意的人間現る。
私は意的人間である。意的人間とは先ほど造った。
鮑叔館では基本用語と言うことしておこう。
人間の人格要素を三つに大別すると、知情意となるらしい。
「知」は「知性・論理的思考」など一般的な知に対するイメージで構わない。知的な人とはデカルトみたいに分析が好きな人だろう、たぶん(細分化細分化)。道端に花があれば、観察してみたり図鑑で調べたりそういうタイプだ。
「情」は「感情的・頭に血が上るタイプ」などいわゆる情に熱いイメージだ。漫画とかで絶対いるよね。僕は好きだぜそういう真っ直ぐすぎる人間。先程のように例えるなら、なんて美しい花なんだ!って感動してるタイプらしいですよ、ええ。
そして、「意」的人間。これがわかりにくい。いや、わかるにはわかるんだが、僕はいまいちピンと来なかった。「とにかく行動してるヤツ・フッカル」など行動第一主義らしい。気づけば動いてるみたいな。例の如く花の話をするなら、とりあえず、摘み取っちゃってるみたいなことらしい。んなわけあるか!
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もちろん、みな程度の差はあれ、三つの要素をもち、さらに慎重派・楽観派の陰陽の要素が加わるので、思いの外詳しく自己分析ができる。
我ながら簡潔でわかりやすい図である。
①は情よりの知と言われ、第一に知、第二に情の要素が多い人はここである。
②は意よりの知、第一に知、第二に意が強い。他同様である。
陰陽はどちらでもいいが、なんとなく、内側楽観、外側慎重とでもしておこう。
私がこれを始めて知ったのは、中学生の時、占い好きの先輩に聞かされた時である。先輩はその姉から伝授されたんだとか。
私などは占いと聞くと極めて怪しそうな雰囲気を感じてしまうが、これが意外と楽しい。なんというか、自分でもわからない自分について教えてくれる気がして、ワクワクする。
もちろんその世界だけに依存して現実を生きないのはよろしくないが、時にはのんびりした気持ちで覗いてみてはどうだろうか。
(動物占いとググれば出てくるよ。)