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千葉がいっちばーん!・後編(Liella4th千葉Day1/Day2ライブレポ)

サムネのダサソックス、なんで可可だけサイズ切らすほど売れてたのか、本当にわからない。

では前編の続きから。



・セットリスト

11 ベロア


めんま作曲+宮嶋作詞+🍨☕🦋歌唱=最強
Q.E.D.証明終了

めんまと宮嶋の作り上げた、微睡みの中にいるような浮遊感と不安感、そして寂寥感のある世界観、それをしっかり出力した3人みんな偉くて〜。

センステで真正面向いてスタンドマイク使って横並びで3人歌ってたので、センステと向かい合う最後尾ブロックの方が良く見れたかも。
星屑クルージングとこの曲は最後尾ブロック救済ですよ。

12 不可視のブルー

ベロアが終わった途端、スタンドからマイクをもいで散る3人からスタート。
前曲から打って変わって清涼感の強い曲も良いし、センステからステージへ戻る形なので良い席を引けた人達はここで喜んでいたかも。

そしてハモりが気持ちよかった。
音源よりハモらせかたが強かったし、そこでパワーが増してたかも?
ライブにおいてはベロアよりこっちが化けたかなーという感触。ライブ後はこっちもよく聴くようになった。

13 What a Wonderful Dream!!

染みてるンすよね、味が。

2ndライブで味が染みた曲をアレンジして出してくるので、まあそりゃ美味しいというか。
ただイントロから歌い出しが難しそうだな〜と思ったかな(誰目線?)。
あとの2ユニットも同じ曲で別のアレンジかけてくれるらしいので楽しみ。

14 Hoshizora Monologue

この前の幕間で「久々に5人で歌いたくなっちゃった!」と5人で出て歌ったのがこちらの曲。
まあ、不幸な事故だったね……。
1期の曲を期待してたら円盤特典曲が来て困惑するのはまあ仕方ない。切り替えてこ。

ここでは「スタプロの後、9人になる前の5人(Welcome to 僕らのセカイより前)」の時間が流れていて、そこからラストに2期生の4人が合流する形。
スタプロに4人を加える、という演出はわかりやすかったかな、と思った。

また、後述する「Including you」のことを考えると、サニパに負けたあとの時間軸を描きたかった、という点も感じた。

オリメンの1期曲は別の機会を待とう、な?

15 Including you

やっと来たぞ可可センター曲!

いや、これまで可可センターの曲はあまりキャラに寄り添っているといえない「僕鳴り」しかなく、その僕鳴りすら1年以上セットリストに上がってないんですよね(公演の密度がえぐいスパスタで1年歌われていないというのはかなり長い)。

そういったわけで待望のセンター曲でありつつ、演出面でも見るべきところがある、と感じました。

まず、前曲から暗転してノイズが入った後、曲が始まったステージのライトアップが紫と黄色なんですよね。

この紫と黄色とはなんの色か?


パァッッッ!!!!!

なにを隠そう、サニーパッション様のメンバーカラーでございますね(メンバー2人だけだからペンラ振りやすそう、羨ましい)。
ええ、唐可可がスクールアイドルを始めた、最初のキッカケです。
しかし、サニパの2人は2期9話でマルガレーテに負けてしまった。

クーカーやノンフィクション!!衣装のカラーなど、様々なものを残してくれました……

 曲に入る前、ノイズが走ったのはこの敗北を表現したかったというのが理由のひとつかもしれない(サニパの敗北自体か、可可の衝撃かは置いておく)。
そして可可は、サニーパッションの色をしたステージを背負って歌う。
スクールアイドルを始めたキッカケがサニーパッションであると歌うこの曲のセンターを務められるのは、可可以外にいないと断言できる。

……いやサニパのフォローはアニメの中でやりなさいよ!!!!!

また、センターの可可以外はサニパを始まりと捉える機会が相対的に少ないこと、歌詞の一部がLiella!の始まりである可可自身を歌っているようにも聞こえること、その可可の帰国問題がメンバーへ露見した9話に関連付いていると匂わせる演出があることを加味すると、9話を経て未だに帰国の危機にあった可可へのメンバー8人の気持ちも乗った曲に聞こえてくる(まあ仮にそうだとして帰国のフォローはアニメでやりなさいよ!!!!!)

さて、この曲はサニパ色のステージだと話したが、この紫と黄色といえば、もう1人、この2色を活用していたキャラクターがいる。


ギャラクシー……

なにを隠そう、平安名すみれである。
今回の曲では可可と振り付けで絡みがちだったが、そもそもすみれが紫と黄色を纏ったノンフィクション!!衣装は可可が作ったものである。



(サニパカラーを恵むイメージ図)

ある意味では可可がすみれへサニーパッションの色を貸したようなものであり、今回の曲ではそれを返してもらい可可自身が纏っているようなものです。

裏側では貸し剥がしとかあったんだろうね(は?(もしや幕間で可可がグラサンかけてたの、そういうこと?))

