるのって決してあたりまえじゃないんだとしみじみする部分ちょっとあります。

M14. ユートピア学概論
 「チャンバワンバfancy!!」に続いて第2の「お、ここなのか~」ポイント。今思えば「イージー?ハード?しかして進めっ!」を良い所に持ってくる前提なら役割被りとかになるからずらしたんでしょうかね?中間テストにはちょうどいいのかも。先行してDance Practiceが出ていましたが、ことDIALOGUE+においてライブより先にMV以外のダンス映像を見るのは個人的には違うと思っているので名古屋の日が完全初見で挑みました。いや、楽しすぎワロタ。こんな楽しいなら覚えてきてもよかったんじゃないかと思わされるくらい楽しかったです。当然兵庫までには仕上げていきました。
 ライブで聴くと終盤の飯塚麻結さんの存在感がデカくてこれも麻結ちゃんの曲やんけ!とよくわかんないことを考えていました。
 2Aのゆーなさんパートで音止めるやつはもう少し止めておく時間短くてもよかったのかなーと思いました。特に東京公演。DIALOGUE+のライブって元々ああいう客側の声出しあまり多くないのでそこらへんの土壌が無いのと、あの場で「可愛い」以外何を言えばいいのかわからないので何度も言わされると集中力が切れるからです。ああいうのは衝動のままに叫ぶから楽しいのであって、一旦落ち着いてからさらに求められると「言わされる」感覚になるので(もちろん衝動的に叫びたくなるような煽りを数十秒間継続できるのであれば問題ないと思いますが、そこはメンバーの実力と頃合いを見極めるバンド隊のセンス次第かと)。


◼️DIALOGUE+学概論その5「友達や仲間を大切に」

M15. 夕空航路

 上記が全てです。この曲サビの終わりで中心に寄るくらいで並びは一度も変わらないのでずっと正面にまゆちゃんがいてくれたのは幸せでした。この曲だけはオレンジの大閃光(UOじゃないやつ)1本で勝負するので向こうからは認識されてないと思いますが。やはりツアーでこそやるべき曲だと思うので今後もツアーの度に入れてもろて。
 ちなみに宇宙一平和なジャンケン飯塚麻結編の戦績はあいこ→勝ち→勝ち→あいこ→負け→あいこ、でした。記憶すぐ飛ぶので自分の手は全部同じにしています。

M16. フレンドファンファーレ
 「友達や仲間を大切に」の権化。友崎曲枠としての役割も持てるのが強い。半年前ではありますが新曲初披露ワンマン「フレンドファンファーレ」も私にとって思い入れの強いライブだったので歴史の一部として振り返るような時間になれてよかったです。


◼️DIALOGUE+学概論その6「力の限り、ジェッ飛ばせ」

M17. 大冒険をよろしく
 入っていてよかった。周りに合わせる必要なんてないから好きに楽しめと諭されているDIALOGUE+において数少ない"みんなで何かをする曲(もちろん強制ではない)"がDIALOGUE+の代表曲のひとつにもなっているのは不思議なことだなーと。

M18. D+ has come(名古屋・兵庫)
 はい神。もうね、こんなにコスパが良い曲無いですから。無限に擦り続けてほしいです。

M18. ガガピーガガ(東京)
 うぉーその手があったか!!と。逆になんで予想してなかったのか自分でも不思議でしたが。僕が初めて聞いたDIALOGUE+の「新曲やります」がこの曲だったので思い入れがエグいのです。さすがにちょっと泣きましたし東京で一番テンション上がったのはここでした。元々この枠にどの曲が入ってたのか後から人に聞くまで思い出せないくらいに。まだあのツアーから2年半しか経ってないのですね・・・。


