毎日イカ丼(願望)
今朝はコーヒーを淹れるのを失敗した。
余計なことを考えていたから。
いや、余計と言うのはコーヒーを淹れる事にとって余計であり、僕にとっては大事なことだったのだが。
コーヒー抽出の失敗は1日の失敗となることもあるので由々しき事態だ。
どうしようか。
不味いと悲しいし、今日が残念な1日になるかもしれない。
そんなことを考えながら一口啜る。
え。
美味しい。
このレシピもありかもな。
素人の抽出なんてこんなもんである。
さて。
そんなコーヒーを飲みながら今朝釣ってきたアオリイカを捌く。
アオリイカはイカの王様などと言われているらしいが、佐渡では9月頃から王族とは思えないくらいそこら中に現れる。
現れれば釣られるのは釣り対象魚(イカは魚ではないが)の宿命かもしれないが、長女をもってして
「なんでこんな魚にもエビにも見えないもの(エギのこと)で釣れるの?」
と言われるくらい、好奇心と食欲に全振りしている。(と、感じる)
そんな秋のアオリさんたちはどんどこと釣られる。
それはもう、シーズンで100杯以上/1人とか釣られる。
釣りを再開して2年目かつエギング2年目の、絶賛素人継続中の僕もどんどこ釣っている。
今日の時点で60杯。
この数字がどんどこ釣っているに該当するかはわからないけど。
現時点で100には遠いけど、去年の38杯の倍近いからまあいいんじゃないだろうか。
それだけ釣れているのに、今年はなんだか厳しいらしい。
まあ、釣っててうんともすんとも言わない日も結構あるし。
「今年なんだか厳しくない?」
という声も聞こえてくるし。
アオリイカとアジは、僕にとっては定期的に食卓に登場していただきたい魚介類なので、できるだけ確保して冷凍保存しておきたいと思っている。
なので、厳しいのはちょっと困る。
もう少しコンスタントに釣れてくれると、本当にありがたい。
毎日の様に朝活で釣っては捌き、捌いたらイカ丼にして朝から贅沢をする。
今年、これができるのはあと少し。
あと少し、貴重なイカ丼ライフを堪能したい。
それにしても、こう毎日食べてると『捕食者』って感じがするよね。
天敵じゃん。
僕はイカの。