でも、遠距離なんだ
Kくんとビジネス始めたけど、
近くに住んでいる訳じゃないの。
県も違う。
だからビジネスは、オンラインで
準備を進めた。
LINEのやり取りも
ほぼ毎日、
ビジネスの話で
私的な話ではないけど、
本当に毎日が
夢のようだったな。
他の何よりも
Kくんとのビジネスの準備を
優先してた。
でもKくんは
きっと私の気持ちに気付いてない。
いや、気付いたとしても
Kくんには、
何の気もないんだ。
単にとりあえず仕事をしてくれる
ていのいいおばさんくらいに
思っていたのかもしれない。
私は中学生の恋みたいに
ときめいていたのに。