「AstarPass」 登録方法
概要
この記事では「AstarPass」の「取得方法」および「取得する意義」を解説します。
「AstarPass」は今後「Astar Network」を使う上で重要になってくることが予想されますので、今のうちに「AstarPass」を取得しましょう!
AstarPassとは
「AstarPass」は「Native Address」と「EVM address」を紐付ける役割を担っています。
これによって「Native Address」で「dApp Staking」をしているという情報を、「dApp」が動いている「EVM address」で把握できるようになります。
つまり「AstarPass」の保有者で、かつ「dApp Staking」をしている人は「貢献先」から「エアドロップ」等の特典を受け取りやすくなります。
(-ω- ?)ハテ?
と思った方へ。
以下の事例を参考にしてください。
例えば、あなたが「ArthSwap」を使っているとします。
「ArthSwap」は「EVM」上で展開されているので、「EVM address」(メタマスク等)を使ってユーザー認証をします。
一方「dApp Staking」で「ArthSwap」にステーキングする際は、「Native Address」(polkadot{.js}等)を使ってユーザー認証をします。
あなたは「ArthSwap」の利用者であり、かつStakingをする応援者でもあります。
「ArthSwap」の運営からしたら、一番ありがたい存在になるので、エアドロップ等をする際は、真っ先に対象とするでしょう。
ただ「EVM address」と「Native Address」は別々であることから、「ArthSwap」の運営者は「dApp」の利用者と「dApp Staking」の応援者が同一人物であるかどうか検証することができません。
この問題を解決するために誕生したのが「AstarPass」です。
「AstarPass」に登録することによって、「Native Address」と「EVM address」を紐付けすることができ、「dApp」の利用者と「dApp Staking」の応援者が同一人物であるかどうかを検証できるようになります。
これによって「AstarPass」の保有者は、「貢献先」から「エアドロップ」等の特典を受け取りやすくなるのです。
「Astar Network」の創設者である「渡辺 創太」氏も下記の通りTweetしています。
簡単に翻訳しましょう。
「AstarPassの本質は「Native Address」と「EVM address」を紐付けすることである」
ここからは私の推察ですが、
「AstarPass」の本質とは、特定の「dApp」に貢献した人が、正しい形で報われるようになることだと思います。
「AstarPass」をただ単に取得するだけでは、エアドロップ等の特典を受け取ることはできないでしょう。
取得方法
取得方法に関しては、こちらの記事を参考に説明しました。
#Build2Earn: Introducing AstarPass- Your Exclusive Pass on Astar Network
まず「AstarPass」の登録ページに移ります。
次に「Native Address」を接続します。
「Native Address」で使用しているウォレットを選択してください。
「Native Address」が接続できたら、以下のようになります。
次に「EVM address」を接続します。
ここでは「メタマスク」が指定されているので、「メタマスク」で接続してください。
「EVM address」が接続できたら、以下のようになります。
最後に、一番下のボタン「Register to AstarPass」を押します。
「Native Address」と「EVM address」で署名する画面に移るので、そのまま署名手続きを行います。
署名が完了した後、下記の画面のようになったら登録完了です。
補足
「AstarPass」がリリースされた直後に「Astarnaut」のFree mintキャンペーンが開催されていました。
こちらのキャンペーンは既に終了しているのですが、Twitter界隈で「AstarPass」と「Astarnaut」のNFTが同一のものだと勘違いしている人がいます。
こちらのTweetの通り「AstarPass」と「Astarnaut」のNFTは全く別のものです。
「Astarnaut」のNFTを保有していないと、「AstarPass」の恩恵を受けることができない訳ではないのでご注意ください。
まとめ
この記事では「AstarPass」の「取得方法」および「取得する意義」を解説しました。
「AstarPass」はリリースしたばかりなので、まだ未知数ではありますが、「Astar Network」を使う上では必須になってくるものだと考えます。
「Astar Network」上で展開される「dApp」のエコシステムが拡大した際に、貢献者として恩恵を受ける可能性が高くなるので、これを機に「AstarPass」を取得してみましょう!