よしの七夕フェスティバル 2019
ことばにしないと。あたらしくはじまる日々の中に、すうっと溶けて、消えてなくなってしまいそうな気がして、なんだかとてもこわくなったので、あの日の記憶を、空気、声、手ざわりを、思い出すための欠片を、ここに残しておくことにします。
久しぶりにパソコンの前に座ったら、飾ってた笹の葉が、まるで役目を終えたかのように、壁から剥がれ落ちた。
七夕を終えてからの1週間も、毎日のように、七夕フェスに関わってくれた人たちと会い、言葉を交わして、それでも、本当に終わったのかなぁとぼんやりしてました。あたまもからだも到底追いつかない濃密な毎日。
どうやって振り返っていけばいいのかなぁ。
あの日に辿り着くまでに起こった全てのことに、あの2日間を彩る全てのものに、関わってくれた一人一人に、ずっと、ずっと、気持ちが溢れてる。
いろんなことが ありました。
わたしの31年間の知恵や経験を存分に注ぎこんで、それでも足りなかったことばかり。たくさんの学ぶ機会をもらっては、考えて考えて、それでも追いつかないことの方が圧倒的に多かった。考えることが多くなると、たいせつにしたいことを見失ったりもして、何度も振り出しに戻った。
大きなイベントを仕切るなんて、たぶんわたしは、全然向いていない。ちいさなこと一つ一つに、こころが揺さぶられて、心臓過敏すぎて、七夕までよく生きていられたなと思う。笑
準備の段階で、来年への視野を聞かれることもあったけど、正直のところ、うまくこたえられなくて。終わってからどんなきもちになっているか、わたし自身、わかりませんでした。
(ここまでかいて、またかけず。 7月が終わるまでには、、と思って少しずつかいたから、めっちゃ長いよ。笑 ゆっくり時間があるときに、ぜひ。)
開演ギリギリまで、腕にガムテープと養生テープつけて、あわあわと焦って走り回ってたけど、ひとりでやれることなんて本当に少なくて。
スタッフも出演者もお客さんも関係なしに、到着した人がつぎつぎ手伝ってくれて、もう、みるみるうちに、会場が作られていった。
それが、とてもしあわせでした。
休憩室に展示していたイラストは、吉野の三奇楼というゲストハウスで知り合った「青豆デザイン」さんのものです◯
ほかにも、全然写真に残せていなくて悔しいけど、、到底飾り付けなんて間に合わないと思っていた空間が、みんなの手が加わることによって、なにもかも、愛しいものに変わっていきました。
実家の庭の紫陽花に、笹の葉たち。たくさんの協力と愛で作られた、中庭の特設ステージ。まだまだ未完成なわたしの、七夕フェス開会宣言。
吉野のゆるキャラ、だいすきなピンクルちゃんも参加してくれたよ🌸
ふじわらよしひろ
誰よりもはやく吉野入りして、手伝ってくれたよっちゃん。普段は何考えてるのかあんまり分からんけど、こういうときはいつもエスパーなのかと思うほど、察する能力発揮してくる。エスパーよっちゃんに、2日間まるごと頼りっぱなしでした。本当に、いつもありがとう。
吉川MANA
よっちゃんつながりで知り合えたMANAちゃん。わたしの開会時のステージを正面でうんうんと頷きながら聞いてくれてた姿が今でも焼き付いてる、終始全力でイベントに参加してくれてるのが嬉しかったです。おおきな企画を控えているなか、歌いにきてくれて、ほんとうにありがとう♡
窪穂乃香
おなじ奈良県育ちのほのかちゃん。出会ったときから慕ってくれて、今回のお誘いもとても喜んでくれて、いろんなことが追いついていなくて、足りない説明の中、わたしの企画への想いを自ら感じとってくれて、告知段階からいっぱい協力してくれました。本当にありがとう♡
kyao
去年に引き続き、小田原から駆けつけてくれたkyaoちゃん🚄 わたしの親族からも絶大な支持。到着してすぐ装飾を始めてくれたり、気づいたら自ら七夕フェスグッズの物販を担当してくれていたり、頼りまくりでお返しする余裕ないまま小田原に帰してしまった。。必ずお返しさせてね!泣 今年も本当ありがとう!♡
武元さおり
さおりちゃんの歌が吉野できけること、なんだか不思議な感覚でした。いろんな大事な日に、いつもわたしの背中を全力で押してくれる力強い歌声。きれいな青空のなか突き抜けてたよ、あわあわと動くわたしの心のなかにも、いつも通り突き抜けてきたよ、歌いにきてくれて本当にありがとう♡
KENG
企画段階から一緒に作ろうと、力を貸してくださったKENGさん。音響は完全にお任せできたこと、何より、去年に引き続きだったので、会場を知ってくれているということに、支えられました。どれだけ感謝してもしきれないのに、いつもありがとうをわたしに伝え返してくださる、すごいひとです。