◼️DIALOGUE+学概論その7「突如来る新曲に備えよ」

 「新曲やります!」の新しい形。これはアツい。

M19. これは訓練ではない
 し、知ってる新曲だー!!これはこれで新しいかたち。突如来る新曲なんて備えようがないだろって感じですがこれならいけます覚えてます。1Aと2サビ頭とアウトロがスーパーハイパーウルトラいいづかまゆゆゆゆんソロパートだってなぜか脳裏に刻まれているのです。マジでまゆゆんがかっこいい。どう考えても飯塚麻結さんの曲でしょこれ。というかこのライブ全体的にそうなんですよ。シュガロケ、パンケーキ、大冒険、ダンスソロ。個人的にはぼくおろとユートピア学概論もそうですし飯塚麻結ヲタク大歓喜セトリをありがとうございます。まゆちゃん云々を除いてもこの曲はむちゃくちゃ好きなのであまり正気を保ててないんですけどね。なのでアルバム発売されたらちゃんと歌詞を読みたいです。
 なお、東京ではここがガチの初披露新曲に替わるんじゃないかと予想していましたがそんなことはありませんでした。そこはガガピーガガで満足したのでむしろ必要なかったです。

M20. イージー?ハード?しかして進めっ!
 本日の「ここなのか~」ポイントその3。ただ、正直ここだけはネガティブな意味での「ここなのか~」でした。というのも私、直前の「これは訓練ではない」がすこぶる好きなので現状この曲の次に置いてテンション維持もしくは上げられる曲ってほとんど存在しないのです。一旦落ち着く所なのです。このツアーは「イージー?ハード?しかして進めっ!」が最も輝くセトリにすると前置きされていたので全体のポジション的には確かにそれはここなのかもしれませんが、よりによってこの並びとは。
 というのは私個人の好みなのでもちろん違う方もたくさんいると思います。が、少なくとも、DIALOGUE+のライブにおける「新曲やります」が持つ唯一無二のパワー&「これは訓練ではない」の音の厚みとアウトロの飯塚麻結さんのフェイク(シャウト?)の強さ、それに対する「イージー?ハード?しかして進めっ!」のイントロの音の軽さというのはイージー?ハード?を一番輝かせるという課題においてどうにも嚙み合ってないのではないかと感じました。もちろん制作側としてはこれ訓までの勢いのままもっていけるだろうという狙いがあったのだと思いますが、個人的にはこれならまだM14の「ユートピア学概論」と入れ替えてツアータイトルも回収する王道の締め方をした方が良かったのではないかと。アンコールの最後にもう一度やることを変えられないのであれば別ですが、そんなことはないと思うので。一応弁明(?)ですが、私は「イージー?ハード?しかして進めっ!」自体は結構好きな方です。なのでどういう使い方をしてくるのか期待していた分、拍子抜けした部分も大きかったのかなと。


◼️DIALOGUE+学概論その8「また会う約束をしよう」

 ツアー直前に学業とそれに付随するお知らせが出たりツアーのMCでも休養中のゆりにゃにアプローチかけた話が出たりした宮原颯希さんの「また会う約束をしよう」、あまりにも、あまりにもですよ。人生色々あるけど、俺たちはまた絶対にまたこうやって顔を合わせるんだという心からの意志を感じました。

M21. ぼくらは素敵だ
 並びでわかる曲。5周年ツアーの本編ラストがこれなのは気持ちがいいですね。Zepp Tour 2023 「Superday ─Latitude─」の名古屋公演のこれで音が鳴り始める前の並びで「ぼくらは素敵だ」だと察した時が自分もようやく"ログっ子"とやらになれたのかもしれないと思った瞬間だったので、今回も1公演目の名古屋でそれを察することができたのはそういう縁なのだろうと思ったり。
 今回振付が付きましたね。「走れ」の特殊間奏と同じく今までの各曲の振りを散りばめたスタイル。フリームーブの時間も残っていたのは良かったと思います。正直振り有りも無しもどちらも好きなので今後もその場によって使い分けてほしいなと。


