#28 ~ラ・ロハのリベンジ~ スペインvsスコットランド
こんばんは、バーラです😄
今日はEURO2024予選「スペインvsスコットランド」の試合をレビューしていきます!
実はこのカードは今年3月にも対戦があり、そのときはなんとスコットランドが勝利しています。スペインにとっては、EURO本戦出場のためにも負けられない戦いです。
両チームのスタメンは以下の通りです。
前半はスペインが終始ボールを保持して押し込む展開に。
スコットランドは5-3-2ブロックを組み、ひたすら守って耐える形となります。
スペインの両WG(特にオヤルサバル)はドリブラーではなく中で仕事をするタイプなので、幅をとる仕事はSBが担います。カルバハルやバルデが高い位置をとり、アーリークロスに持ち込むところまではできていました。
しかし、スコットランドの守備がそれを上回っていました。中央の3CBは非常に高さがあり、スペインのクロスはことごとく弾き返されます。
(カルバハルのクロス精度が残念だったのはありますが…)
また、試合を通してDFラインを下げすぎず、3と5のラインを近づけることで、スペインにほとんどスペースを与えませんでした。
空中戦も地上戦も封じられたスペインは攻め手を失い、そのまま0-0で前半を折り返しました。
スコットランドの立場としては、チャンスこそ全く作れなかったものの守備が見事にはまっており、0-0はねらい通りだという印象です。
ここでスペインは動きます。ハーフタイム交代で、左サイドのバルデに代わってフランガルシア、オヤルサバルに代わってカットインシューターのサラゴサを投入しました。このドリブラーの投入には、サイドからの仕掛けによって5バックを崩す、というわかりやすい意図が感じられました。
後半はそのサラゴサの投入もあって、スペインがペースをつかみました。
ところがなかなかチャンスを決めきれず。
次第にスコットランドにもロングカウンターからチャンスが訪れます。
スペイン陣深くでFKを得ると、マクトミネイが直接ネットを揺らしました。
ワンチャンスをものにしたスコットランドが先制…かと思われましたが、これはオフサイドで取り消しに。
(ノーゴールにはなりましたが、認めてあげてほしいと思うくらいのゴラッソでした。ユナイテッド推しの僕としてはなおさらです!)
なんとか助かったスペインでしたが、このままではいけないと右SBにヘススナバス、左IHにサンセットを投入。実はこの交代がズバリ当たるのです。
後半28分、ナバスが相手GKとDFラインの間に入れたアーリークロスに、モラタがダイビングヘッドで合わせ、ついにスペインが先制します。
この試合で何度も裏を狙っていたモラタの努力がようやく報われた瞬間でした。
その後はオープンな展開になりましたが、スコットランドのミスからサンセット選手が得点し勝負あり。苦しみながらもスペインが2-0で勝利を収めました!前回対戦のリベンジ達成です。
60分くらいまでは正直おもしろくない試合でしたが、終盤にスコアが動いて一気に激しくなりました。オープンな殴り合いになって、スペインが力でねじ伏せた、という印象です。
試合中のチーム戦術の変更はあまり感じられず、見どころはモラタ選手などの個人戦術の部分だったと思います。
ともあれ、アトレティコの試合がしばらくない中で、モラタ選手(しかもゴール!)を見ることができて、大満足です。
読んでいただきありがとうございました!
それでは~
記事を読んでいただきありがとうございます。 よろしければサポートもお願いします🙇♂️ 頂いた分は記事のネタ作りに使わせていただきます!