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純ジャパが単語帳を使って海外企業で爆速でサバイブできるようになる方法

英語系YoutuberのAtsuさんが開発した、教科書に載ってないけどネイティブがよく使う表現を集めた革命的英単語帳「Distinction」。

これが本当に革命的な英単語帳で、日本生まれ日本育ち留学全く経験なしという超ドメスティックな私がチーム全員外国人の北米テック企業に転職して、なんとか爆速でサバイブできるようになりました。オーストラリアの上司にも「半年前とは別人やな」と言ってもらえるようになっています。もうこいつには足を向けて寝られません。

今回はそんな私なりの「Distinction」の使い方をシェアしたいと思います。


北米テック企業転職して最初の言葉の壁

ちなみに、さすがの私も英語が全くできないのに無謀にもガチの海外企業に転職したわけではありません(笑)。英語を話すのは大の苦手でしたが、学生時代のTOEICのスコアは良かったので、それなりに基礎的な知識はあるわけです。

普通に聞き取れるのに、何言ってるのかわからないという現象

ところが、転職して1日目私は大変驚きました。マジでみんなが何を言っているのかわからなかったからです。

正確にいうと、何を言っているのか一言一句聞き取れているのに、みんなが何を言っているのかさっぱり意味がわからない

これは恐ろしいです。恐怖です。なぜならば、相手が何を言っているのかわからない=何を返答して良いのかわからない=全く会話が成立しないからです。

みんなが何を言っているのかわからない、何が起こっているのかもわからない、何をしなきゃいけないのかもわからない、不安で孤独で泣きそうでした。しかもこれは留学ではなく仕事ですからね、もうかなり危機的な状況なわけです。

各単語の意味はわかるけど、つなげると別の意味になる

なぜTOEICのリスニングが満点でも現実世界でみんなが何言っているのかわからないのか?それは、聞き取った単語たちは全部知っているけどつなげると別の意味になることを知らないからです。そしてネイティブがよく使うその類のイディオムは教科書や普通の単語帳には載っていないからです。

例えば、I’m trying to get my head around this, …と誰かが言ったとしましょう。getもmyもheadもaroundも全部知っているのに、get my head aroundの意味がわからない。

この人、頭を何かに巻きつけようとしているのかな?大丈夫そ?という感じですが、実際にはI’m trying to understand this と一緒の意味です。つまり何かを理解しようとしているということです。そして私はこの表現が教科書に載っているのを見たことがありませんでした。

「Distinction」がどれだけすごいのか

ということでDistinctionでネイティブが使う表現を学ぶことにしたのですが、これが本当にすごくて、勉強した単語がもうその日の会話に出てくるんです。

毎日必ず「Distinction」の単語を同僚が使ってくる

海外の同僚と会議していると、「ごめん、Distinctionの例文読み上げてる?(笑)」ってくらいDistinctionの単語を使ってきます

先述のget my head around だって何回聞いたか。Distinctionで勉強するときは、こんなまどろっこしい表現誰が使うんだろうって思うんですが、みんな本当に使っているんです。

アプリ版「Distinction」がおすすめ:検索・復習機能と美しいデザイン

Distinctionは紙の本とアプリ版の2種類がありますが、デザインが美しく使っていて気持ちの良いアプリ版がおすすめです。いつでもどこでもスキマ時間に学習するできるようにするのが継続には重要なので、スマホで使えるのが重要です。また、英語学習に欠かせない2つの機能が備わっています。

検索機能

後ほど私のリアルな使い方を紹介しますが、検索機能がついているのが大きいです。これどういう意味だっけ?とかこういう表現使いたいけどいいのがないかなーというのをサクッと調べられるのでおすすめです。

鬼の復習機能

アプリがしつこく復習を迫ってきます。忘却曲線を考慮して毎日どの単語をどれくらい復習するのかをアプリが勝手に決めてくれます。

iOS版のリンクはこちら。

「Distinction」の使い方:北米テック企業リモートワーカーの場合

実際に私がどのようにこの英単語帳を使い倒しているか紹介します。

朝:ほんの少量だけ新単語を覚える

私は一日5個の新単語を覚えるようにアプリを設定します。多すぎると嫌になってしまって結局放置されてしまうので、毎日数分で続けられるくらいほんの少量に設定します。私は朝トイレに入っているときにやります(笑)。