堀望美
終始一緒に盛り上げて、一緒に楽しんでくれて、ステージ終わってからは宣言通りの酔っ払いで、一緒に火を囲んで飲んだ日本酒も、7日の朝、虫にぎゃあぎゃあ言いながらもちゃんとヨガに参加してくれるとこも、もう最高。のんちゃんが歌いにきてくれて、嬉しかった!はやく宅飲みしよう!ね♡
栗田裕希
栗田さんがいなかったら、七夕フェスやれなかった。去年を経て、そして今年がある。そして今年は今年で、さらにまた色々ありました。大人と話をしすぎてもうまるで人間不信みたいになっていた時でも、栗田さんのことは信じられました。笑 あみさんもきてくれて、チームFreeportal、嬉しかったです。言い尽くせない感謝は、これからも少しずつ返し続けていきたい。
片山新介
おなじ奈良県代表、新介さんの最高に心地よいナイスミュージックが、キャンプファイヤー越しにきける贅沢。。去年はスケジュールが合わず、、念願の今年。車できてくださっていたので、飲めないけどみなさんで、と、日本酒の差し入れもしてくださりました。美味しくいただきましたあああ!
焚き火
焚き火で吉野に演奏しにいきたいと言ってくれた時、本当にびっくりした。イベント見届けたいっていう言葉も嬉しかった。焚き火を囲んで踊りたいって言ったことを、任務だと思ってくれてたみたいです。スペースドッグでRECしてもらって、この日リリースした曲「であうたびに、恋をして」が、タクさんから送られてきた時、じぶんの歌声やのに 泣きました。笑
アシガルユース
「七夕といえば、かしもとゆか」って言ってくれた。2017年の初ワンマンからずっと、花盛さんがくれた言葉やアイデアが頭の中を一気に巡りました。まさか演奏に来てもらえるなんて。お客さんもみんなみんな楽しそうで、それを見てるのもしあわせで。「めーーーっちゃ楽しみにしてきました!」のコール&レスポンスと「続けろよおおお」のMCで、もう 大号泣でした。笑 はやく直接、感謝を伝えに、ブラントンにいきたいです。いきます!
小雨ちゃんが、すんごいスケジュールの中、からだもお金もじかんも全部全部ものすごい無茶をして、6日の夜に会場に前乗りしてくれた。
Novelmanのみんなも、6日の予定終わり次第すぐに駆けつけてくれた。
この人たち、これでもかっていうぐらいに楽しんでくれていて、それをたくさんこっちにも伝えてくれて、この動画はもう、それぞれのキャラが際立っててなんかおもろいし、何回も見た。笑
踊るんじゃのみんなも、七夕ウクレレオーケストラを一緒に引っ張ってくれた田中くんも、6日の夜からきて、一緒に盛り上げてくれました。
それぞれの夜。ひととおり打ち合わせを終え、取り急ぎ、散らかった色々を片付け、お金を数え、、教室に泊まることに思いを馳せる余裕なんてどこにもないまま、小雨ちゃんが支度してくれてたベッドに倒れこんで、わたしの1日目は終わり。
7日。起きたら、雨が降ってた。すごくきもちのいい雨でした。
昔に通ってた時ともちがう、打ち合わせで何度も訪れた時ともちがう、6日を経たからこそ の、教室の窓越しから見える 中庭の景色。
朝ごはん前に打ち合わせをして、やっぱりヨガは体育館ですねってことになり、体育館の準備を進める。
でも、朝ごはんの頃には、雨がきれいにあがって。
宮滝遺跡広場で、ヨガ。みんな最初は虫たちにきゃあきゃあ言いながらも、ヨガが始まると集中してた。笑 雨上がりの澄んだ空と空気の中で、思いきり深呼吸。気持ちよかった〜
講師は、梅田の教室でヨガのインストラクターをしている、いとこの佳代です。だいすきな佳代がきてくれて、昔はみんなでよく吉野で遊んだことを思い出して、懐かしかった。
ヨガ、終わってからは、七夕ウクレレオーケストラの最後の練習。
受付はfreepotalチームが協力してくださり、2日目、七夕の部がスタート。
七夕ウクレレオーケストラ
ありがとうって、いっぱい言いたいです。なにもかも、わたしだけじゃ叶えられなかったこと。みんなが力をかしてくれて、こころを寄せてくれて、これ以上にない、すばらしい七夕の日のオープニング。
たくさんの練習日を通して、いつも、いろんな気持ちをいただきました。その集大成が、ここにあったね。ほんとうに。ありがとうございました。
ミカズキン
ハードスケジュールのなか、おなじ奈良代表ミカズキンも駆けつけてくれました。準備段階でひいひい言っているわたしのことも、とても心配して気遣ってくれて、おなじ温度でお客さんにイベントのおすすめをしてくれて、すごく支えてもらったよ、本当にありがとう!