◼️アンコール

EN01. おもいでしりとり
 おお、逆に忘れていた。ここまで「デネブとスピカ」も「おもいでしりとり」も無かったの凄い。はじかくがフェスで干されはじめた頃と似た感情で、ここまでアンセムとして扱ってきた曲をセトリに入れなくても作りたいライブが成立するようになっていることにはシンプルにグループとしての成長を感じます。最終的に「デネブとスピカ」は多分発売以来ワンマンでは初めての干しになりました(フェス含めても稀有だったかと)。曲数が多いこともありこれ以上は重量オーバーとかエモ過多になりそうなので、おもしりかデネスピかどっちかでええやろといった具合でしょうか。本編もおそらく「ユートピア学概論」と「イージー?ハード?しかして進めっ!」を作っていてその手前がインビテとか大冒険とかこれ訓とかなのでおもしりデネスピが入るとメッセージ性が変わってきてどうのこうのとか、そういうやつに見えます(語彙)。今回も落ちサビの飯塚麻結さんソロのお姿はほぼ見えませんでした。

EN02. ユートピア学概論
 まさかの2度目。全編フリームーブだったり音を止める演出が無かったりと本編との違いは見られましたが曲数が増えてきた中でやることではないと人によっては怒ってそう。ただ、僕はここにきてようやく"おまけ"としてのアンコールを実感することができました。田淵さんはよく「アンコールはあくまでおまけ。拍手されたからしゃーなし出て行っただけ。意味なんか聞くもんじゃない」と仰られていますがだがしかし待ってほしい。

D+1ツアーの「好きだよ、好き。」
puzzleの「あたりまえだから」「ダイアローグ+インビテーション!」
Latitudeの「Sincere Grace」「ぼくらは素敵だ」
LIFE is EASY?の「イージー?ハード?しかして進めっ!(初披露)」

 おまけで済ませていいわけなくない???
ずっと甚だ疑問でした。まあ田淵さん自身、自分は客側だったらアンコールは見たいしおもしろい方がいい的なことを言ってた気がするので結局はそっちに引っ張られているのだろうと。そんな中今回のアンコールは圧倒的に"おまけ"でした。いや、「おもいでしりとり」をおまけでいいと思えるかどうかは人それぞれかもしれませんが。少なくとも2回目の「ユートピア学概論」はそうでしょう。そりゃ色んな曲聴ける方がいいのはその通りですが、ここまで22曲やってる時点でDIALOGUE+のライブとしては異常なので"おまけ"とされているアンコールにこれ以上を求める必要はないのかなと。
 ということでフリームーブですね。いつぞやの大冒険の時もそうでしたが、フリーでもやっぱり振付踊らないと気が済まないメンバーが愛おしかったりします。こちらはずっと踊ってるので、逆に向こうがこちらの振りコピしてくるみたいな変な感覚になれますし、単純にわちゃわちゃしてるの見られるのも楽しいです。
 


4.まとめ

◼️評価的な何か

    ということで、個人的に好きだった部分とイマイチだった部分を復習していきます。

⭕️曲数多い
 曲が好きなグループなので、当然曲数が多いのは嬉しい。いつもの1時間半のライブも全然嫌いではないのですが、やはりこの曲数のライブには心身共に凄まじい満足感がありました。「DIALOGUE+学概論その○」で明確な区切りが入っていたおかげで、その度に次はどういうブロックになるのか、どの曲が来るのかと気を引かれ続けたので長くても中だるみせず集中力も切れないまま完走することができたのだろうと思います。好みの演出でした。ちなみに私はキャンパスライフ要素も入ってるだろうと思い込んでたので「DIALOGUE+学概論そのn お昼休みは素直に休む! テーテッテッテーテ  テッテーテッテッテーテ  テテテテー  テッテッテーテ テ テーttッtッttッ𝑷𝒓𝒊𝒗𝒂𝒕𝒆 𝒕𝒊𝒎𝒆 Fu~!!!」の展開を心のどこかで期待していました。そんな都合の良いことはありませんでした。