日中:Distinction単語が勝手に目と耳に入ってくる

一日過ごしていると驚くほど多くのDistinctionの単語を目にしたり耳にしたりすると思います。Slack上の会話や会議中など仕事中はもちろん、Netflixでドラマを見ていたって、映画館で映画を見ていたって、Spotifyで音楽を聴いていたって必ず見つかります。そして見つけるとちょっと嬉しい。

例えば、私の職場にはJasonという名のなんでもできるジェダイみたいな古株がいます。で誰かが冗談でJason of all tradeと言ったんです。これはおそらく全く理解できなかったでしょう、そう、Distinctionに会うまでは・・・

私はすでにJack of all tradeという言葉をDistinctionで学んでいました。これ、どうせ誰も使わなそうなニッチ表現だな〜と思ってましたが、しっかり(しかもちょっと捻って)使われてました。

ちゃんとジョークの意味がわかってみんなと一緒に笑えることがこんなに嬉しいことだとは・・・

日中:ちょっと試しに覚えた単語を使ってみる

日中、例えば同僚にSlackでメッセージを送りたい時なんか、言いたいことが先に日本語で思いついてしまって英語の表現がわからない、という時がたくさんあります。

例えば、上司に「○○の進捗はどお?」って聞かれて、「正直あんまり進捗がないっす・・」と答えるメッセージを書きたい場合。あーなんかDistinctionにこんな気の利いた表現があったんだよなぁ・・という記憶が頭の片隅にあったので、「進捗」という言葉でDistinctionのアプリから検索します。

すると、treading waterという表現が出てきて、例文も今回のシチュエーションにぴったりそうです。なので、「To be honest, I’ve been trading water…」と答えました。

書き言葉だとちょっと調べる時間的余裕があるのでこんな感じで新しい表現を試しやすいと思います。そして一度書き言葉で使うと、次は話し言葉で自然に使えるようになっています。こうして使える言葉の幅が少しずつ広がっていきます。

番外編:「Distinction」の遊び方

そして実は夫もDistinctionを愛用しており、たまに夫婦でDistinctionを使って遊んでいます。誰かと一緒に学ぶともっと楽しい。

Distinctionでラリーする

夫婦で会話するときに必ずDistinctionの単語を使うというもの。自然な会話として成立するようにしながらも、必ず1単語はDistinctionから使わなければならないというなかなか頭を使うゲームです。返答できなかった方が負け。

普通に会話している間にどちらかが勝手にDistinctionの単語を使うと、ゲームが勝手に開始されます。

相手を打ち負かすため、相手より少しでも多くの単語を覚えようとしてDistinctionの自主練に精が出るという仕組み。

Distinction早押しクイズ

Distinctionってちょっとサボると1日の復習量が軽く200単語とかに膨れ上がってしまい、そうなるとすぐやる気がなくなってしまいます。Atsuさんのような英語オタクであれば楽しんで毎日大量の英単語を回せるのでしょうが、私のような怠惰な人間には苦痛でしかないのです。

そんな時は夫を誘って、私のアプリを開き、先に答えられた方が勝ちという早押しゲームをします。ちなみにこの時は日本語を表示して英語を答えるようにしています。

そうすると2人でやってあっという間に200単語が楽しく復習できちゃいます。負けると悔しいですから、また明日から相手を打ち負かすべく、相手より多くの単語を覚えてやろうという闘志が湧いてきます。

でも正直、復習すべき単語が溜まってだるくなりDistinctionから足が遠のくのが一番避けたいことなので、ある程度溜まってしまったら、全部Easyを押して一旦タスクをクリアするのが一番良いと思います。

まとめ

と長々と紹介しましたが、実は私もまだ6冊あるうちの4冊目の学習中です。でも1冊やっただけでもやる前とは実践での英語のリスニング力・スピーキング力が別人になっていることを自分でも実感しています。

ネイティブが使う実践的な英語で苦労されている方、ぜひぜひDistinctionを試してみてください!


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