【現場レポ】2023/8/20(日) DIALOGUE+SUMMER LIVE ~Welcome to D+~

1.まえがき

 どうも、バルバロイと申します。

 今回レポ書くつもりはなかったのですが(今までも全然書いてませんが)他の方のレポ読んでたら書きたくなってきたのと、皆さんコンパクトにまとめておられるのがシンプルにすげえと思ったので作文の練習も込みで書くことにしました。大して得るものも伝えたいことも無いただの感想なので頑張って短くします。Superdayツアーのレポは15000字越えてまだ書き終わってません。

 (書いちゃいけないこと書いてたら誰か教えてください・・・)

2.本編

 今回のライブは「Welcome to D+」ということで"1時間のライブをお手頃価格で"が売り文句みたいになっているどちらかといえばご新規様向けのライブだったため、その点にフォーカスしながら記していく。

M1. ダイアローグ+インビテーション!
 なんだ、ただの神曲か。いつ聴いてもテンション跳ね上がる。

 誰目線だと怒られそうだがこれを初手にもってきたのは偉い。というのも公式さん、最近のドルフェス直後に下記のようなツイートを出しては「じゃあその曲をフェスのセトリに入れんかい」という当然のツッコミを(主に空リプで)浴びておられたので、ちゃんとセトリに入れてきたのは偉い。富士山をバックに据えた夏の野外ステージや夏の夜の屋上ステージトリ枠で『夏の花火と君と青』を干されてきた我々にとって「Welcome to D+」のセトリに自己紹介曲が入っていることは決してあたりまえではないのだ。
 そしてこれが1曲目であることで上記の「じゃあその曲をフェスのセトリに~」お気持ちも一旦払拭できたうえで以降のライブを楽しめる。少なくとも私はそうだった。やっぱり神曲である。

 なお、アイドルフェスから流れてくるヲタクにとって1公演5000円は別にお手頃価格ではないという話は忘れたことにする。


M2. にゃんぼりーdeモッフィー!!
 
カワイイ。知ってた。この時点ではフェスで披露された回数の方が多かったためどこまでフェスのノリでやっていいのか迷いはあったが、結果的にはにゃーにゃー叫んでたら終わってた。「ゴロナゴちょこまかちょちょいとご主人お耳を拝借、左から」で後ろを振り向こうとする癖がついていることに気づいた。やめたい。幻覚が視える。

M3. デネブとスピカ
 
お~ここなのか~!と驚かされた。終盤の必殺技的なポジションで使われるものだと勝手に思っていたので。とはいえ、インビテ消化後に新規向けでここに入りそうなのは他に『はじめてのかくめい!2023』『おもいでしりとり』くらいしか無いだろうから妥当か。会場が本曲初披露の場だったこと、当時は7人での披露だったことを鑑みると普段のライブだったら確実に激エモポジションに入ってくるはずなので、案外ここが"新規向け"という本公演の趣旨に最も寄り添った采配なのかもしれない。


M4. 夏の花火と君と青
 ヲタクのクソデカイントロドン歓声ほんま好き。
 富士山をバックに据えた夏の野外ステージや夏の夜の屋上ステージトリ枠で『夏の花火と君と青』を干されてきた我々にとって「SUMMER LIVE」のセトリに『夏の花火と君と青』が入っていることは決してあたりまえではないのだ(入ってなくても何もおかしくないと普通に思ってた)。
 夏だからというのもあるが、ヲタクの非公式楽曲人気投票の結果を向こうも多少把握しているようなのでそういう側面からも入ってきたのだと思う。D+1ツアーの時も最初のMC後の4曲目だったしここで使うの好きそう。


M5. MAHOROBA-Deli
 絶っっっっっっっっっっっっっ対に入ると思ってた!!!!!だって前回1サビまで全く踊ってなかったから!!!!!!!!!!


 そしてその



 1ABの振付が






 かっちょいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!



 全然わかんなーーーーい!!!!!!!!!!!!!!



 みーせん大好きいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!



 絶対結婚しよぉなああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!








