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クリスマスと私とロマンティック・ラブ・イデオロギー

こんばんは。自由が丘にあるバー「BARヒタル」の伊藤です。

今日はクリスマスですね。ということで、クリスマスについて思っていることをつらつら書いていきたいと思います。

私はクリスマスは美味しいものが食べられるという点では好きですが、いち性的マイノリティとして、コンプレックスが刺激される季節でもありました。

そんなことを、書いていきたいと思います。 

学生時代の強烈な普通の恋愛への憧れ、コンプレックス

わたしは恋愛というものに強く憧れていましたが、自分自身は当時アロマンティック(恋愛ができないセクシュアリティ)だったので、大きな葛藤を抱えていました。

学生らしく世間的な目を気にして、「モテない」ことへのコンプレックスが強かったのですが、自分自身も特に好きな人はできない。
でも、誰かと一緒にいることができない自分がとても寂しい、そんな気持ちでいっぱいでした。

いいようもない孤独感を抱えていたんですね。

友達もできない、恋人もいない、自分を理解してくれる家族もいない、そのトリプルコンボで心が病んでいました。

今となっては笑い話というか、そんなに気にならないのですが、自分が世間的に嫌われている、気持ち悪い存在だと思っていたんですね。

その学生時代の経験からマッチングアプリをするようになって、自分のセクシャリティに徐々に気づき始めるのですが…

マッチングアプリを始めるようになって、自分が「他人から性的な目で見られない」というコンプレックスはだいぶ解消されましたが、いかんせん「気になる人」「好きな人」というものができない。

そこで、自分は恋愛ができないという自分のセクシュアリティに気付き、セックスフレンドというものを作ることによって「恋愛しないと立派な人間ではない」という思い込みが薄れていきました。

今になっての私のクリスマス観

現在はクリスマスのイメージは、「多様化している」のではないかと思います。

人にとっては商売の書き入れ時だったり、孤独が身に染みる辛い季節だったり、美味しいものが食べられる季節だったり。

私にとっては、「街が華やかになって美味しい食べ物が食べられる季節」ですね笑 単純です。

昔のように強烈なコンプレックスは感じなくなりました。
まあ今、自分のセクシュアリティを理解してくれるパートナーがいるという点も大きいですが。

また、今は同じようなセクシュアリティの人もいるということが知れる時代になりました。
だから、多少は楽になるんでしょうね。

もし昔の私のような思いで焦がれて辛い方いれば、お店にてでも、SNSにてでも、私にでもぜひお話お聞かせください。真摯に聴きますよ〜

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それでは、クリスマスと自分のセクシュアリティについてでした。
また近いうちに更新いたします。

ここまで読んでくださりありがとうございました。

それでは、BARヒタルにてお待ちしております。
伊藤
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BARヒタル
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