⭕️バンド良い
 やっぱりねぇ!生バンドのライブはこれなんですよ!!!
と名古屋の終演後に大歓喜していた記憶があります。DIALOGUE+のデカいライブはいつもそうですが生バンドでしか出せない曲間や繋ぎをふんだんに取り入れてくれたり今回はMCで村上まなつさんが「長いと思ったら弾き始めてください」と指示を出していたり、素人目に見ても生バンドでやる意義がこれでもかというくらいわからされて気持ちが良いです。最近バンド有りのライブ流行りがちですが、ただ音を生音に変えるだけがバンドの存在意義じゃないんですよねぇと。

⭕️メンバーの個性出てる
   
フレファンあたりから特に顕著だと感じていますが今回もメンバーそれぞれの良さみ強みが分かりやすく伝わるような仕掛けがあって良きでした。ダンスソロまじでありがてぇ。

⭕️アンコール呼んで出てくるの早い
 ここに遊び心を入れてくるとは誰も思ってなかったと思います。本編ラストが「ぼくらは素敵だ」なのでもう少し余韻があってもいいように思いますが、そこはどちらかといえば客側のアンコール始動が早すぎる問題に該当するはずなので向こうは悪くない。あとこれは超個人的なことですが、同時期に並行して回ってた別のグループのツアーがアンコール出てくるまでに体感7分くらい掛かってて公演中一番喉やられたのがアンコール叫んでる時みたいなツアーだったのでこちらがありえんほど早く出てきた時は一人でスタオベしていました。

⭕️アンコール良い
 上記でも書きましたが、圧倒的な"おまけ"感のあるアンコールは今まで「これのどこがおまけやねん!」となっていた私にはピッタリハマった内容だったのですこでした。

⭕️MC
 内山悠里菜さんが休養していた時期の話を出してあれを乗り越えてメンバーのことがもっと好きになったと言ってくれるのが僕はたまらなく嬉しいので好きです。付き合ってください。こういう話題ってトークの場だとタブーにされがちですが、内山さん自身が話してくれることでちゃんとその辛かった経験が今ポジティブな形で活きているのだと伝わってくるので好きです。結婚してください。
 MC全体としてはまだまだ伸びしろあると思いますが、彼女たちにとってもライブのMCどう喋ったらいいかは悩みの種みたいですね。個人的にはトークテーマだけ用意しといてあとは楽屋の感じとかDIALOGUE+BOXのアフタートークくらいのノリでやってもらえれば無限に話続くし聞いてるこっちも没入できるのでいいのではないかと思ったりしています。


🔺「僕らが愚かだなんて誰が言った」アウトロダンスソロ中の照明
 これは自分以外にもいたようですが、前方席になるほど後光で目が潰されるので踊ってる姿がまともに見えなくなります。後ろで給水しているメンバーが目立たないようにとかありそうですが、とはいえ見えなかったら意味が無いのでそこはなんとかしていただきたい。

🔺「イージー?ハード?しかして進めっ!」の置き所
 
これは上記でも書いた通りです。少なくとも僕はこれがイジハが一番輝くセトリだとは思えませんでした。「これは訓練ではない」後に1曲挟んで入ってきたらベストだったかも。

🔺失われた「D+ has come」
 余談レベルですが、この曲せっかく100秒しかないのだから東京で「ガガピーガガ」の前に入れたままでもよかった気がします。ただ、メンバーの体力コントロールや地方ではDhcやったんだけどみんな来なくていいんですかぁ~?的な意図だったらそちらが正解だと思うので無いなら無いでも構いません。
(7/14追記)まさかのAppare!主催対バンでDhc→GGPGGの流れが回収されましたありがとうございまああああああす!!!