そうして可可に紫と黄色(ノンフィクション!!衣装)を返したすみれが何を着たのか。

ライブの前半、ソロパートで見せてきてるんですよねぇ。
これだからLiella!のライブは面白いんですよね。

16 未来の音が聴こえる

と、みらおとまで3曲を合わせてひとつの流れとなっている。
スタプロの5人から9人になり、スタプロの後継曲で優勝する流れ。去年はサニパに負け、そのサニパの分まで勝ちに行き優勝する流れ。
アニメ2期で描写が弱かった部分をセットリストで補強し、改めて流したのがこちらの曲になる(だから、アニメでやりなさいよ!)。

「優勝曲」としての側面を強調した感覚か

まあここらへんのセットリスト自体は美しかったし、そういった運び方はLiella!のライブセトリで一番楽しみにしている部分なので本当に良かった(ただまあ2期12話の流れやオチを知っている以上、美しいの一言で終えられる精神にはなれないかな……)。

ともかく、本当に丁寧さは良かったし、これこそLiella!のライブだと思った。

17 Second Sparkle

もしかしたら既に過去ライブで披露した曲で一番化けてたかも。

1stライブを経て2ndライブの頃の1期生って色々こなれてきて脂のってたじゃないですか。
今、3rdライブを経て4thライブをしている2期生はその状態に近いと思っていて、その2期生がノッてるなーと思わせてくれる数少ない全体曲がこれ。

3rdライブと同じ曲でなきゃ成長がわかりにくいので初登場のJINWは参考にならないし、みらおともそんなに動きがないからあまりわからない。

その点、セカスパは3rdの埼玉で披露していたし、結構動くしMVまであるから動きの変わりようがよくわかる(JINWもいい曲だけどMVないし後からダンスプラクティス上がったくらいですからね)。

本当に4thライブで2期生はエンジンがよく回っているし、もしユニットも3期生もなく2期曲中心の4thライブだったならな……、と思わされるところではあるかもしれないです。

18 私のSymphony


まあ切るよね。

ここで3期生の投入だけど、こう考えてみるとわりと最低限というか、ユニット以外はほぼ面通しで終わり感があるというか(出演時間、ライブというよりほぼファンミでは?)。

わたシンはWE WILL!!のリリイベでも突然9人verを出してきたし、潰しがきく環境が出来あがってるから今回もアレンジして出すかもな〜とは思ってましたね。

これはアニメ3期を経てから聴こえ方が変わると思うので、そこが楽しみです。

Day1-19 常夏☆サンシャイン

ここからはアンコール。
またDay1とDay2を併記していきます。

まあやるならこれだよな、と思いました。夏だし。

付け加えるなら、LLDのきせかえリエラでも葉月が常夏衣装着てたし、葉月に歌ってもらいたいという部分は少なくない人が願望として思っていたのかなと。
おまけに2期生の4人は常夏でダンス練習をしていたし、青山なぎさも常夏を歌入れするつもりで練習していたりと、オリメンでない大半のメンバーに関わりがある曲なので、オリジナルの4人から増えてもそんなに抵抗感はない。

それにしてもやっと声出しで常夏聴けましたねー……。
コロナ禍の静かな環境に閉じこめて聴いていたい曲がスパスタ1期曲では多いけれど、常夏は声出しをいつかしたいと思っていたので本当に良かった。

Day1-20 Day1

中何日投げてるんだよ。
そろそろ休ませてやれや。

まあこれもLiella!のアッパー曲不足による過酷な重用の結果なのかなと。
でもアニメ3期終わってもしばらくはこんな調子なんじゃないかなぁ……。

Day2-19 ビタミン☆SUMMER!

まあ出すよね!!

ただ個人的には、Day1の常夏へ行く流れよりはDay2のビタサマへ行く流れのほうが自然に思えたかな。
あと、5人(4人)→11人にアレンジするより、9人→11人へアレンジするほうが自然に聴ける

ビタサマ自体は聴いてたらあっという間に終わっちゃってたのは変わらず。
ゼリーみたいにスルスルいってたらいつの間にか終わっちゃう曲なんですよね。

Day2-20 TO BE CONTINUED

3rdライブ最強の曲なので最強です。

1stライブが「この街でいまキミと」、2ndライブが「ユニゾン」なら3rdライブはこのTBCがその立ち位置に当てはまるし、その位置の曲を持ち出してキマらないハズがない。

やはりこの曲も9人→11人で違和感が薄いのもあって引っかかりがない。
3rd以前とそれ以降、どちらで初披露した曲かで、アレンジを受け入れられるかどうかがかなり変わる感触はある。

21 UNIVERSE!!

どう聴けばいいんだろうな……。

いや、これまでのライブってラストナンバーは「この街でいまキミと」とか「ユニゾン」とか「TO BE CONTINUED」とか、ライブのそのあとも視野に入れつつ最後の一瞬まで駆ける、そんな曲をやってきていたんですよね。

なので今回のUNIVERSE!!は異質というか、Liella!のライブでのラストナンバーらしくないんですよ。
だから未だに噛み砕けなくて(※ライブ10日後)。

声出しする部分もあるし伊達さゆりちゃんが煽っても来るけれど、それについても盛り上がりに寄与しているかはわからない。
なんとも不思議な味わいでした。

もしかしたらユニゾンみたく後になって理解が増すこともあるかもしれないので、今わからなくてもいいですけれども。

・感想

見せるもの、見せたいもの、まとめなきゃならないものがいくつもあったライブなのかな、と思いました。

3期生の顔見せ、9人のソロ曲、次のナンバリングで出来るか定かでない2期の補完、やることが色々あって、ひとつひとつ分けて追う必要がある感じ。過去現在未来の3方向からタスクが押し寄せて、ひたすら捌かなきゃならなかったように見えました。

そういった意味では真の力を発揮した11人は未だに見れていないだろうし、脂ののった9人もそんなに尺を割けず、3期生2人に至ってはLiella!メンバーとして活動してきた中での曲もない現状のこのライブは、「プロトタイプ」のようなものに見えます。
正直な所、段階を踏まずいきなりライブを11人でやること自体は何を考えているかわからないです。

ただ、このライブが今後の5thライブなり、アニメ3期なりへの布石となるのなら、今の時点で個人的な評価を決めるのは早計に感じます(なんかアニメ2期みたいだなぁ)。

まあでもカレスコは良かったですよ。
ユニットライブあるなら行きたいですね。
でもメッセはもう勘弁な!ポートメッセも!!!


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