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髑髏城の七人 Season鳥

本日は、理ウィークと題しまして…
違うver.も観て見たいと…予告で見た早乙女太一さんの殺陣アクションがすごすぎたので、気になって…気になって…


早速感想—―――そして比較—―――

まず、初めに…捨之介(阿部サダヲ)は忍びの設定だったのは阿部サダヲさんのキャラとよく合っていて見やすかった。
松山ケンイチさんの捨之介よりもっと泥臭くて、熱いキャラ!
それに忍びだからなのか、騙すとかそういうひょうきん役どころもバシバシ入れてて、終始笑いどころ満載な感じだ。
松山ケンイチさんも熱い男だったけど、どちらかというと過去に囚われてその過去を捨てきれてないという哀愁みたいなのは終始あった感じだけど、
阿部サダヲさんは、過去を引きずりながらも前を向いて生きているというような印象を受けた。

続きまして…
無界屋蘭兵衛(早乙女太一)はもう殺陣アクションが最高に見せ場!!
素早い動き・キレのいい身のこなし かつ美しい!!!
三拍子揃った文句なしの殺陣!!!さすがとしか言えない!!
設定は風と変更なしだけど、天魔王にそそのかされるシーンで違いが顕著に現れたように感じた。
風は愛する信長公の面影を天魔王に感じ、再び恋焦がれる目をしていたが、一方鳥では天魔王にお仕えしたい、再び亡き信長公の野望を叶える為にという熱い思いで闇落ちした印象を受けた。
闇落ちするまで鳥は葛藤があったが、風は信長公のお傍にいられるのなら、全てを犠牲にしてもいいというような愛情を感じた。

風の蘭兵衛は儚い、そして美しい
鳥の蘭兵衛は美しい、そして強い

天魔王(森山未來)は圧倒的な王という印象
言葉の要所要所で英語を挟んで、南蛮人風の天魔王を演じていた。
殺陣も素晴らしかったが、なによりそのボスキャラ感が場を制していた。
劇団☆新感線では、皆が強いキャラクターを演じるのだが圧倒的なキャラクター作りだった。
風の天魔王は残虐・非道な感じがより強かったように思う。
一人二役ではないので、捨之介と天魔王の直接対決みたいなのがさらに熱い展開にしてくれる。

極楽太夫(松雪泰子)さすが美しい!そして強い女という印象。
風は姉御肌だが少し強がっている風にも見える印象を受ける。
一方鳥は強く生きている女という印象。
蘭兵衛の裏切りに心を乱されるシーンでも揺るがない強さを見せていたように思う。

鳥は全体的に強さを主軸、風は過去からの払拭を主軸
風は終始始哀愁漂う儚い感じだが、鳥は終始負けない強さがあった印象だ。

鳥はエンターテインメント性が強い演出
風は映画を見ているかのような演出

どちらが良かったとかではなく、どちらも演出やキャラクターの細かい設定が違うのでその差を楽しめると思う。







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