【英語習得シリーズ02 something、somebody、4W1H】
・英語でも、日本語でも、共通することを抑えておくことで必要なコミュニケーションが成立する。反対に、コミュニケーションなんて、成立してしまえば、そこから先に余裕ができる。その余裕の中で、言葉でも何でも使っておけばいい。
・"Here is somebody's something.”なんて、何を言っているかわからない英語が口をついて出たことがあったが、コミュニケーションとしては十分すぎるぐらい成立した。
・ユースホステルに泊まったときに、フロントで指定されたベッドに行くと、人こそいないものの、シーツは寝起きの乱れたまま、ベッド脇にはズボンが畳んで置いてある。「ここで合ってるのかな、、、」と不安が残りながら、「このベッド使っていいと思う?」と、後から戻ってきたルームメートに聞いた続きが上記。「私以外の人が、何かを残してある。(もしかしたら、まだこのベッドを使うことになっているかもしれない)」といいたかっただけで、「今朝までこのベッドを使っていた人が、ズボンを置いていった」などと、下手な英語で言おうものならば、その方がよっぽど混乱を招く^^
・もう一つ。"I want you to do something for that.”これは、教室で、生徒が弁当を食べた後に、食べこぼしがたくさんあることを指摘した直後の言葉。文字通り、「どうにかして欲しい」といいたかっただけ。下手に"clean"とかつけて、「前置詞はupでいいのかな?」「消毒の道具がどこにあるかとか聞かれたらどうしよう?」とかあれこれ悩むぐらいなら、「あのさ、放置しといていいと思う?」で十分だった。
・something、somebody、somewhere、somehow、some timeは、5W1H(WHYを除けば4W1H)のそれっぽい展開として、実に便利に使えそうな気がする。というか、日本語だって、「こそあどことば」で勉強しますね。
・「言わなくて通じることは言わなくてもいい」というのは、言語云々にかかわらず、コミュニケーションの基本にあるようです^^