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悪口

わたしは、coucou@note作家さんのファンのひとりです。

わたしは仏道修行の道すがら
「偶然はない。すべては必然」と教えられましたが、
coucouさんの記事は、
わたしの生涯にシンクロしているみたいに感じてます。

もちろん、自分が抱えている課題があって、
そのわたしが彼の記事を読むわけですから、
自然、自分の課題と反対色の色眼鏡をかけて
他の課題が目に入らなくなっています。

だから、
わたしに必要な部分だけが際立って飛び込んできて、
常に助言をもらっていると感じるのでしょう。

それでも、わたしにとって、
今の生き方の教科書なのです。

相手を嫌っている?


他人を嫌ってはいけない、
嫌ったり、憎んだり、
とてもエネルギーを消費して、
疲れ果ててしまうから。

わたしの大切な人、
自分の配偶者にも、
精神科医にさえ話せなかった種類の
いわゆる「愚痴」を聴いてくれる人に、その場面で

『その人の悪口を言うのはあなたの、
自分のことを認めて欲しい
その人への気持ちの裏返しだよ』
そう指摘されました。

ケンカするほど仲が良い、と言いますが、
同じ種類のことなのかも知れない、と思いました。

15年ほど続けた相談援助の仕事で、


わたし個人のファンになってしまった相談者さんが何人かおられました。

わたしは仕事上の立場からの傾聴や助言によって、
その人を理解しようと努め、
間違った支援をしないように、その都度
その方々の考えをその場で代弁しながら
一緒に課題解決について考えて来ました。

わたしがその方について
我が事のように自分を理解している
そのような誤解から
わたしのファンを自称されたのでしょうけれど、それが
支援を続けている中で、わたしの助言が
その方の逆鱗に触れてしまうことが
何度かありました。

すると、
手のひらを返したように突然、
わたし個人への攻撃が始まったことがありました。

毎回、大きな驚きを覚えました。

支援した2,000件を超えるケースの中で、
そのような形で唐突に終結を余儀なくされたケースが
十数件あります。
とても心残りな終わり方でした。

もしかすると


悪口を言うという行為の裏には、
わたしの心残りのケースで出会った方々の心境と
同じものがあるのかも知れません。

愛憎が複雑に絡み合っていて、
その時その時でこころの表面に浮かんで、
わたしの口をついて出てくる言葉になっているのかもしれない。

激しい口調になって
その場で終わってしまったら
心残りケースになってしまう。

だから、
できるだけ間を空けずに
次の機会を作って、仲直りしたいです。
案外、ベースには「大好き」な気持ちがあるようだから。

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かえる翁じ
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