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【スポーツが変えた日常】【アラ50】健康に気を使う日々

ともとスポーツは苦手だった。たくさん食べるくせ動くと息があがって。小学生のころバスに乗ると、半ズボンからボヨンと出る太ももが恥ずかしかった。持久走があれば最後尾のちょっと前。

んな自分に転帰が訪れたのはそれから30年後。フルマラソンを完走するという、かつての自分には想像できなかった未来が訪れ、そして加齢とともにそのピークは瞬時に過ぎ去った。肉体と精神の衰えに備えよ、常に。

朝食

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ルマラソン完走から月日が流れ、スポーツを日常とした日々が続いている。そうスポーツが自分にくれたもの、それは以前とすっかりかわってしまった日常。朝食は、ほぼ毎日同じ。

日の残りのおかず、温めた豆乳、無糖ヨーグルト、味のないオートミール。当然、昼前に空腹になる。

サプリメント

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前、アンチエイジングには大量のビタミンCが必要と読んだ。日焼け対策にもなるらしく、もう何年も飲み続けている。青汁は、マラソン後に歯ぐきがブヨブヨになるのを防ぎ自分には効果があるようだ。朝食の残りの豆乳で流し込む。

体重

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重をつけ始めたのは、昨年から。ほぼ毎朝、朝食前に記録する。大会が開催されずトレーニング計画をたてていないので、サボりが多いと増えてくる。小さい頃たっぷりと養った脂肪細胞は健在で、食べ過ぎるとすぐ脂肪を蓄える。食事制限してからのほうが、その勢いは増しているようだ。

昼食

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どもたちが県外へ出てしまったので弁当も作らなくて良くなったが、昼食の炭水化物を減らしタンパク質を多めにとりたいので、おかず2品を職場へ持参する。帰宅して容器を洗う手間を省きたいので、使い捨てにしている。どうせレンジにかけると変形するし。

筋トレ

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ともと筋力トレーニングは大嫌いである。ただ大会に向けて真剣にトレーニングをすると、筋トレの意欲もわいてくる。が、自宅筋トレはそう続けられない。こう大会がキャンセルになると、この鉄の塊はやたら重い邪魔な荷物でしかない。しまった、職場にもうひとセットあるんだな。

してついたはずの筋肉はすみやかに脂肪に置き換わっていく。自宅筋トレを継続できる方をとても尊敬する。

ジョギング

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宅してしまうとなぜか走る意欲を失うので、仕事帰りにジョギングをする。職場近くにある小さい山に寄る。日暮れが早いと暗くて寂しい場所。ひと気のない山道をのぼっていく。誰と競うわけでもない。誰かと一緒にのぼるわけでもない。ただ体を動かすためだけにのぼっていく。

道具

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ポーツ車から思い切って商用車のミニバンにかえた。ジョギング後に楽に着替えられるし、自転車も積めて、簡易ベッドもついている。県外の大会に前日入りして車中泊をしたり自転車を楽に運ぼうと思っていたが、しばらく活躍の場はなさそうだ。

睡眠

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眠に対してこだわるようになった。眠りが浅いと疲労がたまり睡眠時間が長くなるのでそれを極力避けたい。アルコール類は好きだが、睡眠の質を上げるために飲む量も回数も減った。寝る前に目にブルーライトを浴びるのも良くないらしい。早めに寝床に入り、読書をして眠りにつく。

おわりに

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ポーツがくれたもの。それは変わることがないと思っていた日常が変わることだった。大会の結果というのは、スタート時点で8割は決まっていると自分では思う。

会人として仕事をしつつ、まず大会のスタートラインに立てたということはこの上ない喜びで、完走後よりもまずこの瞬間がたまらない。すべてのことに感謝しつつスタートの合図を待つ。

常の延長線上にこそ、この喜びがある。


#スポーツがくれたもの

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