🔺情報解禁は公演中にやろう
 兵庫公演のアンコールMCでは「この後20時から新情報が解禁されるのですぐチェックしてください!」とのお話があり実際20時に夏川椎菜さんとの2マンライブ「DIALOGUE+WITH」の情報が出ました。が、それ、公演中でよくないですか?と思うわけです。特に今回はDIALOGUE+側の主催イベなのでこちらが10分20分早く出したところで問題ないでしょうし。。謎です。
 LIFE is EASY?か何かの時に緒方さんがサラッと新情報発表してた時も思いましたが、新情報出てきて一番テンション上がる環境ってライブやイベントの現地でリアルタイムに聞いている時だと思っているのでそこは毎回盛大にやっていいいのではないでしょうか。その場にいる人間が一番最初に知れるんだというお得感もありますし、ここはライブのテンプレが〜とかでわざわざ逆張りしなくていい部分かと。
    またこれはライブ中に限らずDIALOGUE+BOXの時などもそうだと思ってます。BOXの数日前に何かしらの新情報を出しておいて、BOXでは既存情報しか出ないのはちょっと寂しい。以前はBOXで新毎回情報バンバン出てたので尚更そう感じます(活動量が減ってるわけではないのにこれなのが勿体無い)。ライブ等のようななるべく早出しすべき情報は別ですが、例えば「DIALOGUE+LIVE 2024「LIFE is EASY?」ライブ音源発売決定🎵各種音楽配信サイトにて5月1日に発売🥁」が特に何かあるわけでもない3月15日に出てきた時は驚きました。他の供給が無いのであれば話は別ですが、今は定期的にラジオ「DIALOGUE+RADILOGUE」が配信されていたりYouTubeのバラエティ動画も上がっていたり、FCだとブログも頻繁に更新されていてDIALOGUE+を追っていて退屈になるような状況ではないので、デカい新情報は現場やBOXでどどーんとまとめて出した方が盛り上がる気がします(あくまで1コアファンの感覚ですが、BOXで知ってる情報しか出てこないのは結構退屈です)。

◼️感想

    なんやかんや書きましたが、個人的な満足度でツアーの点数付けるなら150点くらいだと思います。バカありえん楽しかった。D+1ツアーの時もZeppツアーの時も最高すぎてこんなに楽しいツアーもう無えだろと今後の伸びを危惧していたのに結局杞憂で終わるんですよね。曲が増えてできることが増えて、その時その時の最大打点に近いものを提供されてるからでしょうか。「最高を更新する」という言葉がよく合います。
    また、今回は5th Anniversary Tourということで自分がDIALOGUE+と過ごした時間のことも時々思い出しながら楽しめたのがよかったです。「かいかいせんげん」「ガガピーガガ」「僕らは素敵だ」あたりが筆頭です。あの時はああだったなぁ〜とエモまりつつ、翌日公開された「はじめてのかくめい!2023【5周年記念ver.】 (youtube.com)」を見た時にもひしひしと感じたことですが、自分はまだまだDIALOGUE+のほんの一部の時間しか知らないのだと分からされました。完全在宅だった約8年間を含め一応ヲタク17年生くらいではありますが、一度ハマってからここまで濃い密度で追ってきたコンテンツなんて他に無いのでとても3年やそこらの付き合いとは思えないのです。今はまだDIALOGUE+の歴史を半分程度しか知らないぺーぺーなので、これからその時間が7割、8割、最終的にはD+のほとんどの時間一緒におったんやでと胸張って言えるようなヲタクになりたい、そんな振り返りをしたりモチベを新たにする機会にもなりました。引き続き、やんごとなきイベ被りが発生しないことを祈りながら楽しく通わせていただきますのでよろしくお願いします!



◇余談

   最近のキャパだと地方公演は余りがちですが、もし遠征したことなくて不安だから~みたいな人がいたらFF外だろうが何だろうが構わないので一報ください。自分に教えられることなら何でも教えます。安いホテルの取り方と国外脱出以外なら大体分かるつもりです。
 自分も最初は山口より東は外国扱いしててびくびくヒヤヒヤしながら飛んでたので気持ちは分かりますが結局は慣れです。推しは推せるときに推せとよく言われますし、今となっては遠征怖がってイベント干してた期間もったいなかったなーと思うので、烏滸がましいのは承知のうえですが自分に救える命があれば救わせてください。



参考文献

・過去最多曲数を通じて示した、5周年の輝ける「現在地」――“5th Anniversary Tour DIALOGUE+学概論”東京公演レポート


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