 取り乱しました。SUMMER LIVEだのWelcomeだの関係ない。次のライブでは何よりもまずこれが採用されるだろうとD+2コンプの時からヤマを張っていたので解釈一致でめちゃくちゃ安心した。あの映像だとサビと「MAHOROBA-Deli」→ダブルパチンコの所くらいしかまともに振りが読み取れないがそれだけ覚えておけば曲の半分は踊れるのでまた映像が出た際はみんな振り入れしてみてほしい。


M6. 僕らが愚かだなんて誰が言った
 安心の繋ぎ。自分も昔アルバムで聞いて惹かれた『Sincere Grace』→『人生イージー?』の繋ぎを現地でもそのまま聴けて湧いた記憶があるので、あの感動が今のご新規さんにも伝わっていると嬉しい。もちろんそういう狙いだとは思うが。


【長めのMC】
 MCというよりはコーナーか。8人を2組に分けてそれぞれに1曲ずつ事前に割り振り、ジャンケン勝ち抜き戦をして勝った方の曲をやるというまったくもって宇宙一平和ではないジャンケン。どこぞのデビューほやほや5人組ポニーキャニオン所属アイドルユニットが脳裏に浮かんだことはさておき、賛否両論巻き起こった本コーナーについて私も言及したい。

 まず本件、D+に通ってきたヲタクは皆「なんでこんな普段やらないコーナーを?」と思ったことだろう。私も当然その一人だが一旦その場で自分の中で答えを出した。

 新規向けに見せる=D+のライブにはこういうものがあると思わせる
  ⇒今後のライブではこういうコーナーもやりますよ という一種の宣言

 真実は正直どっちでもいい。こういうのはその場の自分が楽しめるよう理由をこじつけて一旦己を納得させることが大事なので。こじつけるの、得意なので。

 で、肝心の内容についてだが、

〇個人的に良かったところ
・勝った奴が強く、強い奴が強いというこの世の真理を急に突き付けてきたところ。おもろい。
・ライブパフォーマンスだけでは見えないメンバーの良さは間違いなく見えたところ。
・弊担当のまゆちゃんがいっぱい喋っててしかも楽しそうだったところ。

✖個人的に合わなかったところ
・メンバーの良さは見えるが勝ち抜きなので全員がジャンケンに参加しない可能性もあり、その場合メンバー毎の印象の差が大きくなるところ。
・推しメンチームではない方に推し曲が振られていた場合、どっちを応援すべきかジレンマが発生する=公演に対する集中力が途切れるところ。
・『透明できれい』『好きだよ、好き。』はジャンケンで決める曲じゃない。この点で開演前に表示された田淵Pのメッセージ(下記参照)と齟齬があるところ。
 →後で考えた対案だが、『恋は世界定理と共に』『謎解きはキスのあとで』『めっちゃオンリーユー』の3択にするのが事前にバラすセトリとしてもまだ無難で、且つ今のD+にとっては欠かすことのできない存在であるONIGAWARAさん楽曲を紹介するコーナーでした!くらいの感覚でご新規向けに披露できたのではないだろうか。

 とまあ色々言いたいことはあるが、何よりも衝撃的だったのは「座っていいですよ」とのお声が掛けられたことである。「DIALOGUE+のワンマンライブで途中座ることありえるんか・・・?」というのが最も率直な感想だった。実際に2部はそのアナウンスが入るのが遅かったが言われるまで立ったままの人が多くいた。特に前方。あれを見たご新規さんが「あ、DIALOGUE+のヲタクって言われるまで座らねえんだな」と思ってもらえていたら助かる(何が)。

 ただ、1時間といえどメンバーの休憩は確実に必要であり、その休憩をライブの中でどのような位置づけにするべきかということに関してはまだまだ模索中なのだと思う。以前からそうだが、休憩をなんとかして曲に繋げようとしているのは今回も伝わってきた。この点については今後どういうアプローチを取ってくるのか楽しみな部分でもある。少なくとも、「コーナーやってる時間で2曲ともやればいい」と言っていいのは本公演の曲を全て振り入れして歌いながら通せる人間だけだろうというのが私個人の感想である。


M7. あやふわアスタリスク(1部)
 新規向けでありながらアニタイがジャンケン枠になるのもなかなか肝が据わった選択だと思っていたが『恋は世界定理と共に』に関しては選択肢にもなっていないことに気づき何も言えなくなった。元々アニタイ曲の中では披露少なめなのでそこまで違和感は無い。


M7. 好きだよ、好き。(2部)
 この時期の好き好きといえば45k飛ばして行ったフェスのVIPエリアで担当がいないこの曲を聴いてぐちゃぐちゃ感情ヲタクくんになっていた去年のナントカジャムを思い出してしまうが使われ方はあの時とは真逆の軽さ。逆に今回はそれくらいの軽さで見ていいものなのだと勝手に解釈し割り切っていつも以上に振りコピしてみたら意外とやること多くて新発見だった。普段はサビしかやらないと決めているので


M8. かすかでたしか
 めっっっっっっちゃ良い曲じゃない!?!?!?
久々に聞いたらこんなに良い曲だったっけっておじさん感動しちゃった。コーラスがとにかく綺麗。ここ半年くらいの話だが、確実に歌唱力も表現力もが上がっていることが分かる素晴らしい1曲だった。アニサマでぶちかましてくれるのが楽しみで仕方ない。