くまごろう
どれだけの人があたまを下げたか、わかってるつもりやけど、感謝をきちんと言葉で伝えられていないことも多いわたしの代わりに、主にわたしの親族に「ありがとう」ってひたすら伝えてくれていました。たいせつな場所で、だいすきな「ハローグッバイ」がきけて、嬉しかったよ、ありがとう〜!
ディスコ戦隊踊るんじゃっ!
わたしの七夕イベントにいてくれるのは、今回で3回目の木村くん。毎年違っていて、今年はアフロになって、去年よりさらに仲間が増えて、頼もしいメンバーみんなで、吉野にきてくれました。目まぐるしい変化を横目に、わたしはマイペースを貫いてますが、大事な日にいてもらえて今年も嬉しかったよ、ありがとう。
そして2017年から毎年欠かさず、ケーキを用意してくれます、めちゃくちゃ嬉しかった〜!!本当にありがとう🎂
西山小雨
わたしが育ったこの空気を愛おしむように、やさしくて、自然のなかに溶けていくような、小雨ちゃんのうた。「君は、君をやりなよ」で、泣いたよ。小雨ちゃんも泣いてるようにみえた。この日にいてもらえたこと、大事なステージで歌ってもらえて、心から幸せでした。ありがとう。
Novelman
去年、災害級の大雨のため、きてもらえなかったNovelman。1年越しにここにきてもらえました。「よしの〜!」ってウッディが叫んだ時、めっちゃ上がった、、やっぱりわたしは、Novelmanの音楽の大ファンです。2日間通して、一緒に盛り上げてくれて本当にありがとう!!!
かしもとゆか
からだが思ってた以上にへろへろで、ほとんど気力だけでした。笑 だけど、ステージから見えたみんなの笑顔が、ずっと記憶のなかに残ってる。
わたし全然、大きくなれていないかもしれない。毎年毎年、極限状態。笑
愛想つかして、離れていってしまう人がいても、全然おかしくないのに。本当に、周りに恵まれています。
今年もまた、ひとつひとつをゆっくり受けとめようとしたら、つぶれてしまいそうになるほどに。たくさんの、たくさんの愛をもらった七夕でした。
わたし一人で抱きしめるには大きすぎるから、どうか、あなたも一緒に抱きしめていてね。そしたらきっと、だいじな記憶、ずっとずっと、きえないです。
信じてくれて、ありがとう。 これからも、むちゃくちゃなことばっかりかもしれないけど、ついてきてね。笑
会場である吉野宮滝野外学校の皆様には、企画準備段階から大変ご協力をいただきました。
この施設で、初の試み。前例のないイベント開催のため、たくさんご無理を叶えていただき、感謝ばかりです。
ご協賛いただいた、Human Value Productions、FootRock&BEERS、Freeportal、株式会社FPおとなの相談室、
ご出店いただいた、中荘まちづくり協議会、パンや麦道、Freeportal、かふぇとばー 犬も歩けば、ダンケ心斎橋、命の渚コンサート実行委員会、K&K、facial salon chiaro、Tokiya☆、福、
七夕フェスティバル公式ブースとして手伝ってくれた、最愛の親族一同、手伝ってくれた旧友たち、
かけつけてくれたみなさま、来られなくとも心を寄せてくれたみなさま、
このイベントにたどり着くまでの31年のなかで、わたしと出会ってくださった全ての方々に、感謝と愛を。
であうたびに、恋をして
世界はもっと きらめきを 増す
会えない日々 抱きしめて
あしたを ゆめみていよう
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