 M8後はいつものようにノリノリインストで一気に最後までブーストをかけていく。この辺りの構成はいかにもDIALOGUE+のライブっぽくて安心感がある。

M9. D+ has come(1部)
 ワンチャンかな~と思ってたがここで使ってくれるのはたまらん。100秒でこんなにテンションぶち上がる曲もそうそう無い。コスパ良すぎる。ツアー後半、Appare!対バン、D+2コンプリート、SPARK、TIFとこの半年間ライブに行けばほぼ毎回聴けているが何度聴いても最初のギターで全身の血が湧き上がる。なんぼでもやってくれ。新規向けということでアニタイが中心ではあるが、これアイドルフェスから来てくれた人向けでもあるのだろう。そう考えると『うしみつあっパレイド』もやってほしかった感はあるが、まあ時間の制約があるので仕方なし。


M9. 20xxMUEの光(2部)
 ここ変わるの~~!?!?!?!?!?!?!?

 可変があるとしたら断腸の思いで『MAHOROBA-Deli』→『やばきゅん♡シューベルト』くらいだろうと思っていたから完全に意表を突かれた。上記のとおり、ドルフェス流れ向けだと思っていたから。尺の都合もあるし。個人的にはDhcの方が好きだが最初の1秒で体が勝手に反応してぴょんぴょんしてしまったので俺の負け。こうやって隙を突いてくるの本当にずるい。今年はAppare!対バンでしかやってなかったが初見でも楽しめるのは間違いないしこれは正解。


M10. おもいでしりとり
 1部で『D+ has come』やった直後によし!このまま『絶景絶好スーパーデイ!!』や!!という感情になったがよく考えたらそのアルバム繋ぎ芸はM5→M6でやっていた。やかんちゃんの「知らない」が良すぎた。こういう現場でのアレンジはシンプルにまたライブに来たいと思わせるトリガーになるはずだという意味でもなぜか私がガッツポーズをした。今回のライブは1部2部通して他のメンバーもこういった台詞っぽい部分でハッとさせられるアレンジがいくつもあってその度にテンション上げられたので、今後も余力があったらぜひ存分に暴れてほしい。


M11. 人生イージー?2023
 当初はアニサマで初披露ワンチャンかと思っていたらフレンドファンファーレとかいういかにもな現場が生えてきてじゃあそっちか、となっていたところに飛んできたこれ。絶対に今日ではないと思っていたし『はじめてのかくめい!2023』と違って直前の予兆も無かったから本当にもう色々と度を超えた。音より先にダンスで曲を理解する感覚久しぶりすぎた。語りはじめると止まらないからもう止めるけど、多分シングル表題曲で一番好きなんですこの曲この振付。さすがに新規がどうとか考える余裕無いよ。



M12. はじめてのかくめい!2023
 王道の締め。リアレンジverを並べて終わることで"これが今のDIALOGUE+だ"という感じが出てご新規さんには今のDIALOGUE+が伝わる(推測)とともに、我々にとっては"ここがぼくたちの現在地"になるのが強すぎる。デビュー曲が何年経ってもトップクラスに盛り上がるユニット、大好き。
 ラスサビくらいから後ろでリリースの年表出すみたいな粋な映像が流れていたが、申し訳ないが現場ではほぼモニターを観ないのでそこまで印象には残っていない。が、それでも何がどう出てたかくらいはなんとなく覚えているので、特別な映像だとしてもあれくらいのシンプルさが自分にとってはちょうどいいんだろうと実感できた。
 そのまま時が進んでいって流れるようにFC設立と来年のライブが発表される演出も素晴らしい。だがここでひとつだけお気持ち発動させていただきたい。『来世なんて待ってらんない』を急に流すな。『来世なんて待ってらんない』を途中で切るな。ごめんふたつだった。



3.まとめ

 なんやかんや書いてきたがあえて点数を付けるとすれば限りなく100点に近い98点。いやいっそ『人生イージー?2023』で突き抜けたので限りなく100点に近い98000000000000点かもしれない。自分、現場を楽しむことだけは誰よりも得意なので。特に今回は事前に新規向けライブだということが分かっていたのでいつもとは違う視点でライブを観ることができたのが楽しかった。
 今回本当に新規さんが多かったらしく、実際に自分の周りにも何人もいた。DIALOGUE+の音楽に多くの人が触れようとしてくれたことは素直に嬉しいし、今後も1人でも多くのご新規さんに良い気分で帰ってもらうため良質な客で居続けたいと思った。冒頭で大して伝えたいことは無いと書いたが、強いて言うならば「コンパクトなレポを書ける人は凄い」、これに尽きる。


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